PlayStation mk2 :: PS4/PS3/PS2評価レビューサイト

GOOD!

まず熱中度。いくらか要領を掴むとこれははまります。
やりこみ系ロープレでも７０時間がやっとだったんですが、
これはすでに１０００時間を優に越えています。自分でも信じられません。
１ゲーム２０分位ですがこれだけプレイ時間を重ねた自分でも、
戦況に応じてアイデアを即効で生かすことが出来る為、
いまだに数時間あっという間に過ぎてしまいます。
例えば旗取りシーンで、敵の旗取り者が逃走ルートに、
追跡者排除用の地雷を仕掛けながら潜入してきたのを発見したのですが、
機転を利かせてその地雷をただ処理するのでなく、
旗を奪取し逃走してきたタイミングで爆破、旗持ちもろとも巻き込んで撃破した時は、
してやったり！感溢れまくりでこのゲームの深み、面白さを再認識しました。

発売がかなり古い割にしぶといプレイ人口
ラグも気にならず欧米サーバーで遊べる為、日本時間外でも常に３２人で遊んでます。
現在のプレイ人口も例えば2009年9月13日ランクサーバーで遊んだ人が１８０００人。
新兵〜下士官で大体７０００人ほど
ノンランクサーバー専門の人もいますから、当日はもっといたでしょう。
※アカウント総数は約１００万です。

日本だけをみますと、日本公式サーバーはすでに閉鎖されていますが、
このゲームにはユーザーのPS3をサーバー化する次世代機能が付いてるので、
夜には日本のクランのサーバーが林立し、週末は多数のクラン戦行われる程活発です。
現にこうして公式サービスが終了した今でも普通に遊べてしまいます。
ちなみに数百あるうちの半数以上がユーザーが自ら立てて遊んでいるサーバーです。
※欧米の公式サーバーはまだ稼動中です。

グラフィック
ジャギーが皆無です。または目立ちません。
これより発売が新しい最近のゲームでもギザギザノイズが目立つゲームは沢山あるのに、
ごく初期に登場したこのウォーホークはそれがありません。
見栄え的には、戦場の夕日、月光下での戦闘、吹雪、南国の雰囲気はたっぷり出ています。
前線の戦闘の迫力はもう十分。戦場が殺風景なのはまあ仕方がないとして、
ゲーム性に関係する部分での視認性を考慮すれば最良の状態だと思います。

また、個人的にはこのゲームのカメラワークが秀逸で、
特に戦闘機は、ごく簡単に操作しても、カメラワークによって
自分でも惚れ惚れするほどとてもカッコよく演出され、連続ミサイル回避など決めようものなら
ビジュアルだけでものすごく旨くなった気になれます(笑)その直後に撃墜されるわけですが。
多くの人が飛行機に取り付かれる理由もわかる気がします。
ちなみにドッグファイトの出来も単品の空戦ゲームに劣らないほどよく出来ています。

BAD/REQUEST

戦闘機に絶望されてしまうこと。
解説不足もあるでしょうが「空×陸」の共同戦線、この辺が理解しにくいらしく、
戦闘機に対抗するのを諦めてしまう人がいるのがとても残念です。
戦闘機への対抗手段は制空というチームプレイであって、
歩兵がガチで戦闘機にかなうはずがありません。（叩き落す猛者もいますが）
敵機に上空をとられてしまう前に、
普段から味方の空軍力を支援しておくことで十分回避可能なんですが、
みんな戦闘機が強い強いといってハナから対空砲火を忘れてしまうので
そうなった場合は当然ながら、敵機の猛攻を許し一方的展開に陥ってしまいます。

COMMENT

PS3が発売されて半年後のかなり初期に登場したこのゲーム。
特別期待することもなく発売日に買いました。
自分はもともとFPS等の戦争ゲームは銃撃が単純なのと残酷なのとで苦手で、
主観スタイルは確実に酔うので敬遠する傾向はあり、もっぱらシナリオ重視のRPGを好んでいました。
アクションゲームは買いはするけどもプレイ時間も短く、すぐ飽きて次に手を出すタイプで、
もうアクションは潮時かなあとも思ってすらいました。

しかしこのウォーホーク。スタイルは客観スタイルのTPS。
残酷表現が無いどころか所々で腹抱えて笑えてプレイ不可能に陥るシーンすらあり、
酔うことも一切無いため、まんまと嵌ってはや一千時間。
タイプとしてはバトルフィールドやアンリアルトーナメント型なのですが、
そのスピード、戦略性の高さ、見た目の楽しさ、全てにおいて見事な進化を果たし、
このジャンルの一つの形態を極めてしまったかのようなゲームです。
そして特筆したいのはやはりPS3のハイパワーを生かしたサーバー化モード。
この機能により運営費の負担から惜しまれながらも終了してしまう他オンラインゲームを尻目に、
このウォーホークはそうした心配をする必要がありません。
この特性により、オンラインゲームで問題になりがちな流行を気にせず
末永く遊べるゲームとして仕上がっているのではないでしょうか。

プレイ環境
40インチデジタルテレビ
5.1chスピーカーシステム