PlayStation mk2 :: Another Century's Episode：R(アナザーセンチュリーズエピソード R) レビュー

Another Century's Episode：R(アナザーセンチュリーズエピソード R) レビュー

発売元	バンダイナムコゲームス（オフィシャルサイト）
発売日	2010/08/19
価格	8,379（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon ／ニュース
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：ロボットアクション ■ プレイ人数：1人 ■ 限定版：9,240円

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
1pt	4pt	4pt	1pt	1pt	0pt	2pt

総合点
27pt

GOOD!

グラフィック
PS3のロボゲーはやってないので比較は出来ませんが普通に綺麗です

音楽
カスタムサントラ使用可能。燃えロボット物と非常にマッチします
今後のスパロボなどでも標準搭載して欲しいです

参戦作品
スパロボ未参戦のギアスやマクロスF、初声付きのフルメタは非常に魅力的でした
サイバスターやνガンダムなど、古参ファンにも嬉しい機体がいます

BAD/REQUEST

快適さ（これが今回一番酷いです）
・シナリオデモ
説明過多な上に長いです
前作までは戦闘中に喋ってたこともデモ＆フルボイスでやるので長ったらしいです
スパロボでの戦闘前会話をアクションゲームにそのまままるっと何の工夫もなく入れてしまった感じです
一部飛ばせないムービーがあります
「このシステムを考えたやつは誰だぁっ」と雄山先生に怒鳴られるレベルです

・テンションゲージ
貯めるのが面倒、全武器共有のため燃費のいい武器しか使わなくなる
その上演出込みでいちいち立ち止まって攻撃、その間にフルボッコ
なぜ前作のサブウェポンシステムからこんなのに変更したのか理解に苦しみます
このシステムを考えたやつは以下略

・チェイスモード
一言でいうとしょっぱいシューティングゲームです
違うな、間違っているぞ。ACEに求めているのはそんなゲームじゃない

・巨大ボス戦
特定部位を壊して、コア出して、また復活する特定部位を壊して…の繰り返し×4
格闘を挑むと弾かれるので、格闘機は産廃になります

・格闘
複雑なコンボ制になってます
格ゲーならまだしも、忙しいアクションゲームではストレスにしかなりません
モーションは全体的にとろくさいです

・機体性能
全部だとキリが無いので、初回プレイしたギアスの感想を
（紅蓮聖天）
作中で猛威を振るったワイヤーや気円斬モドキは、低性能単機対象攻撃
正直暁のほうが強いです
（ランスロットアルビオン）
作中で猛威を振るったエナジーウイングが単なるホーミング攻撃。これも足を止めて撃つ
正直暁のほうが以下略
（蜃気楼）
使いやすい範囲攻撃一切無し

なんというか、原作の無双っぷりが嘘のようで、使ってても全く面白くなかったです
全体的に範囲攻撃は削られてますね。そのくせ敵は沸いてくる、と
僚機サポートの範囲攻撃は便利ですがあんなもの何の爽快感もありません

満足感、熱中度
前作では色んな条件をクリアで入手だった隠し機体が、全て周回入手。だるい
そしてユニット＆パイロットポイントカンストバグの存在
バグを使わないにしても非常にやる気を削がれます

COMMENT

ACEは2、3プレイ済み。参戦作品にひかれて購入しましたが
完全に期待ハズレの出来でした。やっててストレスがたまります
PS3初とはいえ、何故通算4作目でこんな不満点の多いゲームになったのでしょうか

売り文句にスパロボスタッフ参入というのがありましたが
たるいシナリオ、アクションに不釣り合いの演出と
どこまで関わったのかは分かりませんが、スパロボの悪い部分ばかり持ってこられた感じです

チート呼ばわりされるギアスのKMFが弱かったり、マクロスFの盛り上がるべき戦闘がムービー垂れ流し操作不可だったり、キャラゲーとしても不出来です。ストフリinキラさんはいつものごとくバランス調整ミスじゃないのという勢いで猛威を奮ってましたが…

興味のある方は安くなってからの購入をおすすめします