PlayStation mk2 :: PS4/PS3/PS2評価レビューサイト

GOOD!

オリジナリティー：
このドラマは見ものである。
男気溢れる桐生の人生を見るというだけで、奮い立つ何かがある。
ドラマ性は高い。

これが「龍が如く」の強みであり、今後も購入する動機の１つとなる。

グラフィックス：
ある程度、感情が伝わるのは評価できる。

サウンド：
特に盛り上がるものなし。

熱中度：
キャバつくはシステムを見抜くまでは楽しめる。
メインストーリーもキャラクターの魅力もあってぐいぐい引っ張られる。
ただしテンポの悪さは問題。

BAD/REQUEST

オリジナリティ：
ゲーム性はごく平凡。
アイディアは面白いが深みがなく、どれも極める楽しみがない。
このミニゲームに時間をかけるなら、既存の深みのあるゲームに時間をかけたくなる。

今後もこの路線で行くなら底上げが必要。
あるいは切り捨てて、ドラマ性に予算を当ててほしい。

グラフィックス：
目がみんな一緒で、残念。あの目でいいのは力也というキャラだけｗ
２の方が質感があったとおもう。不自然にテカテカしていた。

この作品にはドラマを期待しているから、一切手抜きをしないでほしい。

サウンド：
矢沢の曲が、タイトルからしてダメだとおもう。
なぜルーザーなのか、敗者なのか、ストーリーとリンクしていないように感じる。

熱中度：
ムービーシーンとテキストの切り替え、そして移動によるテンポの悪さが足を引っ張る。
ムービーシーンは肝だと思うので見直してほしい。

満足度：
ナンバリングタイトルとしては牽引力不足。
「龍が如く２,５」として￥３８００なら納得といったかんじ。
評価できる部分はある。

快適度：
戦闘がシームレスではない。ロードがあり、移動がめんどくさい。

COMMENT

魅力的な人物と熱いドラマに期待して購入。キャバつくも面白そうだったので買いました。


演出力不足・ボリューム不足は否めないもののドラマ性は健在。
各キャラクターのその後まで気になるような人物造形は期待どおり。


ただ桐生という人間は円熟にさしかかっており、主人公としては役不足。
１では心のささえである遥を得て、２では良き友人や理解者に恵まれる形で物語を終えた。

今回の３では、その人物の余生を描いた…という感じで成長は感じられなかった。
というか、これ以上凄い男になると、目指すべき存在として感じられていた主人公が、超人になってしまうので、リアリティはあるのだが、面白みには欠ける。

どんな状況でも怯まない男の理想像を描ききった点には脱帽するが
今後のシリーズの主人公としてはどうか。


シナリオのボリューム不足をサブシナリオ・ミニゲームで補うにはいささか魅力に欠ける。

ここは１つドカンと新主人公を立て、時間の針もすすめて
今までのキャラクターはその間、何をしていたか想像するのも楽しいような
成長ぶりを見せてほしい。そして心を開くように少しづつ語ってほしい。
説得力のある物語をかたってほしい。

続編まで時間があいても構わないので、このシリーズの良さを失わないためにも、
じっくり検討してほしい。

海外ゲームに負けない市場を得るには、今のところを見る限りストーリーしかないと
おもうのだが。

今後に期待