PlayStation mk2 :: アンチャーテッド黄金刀と消えた船団レビュー

アンチャーテッド黄金刀と消えた船団レビュー

発売元	ソニー・コンピュータエンタテインメント（オフィシャルサイト）
発売日	2009/10/15
価格	5,980（税込）
レーティング	【Ｃ】15才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(廉価版)
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：アクションアドベンチャー ■ プレイ人数：1人(オンライン時:最大10人) 【廉価版】 ■ 発売日：2011/08/25 ■ 価格：2,980円

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	5pt	4pt	5pt	5pt	4pt	2pt

総合点
92pt

GOOD!

○オリジナリティー（４点）
ゲーム自体は極端に言うと
ギアーズオブウォーのようなTPSアクション＋メタルギアのステル要素＋トゥームレイダーの探索要素
を非常に上手く組み合わせている印象。
これだけだとオリジナリティーがあるとは言えないかもしれませんが
間違いなく、このゲームでしか体験出来ないものに昇華されています。

◎グラフィックス（５点）
次世代機における表現に、今まで驚きというものは感じませんでしたが
このゲームでようやく次世代の凄さを思い知らされました。
間違いなく衝撃を受けると思います。
メタルギア４やバイオ５が過去のゲームに見えてくるほどです。

○サウンド（４点）
耳に残るサウンドというわけではありませんでしたが
ゲームに非常にマッチした、盛り上がるものになっていると思います。

◎熱中度（５点）
ゲーム開始からエンディングまで、止め時が見つからないほど熱中してしまいました。
演出が非常に上手く、次はどんな展開が待っているのか期待しながらプレイ。
その期待が裏切られないのでひたすら続けてプレイしてしまいます。
朝から夜まで連続でプレイしても、全く飽きがこないままクリアしてしまいました。
久々に手に汗握りながらゲームしました。

◎満足感（５点）
エンディングを迎えるのが惜しくなるゲームは久しぶりでした。
もっとこのゲームを楽しみたい、そう思いました。
やりこみ要素による特典で
ステージが左右反転になったり、難易度を選択できたり、他にも多くの開放要素があるので
これからも長時間楽しめそうです。

○快適さ（４点）
ロードはゲーム開始前以外、全くありません。
（NOWLOADINGの画面が１度しかありません）

ゲームの性質上ジャンプして壁に捕まって進むことが多いのですが
シビアな判定では無いため、失敗して高所から落ちてGAMEOVER
という事があまり起こりませんでした。
また、上記のように捕まることが出来るオブジェクトを探すのも重要になるのですが
若干分かりにくい部分があるものの、ほとんど行き詰ることなくスムーズに進行できました。

BAD/REQUEST

△オブジェクトが若干分かりづらい
ゲームの進行上、ぶら下がったり捕まったりするためのオブジェクトが数多く存在しますが
一部分かりづらい点がありました。
ただ、そのようなオブジェクトはわざと目立つ色味になっていたり
時間が経つとヒントも表示されるので、取り立てて悪い点ではありません。

COMMENT

月並みですが
今まで単にCGムービーが美しい“映画のようなゲーム”という表現はよく使われてきましたが
本作は“映画をプレイするゲーム”といった感想を持ちました。
ただ綺麗なだけのゲームとは全く違います。

評価の厳しい海外での有名レビューサイト群で
満点を超えるという異例の高評価だったので
期待はしていたのですが、これほど面白いとは思いませんでした。
これからのアクションゲームは本作が基準になると言っていいと思います。
それほどに素晴らしいゲームでした。