PlayStation mk2 :: End of Eternity(エンドオブエタニティ) レビュー

End of Eternity(エンドオブエタニティ) レビュー

発売元	セガ（オフィシャルサイト）
発売日	2010/01/28
価格	7,980（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(廉価版)
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：RPG ■ プレイ人数：1人【廉価版】 ■ 発売日：2010/12/09 ■ 価格：3,990円

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	2pt	3pt	4pt	2pt	1pt

総合点
65pt

GOOD!

皆さんが書いてある通り、非常にシステムが斬新。王道ＲＰＧには飽きたって人には是非オススメ。

理解するまで慣れは必要ではあるが、操作自体はシンプルなのでアクション系は無理って人でも問題ない。

理解していき、応用した動きも出来る様になる頃には戦闘から逃げる選択肢はなくなるぐらい戦闘が楽しくなります。

キャラクターが主人公、サブキャラ共にかなりいい味を出しており、コメディパートのイベントはなかなか面白い。声優さんは結構豪華。

また主人公３キャラ共にそれぞれの見せ場があるのもいい。皆それぞれ成長していきます。

武器の強化システムはハマる。

このゲームは武器を強化すること「でしか」攻撃力が上がっていかないので非常に重要。
強化すれば強化するだけ効果が目に見えて分かるので強化する楽しみが大きい。

パーツの素材集めにミッションそっちのけで勤しんでました。

BAD/REQUEST

大小色んな点があると思いますが、個人的に感じた大きな点ではストーリー（というか表現方法？）と戦闘システムのバランスですね。

本作はチャプター制（ショートストーリーを順にクリアしていく）なのですが、ムービーシーンは基本的にチャプターの最初と最後に短いものがあるだけ（例外あり）なので、難解なストーリーに対して心理描写や人間関係、黒幕の目論見等、説明不足な気がします。

なんせ中盤くらいまではただのお使いをこなすだけのお話のあと、何の脈絡も無く暗部の人間の独白のムービーが入るとかそんなのなので、その時点では意味不明。

その後終盤であまりにも一気に話が進むため、中盤までの意味不明だったムービーの内容を思い出すことが出来なければ全く話に付いて行く事ができない。

また、しっかり見ていても謎が解けていない部分もある。

戦闘システムのバランスとしては、後半になって銃のカステムが仕上がってくると、敵の数が２体以下の場合、負ける要素が無くなる点。

細かく書くと長いので割愛しますが、ゲージクラックというシステムを上手く駆使すればラスボスだろうが隠しボスだろうが１度も攻撃させることなく勝てます（！）。

敵が３体以上だと通用しなくなるので、特に隠しダンジョンは隠しボスが死ぬ程弱く、ザコ戦の方が10倍はムズいというおかしな現象が起こります。

細かな点では闘技場の作業、ＩＡの時に壁にぶつかる判定が謎、投擲＆特殊弾の空気っぷり、ゼファーの中二…等などありますが、この辺は個人的過ぎるので割愛。

COMMENT

個人的な全体の評価としては買って損無し。オススメです。

ですがストーリーとシステムの難解さでとっつきにくいかも。人を選ぶでしょう。

キャラクターは満点に近いと思います。いい意味で予想を裏切るキャラ達ばかりです。

戦闘が面白いだけにバランスが悪いのは残念。特に終盤のボスにあっさり勝てちゃうのが…
せめて引き継ぎ要素が難易度を変えても出来ればよかったのに。

あと銃が好きだからやってみたいって人は無理かも。
銃の数がそもそも少ない、有名な銃しかない、現実的にはありえなさすぎるカスタマイズとなってます。