Dishonored(ディスオナード) レビュー(評価)

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Dishonored(ディスオナード) レビュー

発売元	ベセスダ・ソフトワークス（オフィシャルサイト）
発売日	2012/10/11
価格	5,980円（税込）
レーティング	【Ｚ】18才以上のみ対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(Dishonored Game of the Year Edition版)
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：ファーストパーソンアクション ■ プレイ人数：1人【Dishonored Game of the Year Edition版】 ■ 発売日：2013/12/12 ■ 価格：3,990円通常版のDLCと同内容です。

スコアボード

中央値: 68
難易度: 2.64
レビュー数: 11

スコアチャート

0-9

9.1%

10-19

20-29

30-39

9.1%

40-49

9.1%

50-59

27.3%

60-69

27.3%

70-79

9.1%

80-89

9.1%

90-100

【60点以上】
72.7%
【標準偏差】
19.9

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

　494人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	2pt	5pt	4pt	3pt	3pt

総合点
76pt

GOOD!

☆プレイヤーの数だけ攻略がある
　『Dishonored』では、目標達成までの道順や過程が複数存在し、その選択はプレイヤーに委ねられています。あるルートを進んで衛兵に見つかり囲まれてゲームオーバーになってしまった→視点を変え、周囲を観察すると新しいルートが見つかる→先ほどの衛兵をスルーして目標に近づける！という体験ができます。

　この新しい発見をしたときの喜びと、敵の目を欺くときの緊張感がクセになります。
もちろん、ステルス行動をせずに、敵と剣を交えて突破することも可能です。

☆グラフィック
　グラフィックはきれいです。特にこのゲームは海に囲まれた島国が舞台なため、ほとんどのステージで海を眺めることができるのですが、ステージ毎に場所や時間帯が異なるため、海も様々な表情を見せてくれます。お気に入りはミッション４の夕方の海です。高い建物に登ったときは思わず見とれてしまいました。

　ただ、人間のグラフィックは強めにデフォルメされているので人によって好みが分かれるかもしれません。

☆奇抜な特殊能力
　この世界を駆け回るため主人公は魔法に似た力を授けられます。能力の種類は多くありませんが、能力を攻めに使うか逃げに使うか、ある能力と他の能力(または武器)の組み合わせなど、プレイヤーの選択で可能性の幅が広がります。

　例えば、生き物の体の支配を一時的に乗っ取る能力「ポゼッション」は、ネズミに使用して狭い通路から人目につかず移動したり、邪魔な衛兵に使用して物陰に入り、解除して倒すといった今までにないゲーム体験ができます。

BAD/REQUEST

☆装備強化の必要性がイマイチ
　拠点で主人公の装備の改良や機能の追加ができますが、全く行わなくてもクリアは十分に可能です。
　せっかく優秀な技術者が味方にいるという設定なのだから、もっとユニークな装備ができあがったらいいなと思いました。

☆字幕の不具合
　字幕の表示を有効にしているとき、長めのセリフが正しくスクロールされないことがあります。日本語音声なのでプレイに支障はきたしませんが、頻繁に見かける現象だったので気になりました。

☆オートセーブについて
　このゲームには、オートセーブ機能がありますが、セーブ頻度はさほど多くなく、死亡時に「え!?ここから？」というところまで戻されてしまうことがありました。自分が納得のいくプレイができたときは、手動セーブを欠かさずした方がいいと思います。
　

※ゲーム酔い
　私は問題なかったのですが、遊びに来た友人に貸してみたところ、「酔う」と言って中断してしまいました。このゲームは主観カメラなので、ゲーム酔いしやすい方は注意が必要かもしれません。

COMMENT

　１１月にパッチが配信されたことをきっかけに購入しました。現在、２週目を遊んでいますがフリーズは、１週目のラストステージに１回だけでした。

　個人的には大満足なゲームでした。
ストーリーやキャラクターの掘り下げはほとんどなく、あっさりとした語り口で進行していきますが、それは決して手抜きではなく、プレイヤーのゲーム体験を重視した結果だと思います。
　
　一度ステージに入ると最低限のイベント以外で操作をゲームに取り上げられることはありません。なので、集中を削がれることなくゲームの世界に入り込むことができました。

　PS3にパッチが当てられる環境にあるならばぜひプレイしてほしいなと思います。
このゲームは周回プレイを意識したつくりとなっているので、一つのゲームを長く楽しみたい方、試行錯誤が好きな方におすすめです。

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
Bon carnivalさん [2012/12/03 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　446人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	2pt	3pt	4pt	4pt	1pt	3pt

総合点
64pt

GOOD!

■世界観■
　スチームパンク風で荒廃した世界。中々雰囲気があって良いです。
　メモや書物も豊富で世界観の作り込みは素晴らしいです。探索しがいがあります。

■ストーリー■
　Dishonored(不名誉)というだけあって裏切りの連続です。
　プレイヤーの行動次第で物語も変化していきます。
　復讐の鬼になるか正義の為に戦うかはプレイヤー次第です。
　ストーリー自体は短いので何度もプレイして様々な物語を描いていけます。

■オリジナリティ■
　世界観は勿論システムも中々面白いです。
　暗殺+魔法さらに一人称視点、これらがうまくまとめられています。
　魔法をうまく組み合わせることで新たな攻略方法が開拓できるのが面白いと思います。
　全ての暗殺対象の生死がプレイヤーの判断に委ねられているのも良いですね。

BAD/REQUEST

■快適度■
　フリーズの頻度があまりに高いです。
　現在パッチを制作中らしいです。
　これから買う人はパッチが出てから購入した方が良いと思います。

■音楽■
　雰囲気に合っています。ただ耳に残るほどでは無いです。

■グラフィック■
　ゲームの雰囲気と合っています。ただ近くで見るとぼやけて見えます。
　ゲームやる上では全く問題ないです。

COMMENT

■総評■
　素晴らしいです。買って損は無いです。(フリーズさえ無ければ・・・)

■こんな人にオススメ■
　このゲームはステルスゲーが好きな人よりロールプレイが好きな人にオススメですね。
　主人公は一切喋らないので脳内設定を決めて自由にロールプレイすると面白いです。
　ステルスゲーと思ってプレイすると若干コレジャナイ感があるかもしれません。
　Deus Exが楽しめた人にもオススメです。難易度は少々高めなので注意してください。

■感想■
　印象としてはBio Shock+Deus Exといった感じですかね。
　世界観はBio Shock風でゲームプレイはDeus Exにかなり近いと思います。
　スチームパンク(又はファンタジー)版Deus Exと言えるかもしれません。

プレイ時間：わからない(クリア済)
メタボリック佐藤さん [2012/10/23 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　459人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	4pt	3pt	2pt	3pt	1pt	3pt

総合点
50pt

GOOD!

オリジナリティ
世界観は非常に良く物語り自体には凄く引き込まれた
魔法で試行錯誤しながら突破するのは面白い

物語
基本的には一本道に近い作りなっているが標的を殺すか殺さないかなどで
ステージの生存者などが変わりちょっとした自由度がある。
これで周回プレイが非常に楽しめるんじゃないでしょうか？

グラフィックス
結構微妙な意見をちらほら耳にしますがゲームをやる上で問題ないレベルだと思います。
キャラデザインは使い回しが多いので微妙なのが残念ではありますがいいと思います

BAD/REQUEST

オリジナリティ
まず序盤は新鮮味もあり楽しかったですが、やっていくと他ゲーでやれた事の詰め合わせで
全然オリジナル感を感じない。暗殺ゲーならアサグリのが楽しめたし魔法による移動は
重力少女ほどの感動も爽快感も無く微妙といわざるをえない
FPSの直接戦闘もスカイリム程度、ゴリ押し戦闘はこのゲームの魅力ではないので問題無いですが･･･。

音楽
可も無く不可も無く耳に残らない印象

快適さ
終盤までベゼゲーって事で我慢できる範囲でしたが終盤はもはや突破不能
例えるならスターオーシャン３のフリーズ回収事件ぐらいの酷さ
英語版にして突破可能と聞きましたが私は日本語版を買ったし物語の内容が分からないので
この方法はやってないので快適さは非常に低い印象です。

後は不殺プレイで評価と低カオスを維持してこのゲームをやると今まで出来た事が非常に制限
されてストレスがたまります。苦労して誰一人殺してないのにステージクリア時に何故か殺人判定があってやり直したりします。これは多分敵を気絶させて放置した事が原因かなと判断してますが説明が無さ杉です

2週目はある程度引継ぎかと思っていましたがまったく無いそうです。
このゲームで主人公を成長させるにはステージにあるアイテムを取っていかないと駄目なので
また探し回らないと駄目なのでかなりめんどうですね。
不殺でも成長できるようにした仕様でしょうが引継ぎが無いのは勿体無い

COMMENT

いろんな面で楽しめると言われてましたが脳筋プレイではまったく楽しめないと思います
ステルスゲー好きな自分としても評価できる部分とできない部分もあるのでかなり人を選ぶゲームだと思いますね。

開発者のインタビュー動画を見て期待してましたがかなりの肩透かし感で残念です
しかしゲーム自体の作りは良いと思っているのでここでは点数が低めになってしまてますが
10点満点中なら6~7はあるので駄作ではありません。

このゲームを買うか買わないかで判断するならまずデウスエクスが非常に楽しめた人なら
買って損は無いレベル。というか私がそれですね
何も期待せずに買うなら絶対買ってください。私の場合は神ゲーと確信してプレイしたのが痛手でした。

プレイ時間：15時間以上30時間未満(未クリア)
ドヴァキンさん [2012/10/19 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　449人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
2pt	3pt	3pt	1pt	0pt	0pt	2pt

総合点
19pt

GOOD!

■アサシンクリードのような暗殺アクションに、時間停止やネズミ召喚などの魔法を加えることで一風変わったゲームプレイになっている
■産業革命期の西欧がそのまま未来になったような世界観で、道中でも捕鯨や疫病に関する読み物が豊富にあり、この世界を読み解くアクセントになっている
■派手な戦闘、音も無い暗殺・不殺、完全な非戦闘など色々な進め方が出来る(ただしBADの方が多い)

BAD/REQUEST

■フリーズがひどいってもんじゃない。間違いなくPS3ソフトの中でワースト3に入っているだろう頻度。ミッション3辺りからセーブ中にフリーズが頻発し、体感ではセーブしようとすると8割方フリーズした。非殺傷プレイを狙うと必然的にセーブ＆ロードが増えるのに、これではどうしようもない。フリーズが二桁を越えた辺りで完全にやる気が無くなった

■オリジナリティは少なく、グラフィックは今ひとつな出来。暗殺アクションゲーは今までにも沢山あるし、暗視や他者の精神ジャックといった魔法も既に出ている発想で、所謂スチームパンクの世界も凡庸な感じで独創性に欠ける。グラフィックも決して悪いとはいえないが最新のものと比較すると粗が目立つ

■非殺傷を狙おうとすると制限ばかりで面白くない。これがこのゲーム一番の欠点ではないだろうか。ミッションクリア後の成績画面やエンド判定、トロフィーなども見ても、誰も殺さずに、見つからずにクリアするのが一番良い評価となっているが、これを狙うとゲーム中の大半の装備が使えなくなってしまう。銃もクロスボウも撃てないし、グレネードもトラップも使えない。魔法も直接攻撃を加えるラットスウォームやウィンドは使えない。道中に落ちているお金や弾を拾う必要も無くなり、敵を気絶させることすらしない方が楽になってくる。要はゴールまでの最短距離を屋根伝いにブリンクで移動し、敵の視界を躱すのが面倒になったらベンドタイムで時間を止めて直進すればいいという、なんとも味気ないゲームになってしまうのだ。無論、敵を全て銃と剣と魔法で片っ端から倒してターゲットも抹殺というプレイだって出来るが、クリア後の成績画面では殺傷数や被発見数などが数え上げられ「お前は下手くそだ」と言われているようなもので気分が悪い。非殺傷が最高評価の作りならば、それを達成すべくあらゆる装備や手段を使って遂行できるようにするゲーム作りこそが必要なのではなかったのか？このゲームではそれが無く、ごく限られた有効な装備で、脇道を無視して敵を素通りするだけになってしまっている

■そもそも最高評価を狙うなら暗殺ができない(暗殺アクションなのに・・・) 殺害すると評価が下がり死体が増えてカオス度が上がり世の中が悪くなるからだ。さらには、気絶させた敵が水中に沈んだり階段から落ちたり、果てはドアを締めるときに足が引っかかっただけでも死んでしまって殺害扱いになるのでやり直す羽目になり、フリーズも相まってストレスが溜まる

COMMENT

どうも開発側の「やらせたい事」とプレイヤー側の「できる事、やりたい事」がズレている気がしてなりません。開発側の用意した最高のルートを進む「非殺傷プレイ」は、プレイヤー側にとっては敵を全部無視して進み、ボスは直接手を下さず他人に頼んで代わりに処理してもらうという、はっきり言って何の達成感もない遊び方になってしまいます。音もなく忍び込んで誰も殺さずに任務を遂行・・・言葉にするとなんだか良さそうなゲームですが、実際のプレイはコレジャナイ感でいっぱいです。

BADには書きませんでしたが、ロードの遅さもかなりひどいですね。トライ＆エラーが必要なゲームなのにロードは20秒ほどかかります。そしてセーブ時にはフリーズ地獄が待っているので冷や汗モノです。

購入を検討させている方は、よほどの忍耐力がない限りはフリーズ問題が解決してから考えたほうがいいです。私がプレイしたゲームの中で、全体の1/3も進んでないのにフリーズが二桁越えたものはこれが初めてです。

プレイ時間：05時間以上15時間未満(クリア済)
てすたー6さん [2012/10/17 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　407人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
5pt	4pt	4pt	5pt	5pt	4pt	4pt

総合点
93pt

GOOD!

・世界観
好みが分かれる世界観ではあると思うが、個人的には素晴らしいと思った。
目的が「復讐」なだけに、明るくは無いが決して暗すぎず。
自分の場合は暗殺任務の間に挟むアジトでの王女との会話が良い癒し役になった(見た目はアレだけど・・笑)
グラも綺麗。

・緻密さ
敵の視野角や、音への反応が緻密。
ステルスゲーは過去にいくつか販売されているが「え？なんで今見つかったの？」という感じの敵からの理不尽な距離での発見などが普通にあった。
しかしDishonoredの場合、理不尽な意味不がないので世界観と相まってガッツリとDishonoredの世界に没頭できる。
また、例としてあげるが、例えば３人で警備している箇所で主人公が内１人を排除すると、残りの２人が今までの持ち場巡回をやめ、「こっちも警備しなきゃだめじゃないか〜」的なことを言いながらいなくなっている１人の持ち場までフォローしようと移動範囲が広がったりする。

・リアル感
よくゲームにありがちな理不尽の強さのボスというものがいない。
暗殺ターゲット（他ゲーだと確実にボスになる立ち位置）も他の兵士と変わらない一人の人間。
ヘッショ1発で死ぬし、首を絞めれば数秒で落ちる。
自分の行動（敵をどれくらい死体にしたか、敵をどれだけ気絶で済ませたか、どれだけ敵に発見されたかなど）によって敵の種類や数が増減する。
切断描写があまり規制されていないため個人的にはプラスポイント。

・新しい着目点
ステルスゲーの過去作といえば、銃を持っての潜入・戦闘があげられるが、今回の武器は主に超能力。瞬間移動や、壁の透視、時間を止めたり、動物に乗り移ったり。
それが新しい行動を生み出すアイデアの起爆剤となり、常に色々な暗殺方法、ステルス方法を考えながら進んで行けるのでマンネリが起き難い。
もちろん銃（時代設定が独特なので短身銃）やクロスボウ、グレネードや設置型ボムもある。