PlayStation mk2 :: WORLD SOCCER Winning Eleven 2009 レビュー

WORLD SOCCER Winning Eleven 2009 レビュー

発売元	コナミデジタルエンタテインメント（オフィシャルサイト）
発売日	2008/11/27
価格	7,980（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon ／アニバーサリーBOX
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：サッカーゲーム ■ プレイ人数：1〜7人(オンライン対応：1〜4人) ■ ウイニングイレブン×UEFA Champions League アニバーサリーBOX：46,980円

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	2pt	2pt	4pt	3pt	1pt	3pt

総合点
54pt

GOOD!

絶賛できるほどのいい所は「ない」に等しい。
ややビカム・ア・レジェンドモードが評価できる程度。
マスターリーグ等に比べ、一人の選手を少年時代から操作し、
育成できるのは感情移入しやすく、やり応えがあると言える。

＜その他＞
・選手名やスタジアム、その他、文字の表記が小さすぎず、見やすい。
・シュートの伸びや軌道が多少リアルになったか？

BAD/REQUEST

９以来の購入でしたが、ビジュアル、モーション等を除けば、
ＰＳ２時代とほとんど変わっていないなという評価。
どの掲示板やレビューサイトのどこにでもあるように、
本当に３歩進んで２歩下がる的な製品と言える。

最も評価が低い理由は「快適さ」という点に関して。
俗に言う「コナミエフェクト」が今作もかなり発揮されている。
製品の革新、改良よりも開発陣はこれをいかに調整するかに力を振り絞っているのではないかという気がするほど。

＜具体例＞
・自チームの横パスは受けてよりも出し手が再び走った方が近いくらいの距離にしか出さないことが頻発する。
・難易度を上げるとＣＯＭが強くなるのではなく、自チームのＡＩの知能が低下する仕様。
・連戦連勝をすると、調整により半強制的に負け試合に持ち込まれる。
・自チームの選手が後方からのタックルしまくりで、勝手にイエローカード、もしくは一発レッドになる。
ひどいときはＣＬ決勝、開始５４秒でＤＦがレッドカードをもらいました。
・それなのにＣＯＭ側の同様のファウルは「おーっと審判、笛を吹きません！」とジョン・カビラ氏の実況とともにほぼスルー。
・カーソルチェンジしたい選手に行かずに、必要ない選手にばかり切り替わる。
・自チームＤＦがゾーンディフェンスの意識が強すぎて、自分の守備ゾーン以外はたとえ他の選手が抜かれても、ぎりぎりになるまで守らない場合がある。
・自陣側で数的有利でつなぐことができるのに、勝手にクリアされる。
・逆に自陣側に数的不利なのに無理につないで、カットされピンチを招く。

などなど、内容盛りだくさんです。

COMMENT

上記のようなエフェクトに耐えられる、もしくは気にならない方は、
オンラインやビカム・ア・レジェンドやＣＬモードもありますし、
価格相当のコストパフォーマンスは得られると思います。
私は不満を言いながらも、サッカーゲームが好きなのでやってます。
「ウイイレが本当にリアルなサッカーを表現してるか」は別ですが。

これらのソフトは自作が発売間近になるまでは買取価格もある程度高価で推移しますので、
興味のある方は上記のような不満点を多少、大目に見て実際プレイしてみるのも一つの手かなと思います。

３２インチＨＤＴＶ使用