Dragon’s Dogma(ドラゴンズドグマ) レビュー
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ソート(デフォルト:ALL)
475人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 5pt | 4pt | 3pt | 2pt |
80pt
GOOD!
46型テレビにPS3をHDMI接続して遊びました。トロフィー取得率は半分ほど。
ストーリー導入
身分制のきつい時代の漁村にドラゴンが突如あらわれ、村人を襲い始めます。
みんなが我先に逃げる中、漁村の元悪ガキ(主人公)はたった一人で剣をとりドラゴンに立ち向かい、あっけなくやられます。
ドラゴンは主人公の心臓をえぐりとり飲み込みます。主人公は死んで…いません。ぴんぴんしてます!
頭にドラゴンの声が響きます。心臓を取り返したくば武器をとり我の元へ来いと…意志を示せと。
ドラゴンの教え導く先には何があるのか…
○オリジナリティー:4pt
このゲームでは主役(プレイヤーが操作)とお供(AI)一体の容姿をかなり自由にクリエイトでき、けっこう広大なフィールドを自由に探索でき、様々なカッコいいアクションが行えます。
キャラクタークリエイトもフィールド探索もアクションの自由度もかなり高いです。
でもそれほど迷いません。
キャラクタークリエイトはキャラ見本が何体もあって、それをそのまま使っても、ちょちょっといじって使ってもいいからです(身長だけ変えたり、目だけ、髪型だけ変えたり、顔の大きさや足の長さだけ変えたり)。
フィールド探索も街道がちゃんとありますし、アクションもそんなに難しくないからです。
けれども、キャラクタークリエイトは見本を大きく外れてつくりこめますし、フィールド探索は道を外れて探検出来ます。
フィールド探索をする際には、夜と昼をプレイヤーが選べます。このゲームは日周運動があって一日が約40分くらいです。
宿屋に泊れば朝か夜に時間を一気に早送り出来ます。そして昼と夜の明るさのメリハリがホントはっきりしてます。
ここにオリジナリティを特に感じました。
夜は本当に暗く、またランタンの灯りくらいしか頼りになるものがありません。緑の森も昼なら森林浴気分ですが、夜なら肝試し気分です。
私はドキドキしたくて夜にフィールドをよく探検していました。昼の爽やかな緑もいいんですけどね。
この昼と夜の光のメリハリがフィールドの自由度アップに一役買っていると思います。
アクションもやれることはほんと多いです。でもやらなくてもクリアはできます。
メイジやソーサラーなら自分にエンチャントしてコレクトショットで敵をせん滅したり、
ファイターなら蜂舞斬で敵を切り刻んだり。ストライダーなら弓で敵を撃ち落としたり敵にしがみついて百裂切りしたり、アサシンなら…。
いろいろできます。
また主人公とお供一体をキャラクタークリエイトできて、そのお供をネットを通じて他のユーザーと貸し借りできます。自分のお供は複数の他のユーザーに同時に貸すことが出来ますし、貸してもいなくなりません。
他のユーザーから最大二体のお供をネットを通じて借りれます。オフラインでも制作者があらかじめつくったお供がたくさんいてそれを借りれます。主人公(プレイヤーが操作)と最大三体のお供(AI)のパーティで冒険することになります。
お供の人気ランキングなんかもあります。
○グラフィックス:4pt
主人公の敵はキメラやハイドラやサイクロプスやグリフィンやドラゴンなど。
神話の世界から抜け出したような容姿の怪物達です。
主役とお供一人をかなり自由にクリエイトできます。装備も豊富で、装備次第で印象がガラッと変わります。
ベルセルクとのコラボ装備の切り込み隊長シリーズは武骨でかっこいいですし、女性キャラ専用装備のシルクランジェリーはエロいです。
切り込み隊長シリーズは女性キャラも装備可能です。
キャラクターの表情グラフィックスもなかなか自然な感じでいいと思います。
○サウンド:3pt
荘重な音楽が多く、神話的世界に合ってると思います。
キャラクターはフルボイスです。
○熱中度:5pt
自分の気にいる容姿のキャラが簡単にクリエイトできるので愛着がわきます。
かっこいい勇者やかわいいお供など。
アクションもいろいろ簡単にできてそれぞれがかっこよくて有用だったら飽きにくいですよね。
ハイドラ(四つ首の大蛇)との戦いを例にアクションの自由度を簡単に説明します。
ヘラクレスの神話に出てきそうなハイドラの首をまず攻撃するとします。
首につかまってよじ登り、剣で首を攻撃するのはどうでしょうか。できます。
弓で強烈な一撃を首に見舞うのは。できます。火の玉の魔法で首を攻撃しましょうか。できます。
ハイドラの体につかまって攻撃もできますし、つかまらずにさまざまな技で攻撃もできますし、つかまりながら技で攻撃もできます。
どれも有効です。首につかまって剣で斬りつけたり、つかまらずに弓で強烈な一撃を見まったりしていると、ハイドラの首の一つが飛びました。
しかし、少し経つと首が再生してしまいます。では傷口を焼くとします。
そのために火矢を射かけるも、火柱が立ち上がる魔法を放つも、アイテムの爆弾を投げつけるもよしです。
敵によく効くアクションがたくさんあって、それぞれのアクションがけっこうかっこよくて、その操作が簡単なのも飽きにくい要因の一つかと思います。
また敵もハイドラやキメラやグリフィンといった神話から抜け出たようなかっこいい怪物ですし。主人公は神話の英雄みたいですね。
主人公も敵もかっこいいと、熱中度は上がると思います。
○快適さ:3pt
ロードの待ち時間はそんなにないと思います。体験版が無料でプレイ可能です。公式サイトも充実してます。
クエストが進行不能になるバグとかなかったです。
○難易度:2pt
セレクトボタンを押せばゲーム内の時間を止めて回復アイテムが使えますし、つかまりながらでもスタミナ回復アイテムは使えます。
ゴブリンなんかは一つの技でごり押しが効きますし、そんなに難易度は高くないと思います。
BAD/REQUEST
○オリジナリティー:4pt
メインのシナリオは手の上で踊らされてました的な話で、ループが重要なお話となってます。
怪物は古くからよくある型のものです。よくいえばメジャーですか。
○グラフィックス:4pt
オートセーブがよく行われますが、その時に主人公を移動させると目に見えて映像がカクカクすることが多いと思います。
○サウンド:3pt
神話から抜け出したような怪物がいっぱい出てくる、身分制がきつく科学技術がほとんどないオカルトたくさんな世界なんですが、主題歌がロックです。
まあ主題歌は飛ばそうと思えばかなり飛ばせますし、エンディングに流れるわけでもないですが。
キャラクターは英語のフルボイスです。
○熱中度:5pt
大型敵の種類の豊富さが印象的でしたが、小型敵の種類の豊富さがあまり印象に残りませんでした。
小型敵ではゴブリンが突出して印象に残っています。戦う回数も多いですしね。
まあリザードマンやらハーピーやら狼なんかもいるんですが。
ゴブリンはよくつくりこまれていると思います。石を投げてきたり松明をもってうろついてみたり、「ダディー、ヒューマン!」と警告を発してみたり、「ステューピッド!」とののしってみたりします。
角笛を吹いてみたり、主人公にびっくりして尻もちをついたりいろいろしてくれてつくりこみがすごいと思いますが、やっぱりゴブリン戦が多すぎた印象があります。
加えてお妃様とのアダルトリーエピソードの適当さがちょっと気になりました。まあこのエピソードはおまけかと思いますが。
身分制のきつい時代の禁断の行為のはずが、みつかっても領王と平気で…のはちょっと雑かなと。
アダルトリーエピソードの挿入(このクエストをしないことも可能)は、タブーを犯すおもしろみを演出する選択肢を設ける意味でいいことだと思います。
しかし、それだけにその雑さがちょっともったいないかなとも思いました。まあこれはおまけエピソードなんでしょうけど。
○快適さ:3pt
闇が濃く電灯なんかないこの世界ではランタンを頻繁につけることになると思います。
このランタンを装備するのにまずセレクトボタンを押して次にTOOLを選択してそれからランタンを選択して装備するを選択しなきゃならないっぽいです。
私はこの手間で「この物語の世界では科学技術がほとんどないんだなあ」と思って、このオカルトたっぷりの世界の雰囲気がより濃くなる気がするんですけど、めんどくさい人も多いような気がします。
COMMENT
○満足感:4pt
昼と夜の光のメリハリがはっきりしていて、同じフィールドでも昼と夜ですごく違った感じを受けるのが印象的でした。
このゲームの夜は本当に暗いと思います。加えてランタンくらいしか頼りになる灯りはありません。夜はドキドキする感じですね。
対して、晴れていれば緑豊かな美しいフィールドが目にくっきりと映って、昼は明るく爽やかな感じを受けることが多いと思います。
美しい水場に鹿が集っていたり、荘厳な滝があったりします。
また昼と夜でモンスターの種類も変わります。夜だとスケルトンやゾンビがいるところが昼だとゴブリンやウルフだったり。
昼のキメラが夜のオーガに変わったりします。
暗い夜にランタンの灯りを頼りに心細く歩いていると、オーガがヌッとあらわれたり、ドラゴンがヌッとあらわれたりするんですよね。
ドキッとします、昼間が明るい分余計に。
フィールド探索の自由度はけっこう高いですが、街道を外れなければ暗い夜でも大きく迷う事はないと思います。
またいろんなオカルト(神秘的なこと)を楽しめます。ドラゴンとか心臓をとられても死なない主人公とかエヴァーフォールとか。
それと自分の気に入る主人公とお供が簡単につくれて、そのキャラクターで神話の世界の怪物を華麗でバラエティ豊かな技を使って手軽に倒せるのは満足感高いと思います。
主人公もお供も敵も技も魅力的ですからね。オートセーブ中にキャラを動かすと映像がけっこうカクつきますが、ドラゴンズドグマに私は満足です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 4pt | 1pt | 2pt | 2pt | 3pt | 1pt |
43pt
GOOD!
メルギブソン主演の映画、ブレイブハートの様にビジュアル面での練りこみが秀逸です。
その世界での文化レベル、工業レベルにあった考証が隅々まで行き渡っているのです。
薄汚れて簡易な建造物は勿論、剣や鎧のデザインは町の鍛冶屋で作られたイメージがちゃんと出ています。
無理な製鉄を強いるものは無く、実用性も考えられているようです。
また髪型は、整髪料が一般的に使われていない生活レベルなのだということすら考えられています。
こういった外堀を埋めていく作業がしっかりされている作品だと思いました。
直感的に操作できるアクションパート。
アニメ的ではないが、美しさ可愛さを出せるキャラメイク。
怖さをしっかりと演出出来ている、夜の闇。
BAD/REQUEST
ビジュアル以外、全ての内容が薄いです。
同じことを繰り返す、作業オンパレードのゲーム性。
○○を××個集めろ。××を○○匹倒せ。という10数年間使い続けられているクエストシステムを、恥も外聞も無くメインにもってくる厚顔さ。
単調すぎる戦闘に、AIを主軸としたシステム。いままでAIで成功したゲームが皆無なのにも関わらず、何故それを採用したのか理解不能。また、あまり感情移入できないポーンという存在。
書ききれていないストーリーライン。
オープンフィールドといいつつも、大昔のドラクエのように川等で区画分けが行き届いているマップ内容。
オープニングで、全く世界観に合っていない。
ゲーム本編に入ると素晴らしい音楽が流れるのにも関わらず、あの曲だけでかなりのイメージダウンをしていると思います。
大昔のメタルのようなピロピロしたエレキギターの音が、世界観を壊していると言ってもいいかもしれません。
せっかく世界観を作りこんでいるのに、それを台無しにしているのではないでしょうか。
発売前、非常に胡散臭かったパブリシティ。
COMMENT
ビジュアル面が素晴らしいので、ゲーム内世界に没頭できる方にはハマると思います。
たとえば、大昔のウィザードリィ等のゲームで、線画をジメジメした岩やレンガに脳内変換し「今、自分は危険な世界を冒険しているんだ」とイメージ補完できた人などにはたまらない内容でしょう。
草原を歩いているだけでも、風を感じたり、臭いを意識させてくれる演出も秀逸で、そういった想像が楽しいと感じるでしょうね。
一昔前にMMORPGの世界では、ビジュアルにお金をかけたタイトルが大量生産されていました。
たとえば2005年前後、次世代の三大MMORPGなどと言われた「グラナド・エスパダ」「サン」「ゼラ」は、制作費も莫大で、美しく完成されたビジュアルを売りにしていましたが、しかし、どのタイトルも中身は従来のものと全く変わりませんでした。
ビジュアルは非常に発展していましたが、中身は同じクエスト、似た様な転職システム、代わり映えのない戦闘の繰り返しだったのです。
当時は「日本向けはビジュアルさえ良ければ売れる」等と言われていたものです。実際、上記のタイトルは女性キャラの造形にやたらと魅力をもたせていました。
現在、日本のコンシューマー向けで、それが繰りかえされている気がします。
ゲーム内容も「ごった煮」の寄せ集めばかりで、先鋭化された部分は完全に失われています。
なんでも鍋に放り込んでの「ごった煮」は、最終的に味がわからなくなり、他の鍋と区別がなくなるものです。
つまり、このゲームはアクションとしてもRPGとしても中途半端で、特色が見当たらないのです。
現状のゲーム業界のキャパシティで、冒険することは難しいとは思いますが、今のスタイルでは自らの首を絞めていることを理解してほしいですね。
作っているのはケームの世界でも、失った信用を取り戻すことは困難だという一般生活での基本を忘れてはいないなと、私は感じました。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt | 1pt | 3pt |
39pt
GOOD!
・弓や魔法が使いやすい。遠距離攻撃が快適です。
・キャラメイクが楽しい。これが一番たのしめました…。
自分にはこのゲームの良い所はこれくらいしか思いつきません。
BAD/REQUEST
・NPCや街の民家はただの飾りです。生活感が全く伝わってきません。
・ファストトラベルが無い。社会人の人には非常にキツイ。このゲームの移動は全く面白く無いのでただのストレス。
・画面が汚い。我慢出来る程度のレベル。
・主題歌がミスマッチ。世界観をぶち壊してます。
・英語音声、日本語字幕。戦闘中は味方の言ってる事が理解出来ない仕様です。
・DLC。最悪です。
COMMENT
スカイリムの良さを再確認出来るゲームでした。発売日に購入後3日位で手放す事を決意しました。購入を考えてる方は中古がよろしいかと。このレベルでこの値段高いっスよ…。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 2pt |
85pt
GOOD!
全体的に良く出来ています。ただし、あのゲームと比べるとどうか?と言う視点で見ると評価がずいぶん振れそうなのでその点はBADの方に記載します。
オリジナリティー 4pt
・ドラゴン、クリフォン、キメラ等古典的なモンスターを古典的な状態で採用している点は、最近ではほとんど見られないと言う事で高評価。
グラフィック 4pt
・キャラクターエディット機能が特に優秀でイケメンからブサイクまでかなり幅広く作れる。
・装備のデザイン等カッコいいものが多い。
サウンド 4pt
・テーマソングがコンセプトと合っていてとてもいい。
・このメーカーは毎回だが効果音が特に良い。
熱中度 5pt
・一周目は純粋なRPGとして面白く、2週目からはオープンワールドとして機能してくる。
・ポーンと呼ばれる従者がおり、それをネットで共有していることもあり、フレンドの進み具合等が想像できて熱中度に拍車がかかる。
・一風変わったオンライン共闘用モンスターがいる。(人によってはストレスか?)
満足度 4pt
・十分に楽しむことができ、おすすめできる作品です。
快適さ 4pt
・流石は国産RPG。自分の場合は3周クリア、別アカウントで終盤までやってフリーズが一度も起こらず。激しい戦闘では処理落ちする物の、しっかり踏みとどまります。
BAD/REQUEST
新タイトルであったことと、思いの他遊びすぎたので点数を甘目につけましたが、悪いところもかなりあります。
オープンワールドとしては不出来
・マップはただ広いだけ。
・深い水の中に入れない。のは良いのだが、その言い訳のために無用な設定をしてある。
その表現が幼稚。ただ深い水に入ると死ぬほうが世界観を壊さなかった。
・街の人に切りかかれるがただリスクがあるだけ。装備を剥ぎ取ったりできない。
・街の人がみんな同じことを言う。(コピペだねこりゃ。)
・自由な選択はできるが決まった選択をしないとほぼリスクにしかならない。結果自由とはかけ離れている。
・オートセーブが不親切。手間をはぶく為にあるのではなくズルや、やり直しをさせない為に存在している。選択し間違えたらもう一周クリアしてね。という言った状態。
グラフィック -1pt詳細
・言わずもがな上下の黒帯。ウチのテレビはプラズマなので-4ptにしたかったぐらい。
・テクスチャーの解像度が低め。戦闘が派手なのでやむを得ないのか?
・とにかく暗く、カンテラの設定が面倒以外なにものでもない。
(加えて快適さのマイナス容認)
?カンテラを付けても暗い。→カンテラの範囲が多くなるアビリティが有ります。
(有ってもそんなことにアビリティの枠を使いたくない。)
?水に濡れると消えます。→リアルでしょ?
(リアルにする必要がない上に”着火”コマンドがない。)
画面の明度を変えられるようにしてありますが、黒帯のせいであまり明るくすると家のプラ
ズマテレビにはダメージがデカすぎる。
快適さ -1pt詳細
◆何かをさせる為に何かが設定されていすぎ。
・水に入らせないために意味不明なモンスターがいる事にしてある。
・マップを広く感じさせる為に一周目はほぼ歩き。
・解像度を稼ぐための画面の黒帯。
・2週目をやらせる為のオートセーブ。
・生活感を演出するためにコピペされた邪魔な街の人々。
COMMENT
モンスターハンターが初めて世に出たときの事を思い出しました。
こんなふうなゲームが進化したらやめられなくなるなぁ〜。等と思ったことを記憶しています。
RPGとしては上出来。
オープンワールドとしては未熟。
今後の展開があるならこの上なく期待大。
最後に重ねて、
新タイトルとして今後の展開への期待こそがこのゲームの最も評価できる所です。
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テイルズ オブ ゼスティリア(2件)
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ブレイドストーム 百年戦争&ナイトメア
テイルズ オブ ゼスティリア(2件)
GOOD!
オープンワールドというジャンルに足を踏み入れてくれたこと。
このジャンルは洋ゲーの独壇場でしたが、
ついに日本のメーカーも参入したこと、それだけで意義があります。
しかも単純な模倣ではなく、アクション要素に特に力が入ってることで
既存のオープンワールドゲームとは住み分けができていると思います。
ポーンシステムも良かったですね。
ありそうで無かったシステムとしてオリジナリティとして評価します。
このゲームは主人公の他に専属の従者(メインポーン)を
作って育てられるのですが、このポーンは
オンラインで他のプレイヤーに貸し出すことができます。
自分も、2名まで他のプレイヤーが作成したポーンを
雇うことができます。
雇ったポーンは、返却時にプレゼントとコメントと評価を
添えることができます。自分のメインポーンが
他のプレイヤーの世界で活躍して良い評価やプレゼントを
貰って帰ってきたときは嬉しくなりますね。
あとはオンラインを使って、
強大なモンスターを全プレイヤーで協力して倒すって試みは面白いですね。
(Coopではないので誤解のないよう。膨大なHPだけサーバ管理しているっぽいです)
クエストも面白かったですね。
クエストにはカテゴリーがあり、掲示板で受けるクエストは
一定のアイテムやモンスター討伐数を達成する、
よくある「ノルマ型」が多いのですが、
NPCから直接受けるクエストは、こなす過程で
プレイヤーに重要な選択を求められる場合があり、
その選択によってその後の展開が分岐したりします。
また、貴重なアイテムを持ってこいという依頼の場合、
渡すのが勿体無いなら、贋作を複製して、
それを渡すことでも達成できてしまいます。
そしてその行為が後々、悪影響を及ぼしたり…と
なかなか練られていて面白かったです。
BAD/REQUEST
快適さは正直、よろしくないですね。
理由は他のレビュアーの方が細かく語っているので
簡潔に言いますが、移動(ワープ)の問題と、
いちいちメニューを開かないとアイテムが使えない点です。
あと、頻繁にオートセーブが入り、その度、重くなるのも
快適性が悪いと思いました。
良いところで述べたポーンシステムですが、
借りたポーンをロストさせてしまうと、プレゼントや評価ができず、
強制的に全評価項目が☆3になって返されるのはどうかと思います。
貢献してくれたのに良い評価できずに返されてしまって、
歯痒い思いを何度もしました。
まぁ、また借りて高評価つけて返せばいいんですが、
そもそもロスト時点で評価させろって話です。
宿屋の親父問題。
ネット掲示板等でよく話題になるのですが、
これは、このゲームのさまざまな要因が積み重なって起こる悲劇です。
まず前提として、このゲームは全ての名前有りNPCに
好感度が用意されていて、好感度の高いNPCは、
後々、主人公と良い感じになります。
キスは勿論、それ以上を連想させるシーンもあります。
この好感度は様々な要因で上下します。
好感度を上げる、一番お手軽な行為は、単純に話しかけることです。
意識して誰か特定のNPCの好感度を上げていない場合、
大抵のプレイヤーが自然に一番好感度が高くなるNPCが宿屋の親父なのです。
これには勿論理由はあります。プレイする上で活動の拠点になるのは、
この舞台の中心にある大きい街、領都なのですが、
ここの宿屋に重要な機能が集まっているわけです。
具体的には、宿泊/スキル購入/スキルセット/ジョブチェンジ/倉庫管理/
ポーンデータのサーバアップロード/ポーン活躍の問い合わせ、などなど。
必然的にこの宿屋の親父に話しかけることが多くなり、
結果、好感度が意図せずとも上がってしまうわけです。
好感度が高いNPCはどうなるか、前述の通りですが、
主人公の性別や対象NPCの性別を判断して
展開を分岐させるようなことはしていません。
つまり主人公が男だろうと宿屋の親父と…って悲劇が起こるわけです。
ネットを見ているとこの被害(笑)に遭った方は結構いらっしゃるようで
このゲームに興味ある方、プレイしていて序盤の方はご注意を…。
COMMENT
プラチナトロフィーを取る程度にはやり込みました。
トロフィーはわりと取りやすいのばっかりでしたね。
よくスカイリムと比べている方が多いですが、
結局はこのゲームに何を期待するか、なんですよね。
単純に「オープンワールド」を堪能したいだけなら
スカイリムやったほうがいいです。世界のスケールも
作りこみも、自由さも、このゲームはスカイリムの足元にも及びません。
でも、オープンワールドっぽい要素のあるアクションRPGを
やりたい人への期待には応えられると思います。
アクションに定評のあるカプコン製の名に恥じず、
その部分では、とても満足のいくものになってます。
まだまだ荒削りの部分もあり、細かい不満は上記では
書ききれないほどありますが、今後に期待できる出来です。
続編が出るなら私は確実に買うでしょうね。