PlayStation mk2 :: ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド3 レビュー

ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド3 レビュー

発売元	セガ（オフィシャルサイト）
発売日	2012/04/19
価格	1,000（税込）
レーティング	【Ｄ】17才以上対象(CERO について)
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タギングトップ3
タイトル概要	■ オンライン配信専用 ■ ジャンル：ガンシューティング ■ プレイ人数：1〜2人 ■ PlayStation Move：対応

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	4pt	1pt	3pt	4pt	3pt	4pt

総合点
64pt

GOOD!

[ずっと遊びたかったHOD3]
　HOD3は当時XBOXでしかリリースされなかった。その頃XBOXを日本で持っているのはかなりのマニアだったろうし、自分も中学生だかそのくらいだったのでとても購入できなかった。そのHOD3がとうとうPS3で、しかも1000円で遊び放題だというのだからたまらない。

[シリーズ最高レベルの雰囲気]
　HOD3の魅力は何といってもこの雰囲気。全体的におとなしめになってしまった4と比較すると素晴らしい出来。BloodをExtremeにすれば手足が欠損し、胸には風穴が空く。ロケーションは研究所タイプのものが多いが、個人的にはゾンビゲーの研究所は大好きなので文句無しだ。

[爽快感満点のゲームプレイ]
　当時XBOX版のパッケージの裏側に書かれていたキャッチコピーがコレ。「吹き飛ぶ肉片！飛び散る体液！」まさにその通り。ゾンビゲーでガンシューと来たもんだから、とにかくコレに尽きる。難易度やらなんやらは半分無視で、とにかくゾンビを撃ちまくる爽快感があれば遊んでいて気持ちが良いものだ。

BAD/REQUEST

[SEを重ねられないとか何時の時代のゲームだ?]
　とにかくがっかりしたのはコレだ。ゲーム開始直後にショットガンを連射した時に射撃音がダブらない時点でもう萎えてしまった。あらゆる効果音がそうで、音がブツブツ切れまくってせっかくの雰囲気がぶち壊し。もうちょっといい移植はできなかったのだろうか。

[アナコン操作では超マゾゲー]
　良くも悪くもアーケードのガンシュー。そのためスティックでのエイムには限界がある。HODシリーズ恒例の大量の弾を吐き出すボスでは地獄を見るハメになる。一応BADのほうに書いたが減点要素だとは思っていない(長所では無い、というだけ)。そもそもそういうゲームなのだし、むしろ家庭向けに変な調整なんかを加えられる方が不快だろう。

COMMENT

　個人的に減点するのは効果音を重ねられないという時代遅れなレベルの移植だけ。グラフィックには全く不満がないし、当時重すぎて腕をパンパンにしたショットガンコントローラーを握った時を思い出す出来。
　追加要素など微塵もないし(一応タイムアタックモードはあるが、2のようにミッションを遊んだり武器を変えたりといったことは出来ない)、アーケード版そのままの内容を受け入れられないのならば買うべきではない。以前にPS Plusでフリープレイがあったので、またいつかやるかもしれない。1000円払うのはもったいないが、ちょっと触ってみたい、という人はそれを待ってみてはいかがだろうか。

　ちなみにアーケード版のファンで今すぐゾンビ共をショットガンで撃退したい諸兄は今すぐ購入しよう。10クレジット分で永久に遊べるぞ。