PlayStation mk2 :: NARUTO−ナルト− 疾風伝ナルティメットストームジェネレーションレビュー

NARUTO−ナルト− 疾風伝ナルティメットストームジェネレーションレビュー

発売元	バンダイナムコゲームス（オフィシャルサイト）
発売日	2012/02/23
価格	7,330（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：忍道対戦アクション ■ プレイ人数：1〜2人(オンライン時2〜8人)

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	2pt	2pt	4pt	4pt	3pt	3pt

総合点
67pt

GOOD!

○ストーリーモード
何よりうれしいのがアニメムービー。10人の各ストーリー毎に始まりと終わりに挿入されるので原作ファンには嬉しいサービス。モード自体はテキストを読んでバトルしての連続なのであっさり気味だがテキストはスキップ可で全10個のストーリーモードも3、4時間あればクリア可能。

○使用可能キャラクター
なんと今作では70人以上のキャラクター、原作で言う第4次忍界大戦前までの戦闘描写のあるキャラは大体使用可能。ナルトの九尾チャクラモードやサスケの須左能乎、また過去編に登場する仮面の男も参戦しており、やはりファンには嬉しいところ。

○戦闘システム
ナルティシリーズをプレイしたことがある人はすぐに慣れてくる操作性。○ボタン連打やその間のスティック倒しで簡単にコンボが発生し、演出も凝っていて格好いい。奥義も他の格闘ゲームに比べて簡単に出すことが出来るので小さい子供でも簡単に操作出来ます。さらに体力が一定値にまで下がると△ボタン長押しで覚醒が可能。覚醒時は姿や攻撃方法が変わるキャラが多く、そこから逆転も可能。また前作までの変わり身システム（チャクラを消費して敵の攻撃を完全回避し敵の後方に瞬時に移動する）は調整され、変わり身ゲージなるものが搭載。最大で4回までの変わり身が使用可能で、時間が経つにつれてゲージが回復。前作までのような変わり身合戦にはなりにくくなったので○。

BAD/REQUEST

○ストーリーモード
2のようにRPG風にはなっておらず、2のようにボス戦で特殊な演出は一切ない。そしてシリーズ恒例ではありますが対戦時にやたら制限（奥義使用不可や覚醒使用不可）が付くという鬱陶しさ。普通に戦わせてくれと何回想った事か。また腹が立つのが相手の攻撃力＋αという謎の仕様。何で不利な状況下で戦わなくてはならないのか。

○使用可能キャラクター
とにかく多いキャラ数ですが、サポートのみで使用不可のキャラが何人かいる。音の四人衆は以前のナルティシリーズ（ストームではありませんが）に出ていたのに使用不可。

○オンライン対戦
そこまでして勝ちたいのか？と思わざるを得ない戦法を使ってくる人が多い。単に私の腕が足りないとは思う部分はありますが、強いというよりはせこいという印象が強い。

COMMENT

ナルトが好きなのでナルティシリーズは大体プレイしていますが、今回は少年期と青年期のキャラが使用可能というのが大きな魅力だった。キャラ数は多いし、原作ファンなら買って損はない出来。
ナルスト3も発表されましたが、あちらはまたストーリーモードといった演出に力を入れている様子なので（九尾戦など）2のストーリーモードが好きだったという方は3まで待つのも手かと。恐らく第4次忍界大戦に入ってからのキャラが出る可能性も高いので。