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GOOD!

多くのジャンプキャラ達が参戦しているところ。
『ドラゴンボール』や『ONE PIECE』といったメジャーな作品から、『北斗の拳』や『聖闘士星矢』といった80年代のジャンプ黄金期の名作まであります。
それらの作品から多くのキャラ達がバトルキャラやサポートキャラとして参戦しているのは、非常に嬉しい。

あまり難しくない操作で対戦できるところ。
元々の操作はそれほど難しくはないのですが、それでも救済措置として「かんたん操作」の設定があります。
「かんたん操作」をONにすれば、技を決めるのもやりやすくなるので、より操作しやすくなります。

自由に対戦できる「フリーバトル」では、対戦の設定が細かくできるところ。
参戦キャラの決定やCOMレベル（CPUの強さ）だけでなく、体力量や時間制限の長さなども調節・設定することも可能。
こうした仕様のおかげで、手軽に対戦を楽しむことができます。

BAD/REQUEST

今作の参戦キャラについて、偏りがあるところ。
『ONE PIECE』ではゾロとサンジがいなかったり、『魁！男塾』の江田島平八がサポートキャラでの参戦だったりと、首をかしげたくなる人選がいくつかあります。
未登場作品についても『シティーハンター』や『キン肉マン』が出ていないなど、他のジャンプ作品の未登場について残念に思う点もありました。

ストーリーモードである「Ｊアドベンチャー」がまったく面白くない。
ストーリーの内容自体が特に意味も無く唐突に展開していくばかりで、キャラ同士の駆け引きや対話に対する面白味が感じられません。
ネタばれ防止のため詳しくは書けませんが、エンディングを迎えても作中の多くの要素は不明なまま終わってしまうので、達成感もありませんでした。
途中途中でやる羽目になる対戦についても、同じような対戦をひたすら繰り返すばかりなので、非常にダレやすい。

個人的に『北斗の拳』が、かなり冷遇されているように感じました。
どのキャラもカードなどのイラストはセルアニメ調の絵で描き起こされているのに、ケンシロウとラオウだけ３Ｄグラフィックの描写のまま。
「Ｊアドベンチャー」で大した活躍が無いのはまだしも、『北斗の拳』の政界感を体現した専用ステージが今作にはありません。
更にはカードの内容ですら、かなり有効性の低いものになっているので、非常に残念でした。

トレーニングモードのような練習できるモードが無いところ。
格ゲーのようにプレイの練習をしたかった。

COMMENT

32型液晶TV・HDMI端子使用。

たまたま新品1900円ほどで売られていた今作を購入しプレイ。
今作の評判についてはプレイ前からいろいろ聞いていたので、クリアしてもそれほど面白いという作品ではありませんでした。

ですが、操作がそれほど難しくないこともあり、「フリーバトル」での対戦についてはそれなりに楽しめました。
ジャンプのゲーム作品については過去にNDSの『ジャンプアルティメットスターズ』をプレイしたことがありますが、個人的には今作の方が面白くとっつきやすいと感じました。

「Ｊアドベンチャー」目当てでプレイするのはオススメできません。
好きなジャンプキャラを操作して、純粋に対戦を楽しむ名目でプレイするのがオススメです。