PlayStation mk2 :: ティアーズ・トゥ・ティアラ花冠の大地レビュー

ティアーズ・トゥ・ティアラ花冠の大地レビュー

発売元	アクアプラス（オフィシャルサイト）
発売日	2008/07/17
価格	7,140（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(廉価版)
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：AVG+S･RPG(アドベンチャー＋シミュレーションRPG) ■ プレイ人数：1人【廉価版】 ■ 発売日：2009/07/16 ■ 価格：2,940円

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	5pt	5pt	4pt	3pt	2pt

総合点
81pt

GOOD!

■オリジナリティ
よくあるタイプのS-RPGですが
・チェーンストック
・ブースト攻撃
・エレメントサイクル
・リーダースキル
などはうまく融合してると思います
■音楽
素晴らしいですね
「初源の歌」「Tear to Tiara 凱歌」「末期の言葉」など個人的には名曲ぞろい
特に「初源の歌」は発売前のムービーで流れてて聞いた時にいい曲だなと思い購入するきっかけの１つにもなったくらいです
これらが使用されるイベントシーンにもすごく合っています
音楽に関しては上の３つ以外も出来がよく今までプレイしたゲームの中でもトップクラスの出来です
■熱中度
ストーリー展開が面白く１周目（ノーマル）は先が気になって傭兵の育成などあまりしなくともクリアできたんですが２周目（ハード）は結構な手ごたえがありそれなりに考えないとクリアがキツいレベルなので今度は戦闘自体も楽しんでます
私は１周目はストーリーを楽しみ２周目は戦闘部分を楽しんでるって感じです
あまりS-RPGが得意でない人もノーマル（イージー）ならアドベンチャー部分に集中できると思います
■満足度
ちょっと価格は高いですが個人的には満足してます
２周目をやる気にさせた時点で価格的には十分もとはとれたと思ってます（ストーリー自体は２周目も変わらないのでこれは人に寄りますが・・最初からハードでやった人は１周目で事足りるかもしれませんね）

BAD/REQUEST

■グラフィックス
PS3では普通のレベルですね
OPのアニメの出来が粗いです（微妙にネタバレも含んでますし・・）
3Dマップやイベントシーンなどはそれなりにキレイですが傭兵の外観が各系統（戦士系・魔法系）で男女一種類しかないのはどうかと思います
転職しても色が変わるだけですし装備武器によりグラフィックが変わるのは良いのですが色違い使いまわしもあります
キャラクターのモデリングや必殺技のシーンなどはよく出来てると思います
■快適度
マス目の表示がないので自分や敵の行動範囲の点で若干わかりにくい
戦闘シーンがスキップできないのと敵の使用魔法を見たい時にわざわざメニューの部隊情報から見ないといけないというのは面倒くさい
アドベンチャーパートがあまりにも長いところがある（特に冒頭）
一応随所でセーブは出来ますがあまりプレイ時間がない人に関してはアドベンチャーパートのみで終わる事もあると思う

COMMENT

PC版未プレイでノーマルとハードをクリア済（イージーはやってません）
プレイ時間はノーマルで約７０時間・ハードで約９０時間（既読やセリフスキップは使ってません）
ハードに関しては難易度ですんなりいかないのはもちろんフリーマップでの傭兵育成やレアアイテム収集なども入って長くなってます

ストーリーに関しては意外性はあまりなく王道的な感じで元が美少女系ゲームという事もあり人は選びますが純粋に引き込まれます（イベントの中には別ゲーム？と思わせるくらいノリが軽いところもありますが個人的には面白いのでオッケーですｗ）
「サクラ大戦」みたいにアドベンチャー部分でヒロインらの好感度みたいなのがあって好感度を上げないと見れないイベントがあるとかなら文句ない熱中度とやりこみ度だったんですが・・ストーリー上それがちょっと難しいのもわかる気がします
（アドベンチャー部分に関しては１周目でほとんどのイベントとCGが埋まります）

最近は無駄にシステムが複雑でゲームバランスが極端なのが多い中このゲームはアドベンチャーとS-RPGのどちらから見ても楽しめると思います
キャラ絵などで嫌悪感を感じなくこのジャンルのゲームが好きならおすすめです

ちなみに難易度はハードにすると４になると思います（２はノーマルをやって感じた難易度です）