PlayStation mk2 :: 戦国BASARA3 レビュー

戦国BASARA3 レビュー

発売元	カプコン（オフィシャルサイト）
発売日	2010/07/29
価格	6,990（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(廉価版)
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：スタイリッシュ英雄（HERO）アクション ■ プレイ人数：1〜2人【廉価版】 ■ 発売日：2011/06/02 ■ 価格：2,990円

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	3pt	4pt	3pt	4pt	4pt	1pt

総合点
71pt

GOOD!

戦闘システムが前作から改善され固有技４つ＋固有奥義(3種類の内１つから)の
５つの技でプレイでき、戦闘の幅がかなり広がり自分のプレイスタイルで楽しむことができる。
各キャラの個性がしっかり出ており、モーションにかぶりが無く、
どのキャラを使用しても楽しいです。

爽快感は抜群に良いです。特に戦極ブーストを使用して敵をスローモーションしてからの
連続攻撃を叩き込むとヒット数がグングン上がります。
この上がり具合がすごく爽快です。

戦国ドラマ絵巻では各キャラでストーリーが幾つにも分岐されていて
同じ武将で何度でもストーリーが楽しめます。
今までのBASARAに比べてかなりシリアスな内容ですが、個人的には楽しめました。
（しかしシリアスな故にBADな点もあり。詳しくは後の記述にて…）

音楽は全体的に良かったです。やっぱりTM.Revolutionの曲は燃えます！
エンディングの逆光もとても素晴らしいですね！

BAD/REQUEST

関が原の戦いという設定だからでしょうか・・・？
今回前作からキャラクターがNPCまわり、そして大幅リストラされています。
前作のプレイアブルキャラの数が多かった分、どうしても物足りなさが否めません。

そして一部のNPC武将のあからさまな手抜き。
前作の感情なしの腹話術状態が解消されたのは使用キャラと物語に関わってくる敵武将で、
物語に関わらない尼子、佐竹、宇都宮などは相変わらずの腹話術っぷり。
ここはしっかり最後まで作りこんで欲しいと思いました。

GOOD！で挙げさせていただいたストーリーがシリアスな点は悪くありませんが、
戦国BASARAシリーズならではの史実にとらわれない(というか無視？)の
ぶっ飛んだ設定があまりありません。
前作にあった戦隊モノ？な五本槍や、筋力金力うるさい本願寺顕如みたいな
バカっぽい強烈キャラがいませんでした。(せいぜい大友宗麟のザビー教くらいです。)
このBASARAのぶっ飛んだ設定が好きだった自分にとっては残念です。

COMMENT

前作に比べるとどうしても不満な点が多く目立ちます。
しかし、１つの作品としてみると良作に感じる内容でした。
恐らく開発側も色々試行錯誤したんだなぁと感じました。

他のレビュアーさんの評価にも納得です。好き嫌いがはっきり分かれるでしょう。
購入を検討されてる方は色んな方のレビューを見て決めたほうが良いと思います。

もし新作がでるとしたらリストラキャラを復活して欲しいですね。

【21型HDTV、HDMI端子使用】