PlayStation mk2 :: PS4/PS3/PS2評価レビューサイト

GOOD!

・これぞホントのRPGという圧倒的自由度！そして最高のエンターテイメント！
なんと物語は母親の子宮から出てくるとこから始まる。
そして成長・・・もう一人の自分を体験できます。
人助けをする善人、盗み・殺しを楽しむ悪党、敵対するコミュニティを仲直りさせる中立の立場の人間になるのもすべてプレイヤー自身にゆだねられる！
メインクエスト・サブクエスト・ミニクエスト・ランダムクエストなど膨大なミッションがあり、ストーリに関係なく自由に広大なマップを探検できます。
仲間も何人か用意さてれており、カルマ（善人・悪人など）により仲間にできる奴・できない奴と別れてたりします。

・一番の特徴は戦闘システム：FPSとRPGの融合（アクション風味RPG)
自分で対象を狙い打つFPSとVATSというターン制攻撃みたいなのを組み合わせ戦うとこが斬新だった。多数の強敵を相手にするときはこの二つのシステムをどううまく使うのかという戦略が生き残りを左右します。ここがこのゲームのおもしろさを引き立てていると思います。
武器も銃・ライフル・ロケットランチャー・グレネード・ビームライフルなどいっぱいあり、
剣と魔法というオブリビオンの世界になじめなかった僕も楽しめました。
あとこれは人によってGOOG/BADに分かれるかもしれませんが、
フォールアウト3の世界では武器の命中率というのがネックになります。FPS視点のとき明らかに敵を狙い打ちしてるのに外れるときがある（命中率という観点があるため）

・なんといってもイカレた世界観！
舞台は核戦争によって荒廃した近未来の世界・・・
それぞれのコミュ二ティ―で対抗しあう人間、核によって生まれた人間狩りをする凶悪な
ミュータントや核汚染の恐怖のなか必死に生き残ろうとする人々・・
そこで君はどういう生き方をする？
レイダーというモヒカンのヒャッハー集団のアジトやミュータントのアジトに潜入すると
人間がとんでもない状態でオブジェ？のように飾られていたりとかなりイカレた世界観です。
日本版は人間の人体破壊や一部ミッションが規制されているとはいえ、かなりグロい表現があります。なのでこれは人によりGOOD/BADに分かれるでしょう。

・オブリビオンの欠点を克服しつつ、オブリビオンのノウハウを引き継ぐゲーム性
オブリビオンの製作会社が製作したゲームで話題のフォールアウト3ですが、オブリビオンの欠点であった感情移入しがたかった醜いキャラクター作成が改善されています。性別・人種・髪型まで自由にカスタマイズできる。自分で作るのが面倒な方もランダムである程度出来上がった顔をいくつか選べ、そこからカスタマイズでき簡単に完成できます。
また視点は一人称・三人称でのカメラワークまで自由に設定できるとこはすばらしい！
しかもフルボイスでしゃべる、ラジオのDJから人の立ち話・敵の独り言まで日本語で聴ける。
もちろんオブリビオンのいいとこはしっかり引き継いでいて
難易度は五段階からいつでも選べるし、どこでもセーブできます。

・グラフィック
核戦争によって荒廃した世界が舞台なのでボロボロな建物がいっぱいで寂しい気もしますが
グラフィック自体はとてもキレイ。水（汚染されているけど）や太陽の光がまぶしく美しい！
こだわる方はどうかわかりませんが一般的な人ならキレイに感じるかと。
ちょっとしたとこでも細部まで作り込まれていてびっくりする。
そして地下や見知らぬダンジョンは暗くて不気味、どこかホラーゲームのように
この先にいったい何があるんだろう、とびくびくしながら進んでいく感じもたまらない。

・システム：経験地を得てレベルアップ！
敵を倒す・ミッションクリアにより経験地を得てレベルアップし、自由にスキルを振り分け、特殊な能力も自分で選択肢から選び自分だけのキャラクターを作り上げていく楽しみがあります。ただしレベルの上限は20までなので最強の人物は作れない（逆にじっくり考えキャラを育てる楽しみがあると言えるでしょう）

BAD/REQUEST

・あまりの独創的でおもしろい世界感のためプレイしてると欠点は別に気にならないが・・・
あるキャラがいつの間にか消えてたり、PIPBOY(ステータス画面)が異常に発光して文字が見えなくなったときもあったり、ほかにもフリーズなどのバクが多いということに尽きる。
これはいくつかセーブデータを作る・オートセーブを切るなどして対処すれば問題ないです。

・音楽・移動手段・マップはお世辞にも快適と言えない
ラジオから流れる60年代的な音楽やDJのおもしろいしゃべりが聴けるのだが曲のバリエーションに欠ける。ラジオを切っていると風の音だけなのでちょっとさびしいかな。
移動は徒歩のみ（一度行ったとこはワープが使える）なのでずっと歩いていると単調。
ダンジョンの中でのマップがかなり見にくい。迷うと何度もPIPBOY（ステータス画面）を開いて確認しながら行かないといけないのでイライラするときもあった。

・結局・・・欠点は人を選ぶゲームということ
他にもちらほら気になるとこはありますが、プレイしてるとあまりのおもしろさ・中毒性のため欠点なんぞどうでもよくなります。
むしろ制作した方々にここまで作り込んだゲームを作ったことにお疲れさんといってあげたい。
ゲームの世界観もこれを作った制作者たちも完全にイカレ野郎だ（もちろん褒め言葉）
なので一本道のゲーム・ありふれたゲームを求めている人には受け入れられないと思います。
GTAですらこれが自由度？という疑問が湧きあがるほど。
ヘタするとなにをやっていいかさえわからない自由度の高さ⇒これがGOOD/BADに分かれるかな。
ひかれたレールにとらわれない自由度を求めている人やイカレた奴らがわんさかいるヒャッハーな世界が好きな人には一生の宝になるでしょう。

COMMENT

わたくしごとですが高校生から音楽にハマって以来6〜7年ほどゲームをさわっていなかった大学生が暇つぶしに最近ゲームに手を出したのですが,睡眠時間を削ってまでハマるとは思いもしませんでした。一応メインクエストを終え、感動のあまり勢いでレビューを書いた感じです。
攻略サイトを見てみると入れるダンジョンは100以上あるようです。まだ半分も見つけてないようです。50時間以上やっているので完全制覇するには100時間を超すかと。
ここ1年でやったゲームのなかでダントツのおもしろさ、これは買いでしょう！

ここの製作会社が以前作ったオブリビオンは初の洋ゲーだったからか、クセの強さ・欠点の多さが目につき序盤であきらめました。が、Fallout3はどっぷりハマりました、オブリビオンがダメだった人も挑戦する価値はあると思います。

・最後にこれからプレイする方にヒント
Fallout3は序盤が鬼門です。最初は弾薬やお金が少なく、体力を回復するベッドがある持ち家がないので体力を回復するには宿に泊まらなければならずお金の面などでとても苦労します。
一番最初に到着するであろうメガトンで爆弾を解体するミッションをクリアすると家がもらえます。しかしこれには一定のスキルが必要で最初では無理でしょう、そこで店でメンタスというアイテムを買い使うと一時的にExplosivesのスキルが強化され最初でも爆弾解体ができる場合があります。家がなく苦労している方は試してみては。