PlayStation mk2 :: セインツロウ IV ウルトラ・スーパー・アルティメット・デラックス・エディションレビュー

セインツロウ IV ウルトラ・スーパー・アルティメット・デラックス・エディションレビュー

発売元	スパイク・チュンソフト（オフィシャルサイト）
発売日	2014/01/23
価格	5,980（税込）
レーティング	【Ｚ】18才以上のみ対象暴力犯罪 (CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(超完全版) ／改訂版の設置基準について
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：オープンワールドスーパーアクション ■ プレイ人数：1人（オンライン時：1〜2人） ■ 必要HDD容量：4,600MB以上（インストール必須）【セインツロウ IV 超完全版】 ■ 発売日：2015/04/16 ■ 価格：4,298円通常版にDLCを同梱した廉価版です。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
1pt	1pt	3pt	2pt	2pt	2pt	2pt

総合点
38pt

GOOD!

◆相変わらずのつっ走り感
今回も前作と変わらず、ネタ満載の路線です。
とくに道中のファイナルファイト的な２Dアクション演出や、ファミコン時代の選択式アドベンチャー、メタルギアネタなどなど、要所要所にネタが散りばめられていて楽しめました。
そして全体の雰囲気は気持ち良いくらいマトリックスのパクリです。

ただ、残念ながらgoodなポイントはこのくらいです。

BAD/REQUEST

◆とにかく雑！
前作が大変良かったのに、今回はどーしちゃったの？ってくらい全体的に雑です。
グラフィックも雑、敵の挙動も雑、ストーリーも雑、ミッションの種類も雑、
もうエンディングなんてちょっとひどすぎです。
雑っていうのは、「とりあえず中身薄いけど水増し用に詰め込んどけ」って感じがするってことです。量はあるけれど、そのどれもが同じような内容だったり、内容が薄かったり。
グラフィックに関しては、終始暗い画面で、前作より悪化してるとすら感じました。

そもそも、MAPやカスタマイズ（これが一番残念だった）や武器・乗り物など、ほとんどが前作の使い回しなんです、
この内容であれば、DLCで1000〜2000円くらいで出すのが妥当かと思いました。

◆スーパーパワー
今作の売りである要素ですが、プロトタイプという洋ゲーそのまんまです、
真新しさもなければ、これといって操作性も良くないし、そもそもこの要素が今作の寿命を縮めているような気すらします。なんでも出来ることで、なんにもやる気が起きなくなります。
そもそもやることと言ったら青く光るパワーアップアイテムを、楽しくもないのに集めることくらいですけど・・・。

上記の理由からオリジナリティとグラフィックは１点です。

COMMENT

前作が大好きだった自分にとっては悲しい出来です、日本での発売を楽しみにしていたのに・・・。

ゲームとしては楽しくないわけではないです、
ただこのゲームを評価するわけには行きません、
元々完成度の高かった前作に、適当に作った要素をペタペタくっつけまくって、
「新作のナンバリングタイトルです！」
っていう姿勢は評価出来ません。

次回作はオリジナリティ溢れる「新しい」セインツロウが遊びたいですね。