セイクリッド２レビュー(評価)

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セイクリッド２レビュー

発売元	スパイク（オフィシャルサイト）
発売日	2010/02/10
価格	7,770円（税込）
レーティング	【Ｃ】15才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(廉価版)
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：オープンワールドRPG ■ プレイ人数：1〜2人（オンラインプレイ人数：1〜4人）【廉価版】 ■ 発売日：2010/11/11 ■ 価格：2,940円

スコアボード

中央値: 72
難易度: 2.21
レビュー数: 34

スコアチャート

0-9

2.9%

10-19

20-29

30-39

17.6%

40-49

11.8%

50-59

8.8%

60-69

29.4%

70-79

26.5%

80-89

2.9%

90-100

【60点以上】
67.6%
【標準偏差】
16.42

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　516人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	5pt	3pt	5pt	4pt	4pt	2pt

総合点
85pt

GOOD!

[熱中度：5点]
広大な世界を走り回り、クエストを消化しつつ、装備を整え、ひたすらキャラを強化し、高難易度へ挑戦するゲームです。
こう断定すると身も蓋もない作業ゲームに聞こえますが、それってドラクエと同軸ですよね？
町の人に挨拶すると応えてくれますよ（英語音声ですが）。つまりオープンで階層のあるドラクエです。
[グラフィック：5点]
かなり描き込まれています。日付や時刻帯で街の活動が変わる類ではありませんが、オープンワールドでありながら、緻密に描かれたグラフィックから、そこはかとなく生活感を感じることができます。

BAD/REQUEST

[ユーザビリティ]
かなり危ういです。
古典的で痴呆的な「はいorいいえ」選択にはうんざりですが、まさに装備しているものをワンボタンでスクラップしてしまうのは、誤動作を誘っているようで、困ります。
[再起の難しさ]
キャラ育成は良くまとまっているのですが、レベルの上昇速度が遅いのに関わらず、やり直しはほとんど白紙からです。
後悔先に立たずを地でいく、融通の利かない頑固さです。sacred2ほど○ボタンが鋼鉄なゲームも珍しいでしょう。

COMMENT

わくわくできます。
昔からこの手の、ドンッと始めに世界を用意して、プレイヤーに冒険させるゲームはありましたが、今のボリュームで表現されるとつい熱中してしまいます。
最近多いですよね。「もっとできるはずだ」と歯噛みした空想のプレイが現実になってきたゲーム。
これもそのうちの一つだと思います。

sacred2は広大なＲＰＧワールドにテキストの物語とより多彩なエリア、集団、生活の側面を提供してくれます。
ちょっとひきこもってゲームしたい方にオススメです。

プレイ時間：60時間以上100時間未満(クリア済)
nyaviさん [2010/03/14 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　458人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	4pt	5pt	5pt	4pt	2pt	3pt

総合点
77pt

GOOD!

◆　オリジナリティ
ＰＣゲームではお馴染みのハック＆スラッシュタイプのＲＰＧ。
「視点が見にくい」などの意見が見られますが、そもそもハック＆スラッシュタイプのゲームはそういうものなのです。
これがオリジナリティであり、一方でこのゲームは人を選ぶと言われる理由の一つになるかと思われます。
一言でいえば、ＭＭＯＲＰＧが好きな人はアリです。

◆　グラフィックス
ＰＣ版には劣りますが、映像出力720p以上であれば問題なく綺麗な映像が楽しめます。
ブラウン管や小さいサイズのテレビでは、肝心のテキストが読めなかったりしますので注意が必要です。

◆　サウンド
通常、ＲＰＧはフィールド・戦闘・町などでそれぞれＢＧＭが用意されています。
このセイクリッド２も同様に場面でＢＧＭが切り替わるのですが、場面ごとに違うＢＧＭが用意されていることを高く評価したいです。
戦闘ＢＧＭだけで３種、フィールドＢＧＭは訪れる場所によって変化します。
さらに選んだ主人公によって戦闘ＢＧＭが変化します。
天使セラフィムであれば神々しい音楽に、未知のエネルギーを利用するテンプルガーディアンはサイバーテクノといった感じです。
キャラクターを何人も作り直したところで音楽が全く同じでは飽きも早くなってしまいますが、サウンドによってまったく雰囲気が変わり、新鮮な気持ちでプレイが可能です。

◆　熱中度
これは相当なレベルです。
筆者は全キャラ総プレイ時間にして300時間以上プレイしていますが、まだまだ続けていける自信があります。
次はどのキャラクターで、どんなスキル構成で、何を覚えさせて、武器は何を持たせて・・・と考えているだけで1日が過ぎるほどです。

さて、肝心の中身ですが5人のキャラクターのうち1人を選び、敵を倒してレベルを上げ、メインストーリーを進めるというのが基本的な流れです。
また膨大な数のサイドクエストが用意されていますので、全サイドクエストをこなそうと思ったら50時間以上は確実にかかるでしょう。
さらに難易度がブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、ニオブと5種類用意されており、難易度によって敵のレベル・ドロップするアイテムの質などが変わります。
ブロンズをクリアしたらすぐに辞めてしまう人もいると思いますが、次の難易度ではまだ受けていないサイドクエストを受けつつ、マップの未踏破部分を訪れてみるなど新たな楽しみもあります。

キャラ育成に関しては非常に奥が深いです。
スキル枠が最大で10枠までしかないので、全種類の武器を使いこなせる魔法戦士などといったことを目指すと相当苦しい道になります。
なぜなら武器スキルだけで剣、打撃武器、遠距離武器、杖、槍と5種類もあります。
さらには攻撃力、魔法力、体力、速さ、防具、盾、キャラの技を成長させるスキル、敵からのアイテム入手率を向上させるスキルと、重要なスキルが他にもまだまだたくさんあります。
その中から自分が育てたい・特化したいスキルを取捨選択して、自分だけのオリジナルキャラを作るわけです。

スキルのリスペック（再作成）は絶対にできませんし、オートセーブ機能に対応していますので特殊なケースを除いて失敗は許されません。
筆者はこれまでに計10人以上のキャラクターを作り直していますが、作り直すたびに新たな発見があり、これがモチベーションに繋がっています。

また、説明書が薄いとの書き込みを見ましたが、初めての方は説明書だけでも基本的な要素は抑えてあるので、説明書を熟読すれば問題なく遊べます。
ただ膨大なキャラクター育成パターンがあり、育成（各キャラの技強化等）に関しては説明書のみでは不十分です。
そのあたりを補完するためインターネット上のセイクリッド２wiki閲覧を推奨します。
何を知っておくべきか、どんな流れでプレイすれば良いのか、が詳しく記載されています。

余談ですが、キャラクターの最大Lvは２００です。
海外版ではレベルＭＡＸ達成者が２００名しかいないという噂があります。
つまり後半になればなるほどマゾ仕様になります。
が、それでも辞められない中毒性があり、さらに言えば上記に記載した「何度もキャラを作り直したくなる」がゆえに、１キャラがレベルＭＡＸに中々到達しないのではないでしょうか。

BAD/REQUEST

◆　フリーズ
これは使っている機種・連続使用時間によって異なりますが、他の国産ゲームに比べると非常に大きな確率、高頻度でフリーズします。（パッチが当たる前のフォールアウト３並です）

特にオンラインでのフリーズ頻度はかなりのものです。
全くゲームにならないというレベルではありませんが、このフリーズが原因でゲームデータが破損し、セイクリッド２のデータが全て消えるという報告もいくつか聞いています。
筆者のケース（薄型ＰＳ３）では「5時間以上連続プレイしている状態で、画面がカクカクし出すと数分後にフリーズする」という状況です。
したがって、5時間置きにプレイを中断して再起動したり、カクカクしたら移動をやめて様子を見るなどの対処を行っています。
これで今のところフリーズ確率が低下しています。

1日２〜３時間のプレイで、オフラインのみであれば問題ないレベルでしょう。
ただフリーズが原因でオンラインをプレイしないのももったいないです。
最大4人まで一緒に冒険ができ、取得経験値も人数によって増えます。
一人では倒せなかったボスも協力プレイすることで倒せることも当然あります。
メインストーリーもオンラインで協力してもらうことが可能です。

COMMENT

ＭＭＯＲＰＧ好きはまず買って間違いなしでしょう。
さらに言えば、ＭＭＯＲＰＧでソロ狩りをチクチクやってる・・・って人ほど合います。
筆者は過去にＤＣ版ＰＳＯ、ＦＦ、信長の野望ＯＮを始め、無料系ＭＭＯを多数プレイしてきましたが、セイクリッド２が一番長くプレイできる自信があります。

プレイ時間：100時間以上(クリア済)
ジェット犬さん [2010/03/14 掲載]

このレビューはオススメ？　

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　499人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	3pt	3pt	4pt	1pt	1pt	2pt

総合点
46pt

GOOD!

・まずは広大なマップ。クエストの数も含めてコンプリートにかなり時間がかかる。つまり、ハマル人にとっては一生もののソフトになる。

・豊富な装備品。一つ一つに固有のグラフィックがあり、装備すればプレイヤーキャラに反映される。

・自由度の高い育成。同じキャラでも接近戦に強くしたり、魔法使いに育てたりできる。

BAD/REQUEST

・視点が慣れるまで辛いものがある。キャラの真後ろからの視点がないため、風景を眺めることができず、折角の広大なマップを体感できない。

・戦闘が地味。語弊を恐れず言うのならボタン連打。前述の視点の関係もあって迫力がない。

・文字が小さい。また、村人の会話などのクエストと関係ないものは翻訳すらされていない。

・自由度が高いと思われがちだが、オブリビオンやFallout3のようなやりたい放題できるわけではない。基本的に物を盗んだり、住民は攻撃できません。

・クエストがつまらない。基本的に「○○を倒せ。」か「○○を探せ」。バックグランドのストーリーがほとんど無いため作業感がものすごく漂う。

・キャラメイクができない。男性キャラは変更不可、女性キャラは髪型（２〜３種類）と髪の色の変更のみ。ただ、装備品で個性をつけることができるためそこまで気にはならない。

COMMENT

まず、洋ゲーやオープンワールド系のRPGは嫌いではありません。現にFallout3は楽しめましたし、オブビリオンは戦闘が肌に合わなかっただけで作りこまれた世界観は素晴らしいと思いました。洋ゲーではないですが、デモンズソウルのようにストーリーは多くを語らないが画期的なオンラインと緊張感溢れる戦闘システムも楽しめました。

しかし、今作は正直のところ何を楽しみにすべきかわからず、プレイを続けるモチベーションを保つことができませんでした。けれども他の方のレビューを散見すると人によっては至高の一本になるようですので「人を選ぶ作品」なのでしょう。

自分がRPGに求めているものが最低限のストーリーと長く続けられる戦闘システムということを再認識させてくれるゲームでした。

プレイ時間：05時間以上15時間未満(未クリア)
心が折れた戦士のソウルさん [2010/03/14 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　474人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	5pt	4pt	5pt	5pt	1pt	2pt

総合点
82pt

GOOD!

グラフィック５点
ゲームの映像は非常に美しく描写されており、大変満足しました。
家の中にある小物まで細かく描かれていたのには驚きました(笑)

熱中度５点
初代プレステユーザーならディアブロやルナティックドーン、PCならウルティマ等
そういったゲームが好きな方ならハマれる事間違いなし！
(このゲームはストーリーを楽しむというより、アイテムを集めたり
自分のキャラクターをどう育てていくかという方に重点が置かれています)
ステータスポイントの振り方によってオリジナルのキャラクターが作れますし、
さらにスキルの特徴まで細かく設定できるので、何度も(自ら)作り直してしまい
気付いたら朝でした！なんて事が平気であります(笑)

満足感５点
この価格はちょっと・・・って思うかもですが、はっきり言ってコストパフォーマンスは
最高点だと思います。ブロンズ→シルバー→ゴールド→プラチナ→？？？と
難易度を上げるためにはキャンペーンをクリアしなければならない事、
レベルも６０以上、１００以上にしなければならない等、正直時間が足りません！
クエストの量も５００以上ありますし、全部コンプリートしようと考えると
気が遠くなるはずです(^-^;

BAD/REQUEST

快適さ１点
フリーズがとにかく多い！これさえなければ神ゲーだったのに！ほんとうにおしい；；
パッチとか何かで修正されませんでしょうか？
できれば修正希望です！！

COMMENT

のんびりキャラクターを育成していける方なら買っても損はしないと思います！
「すぐにクリアしたい」とか、「私は普通のＲＰＧがしたい！」とかなら
最悪なソフトに豹変する事でしょう(笑)
こういったゲームをやった事ない人からしたら「何コレ？」って最初は思うかもしれませんが
すぐ判断しないで、２〜３日やってみて下さいｂ　スルメゲー万歳！！

プレイ時間：60時間以上100時間未満(クリア済)
くまったさんさん [2010/03/09 掲載]

このレビューはオススメ？　

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　478人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
2pt	3pt	4pt	4pt	4pt	2pt	1pt

総合点
67pt

GOOD!

・世界
途方もないスケール感である。フィールドは砂漠やジャングル、草原や宇宙船のようなものまでバラエティに富み、それら全てが圧倒的な広さでプレイヤーの挑戦を待っている。そして果てしなく続くクエストの連鎖とボリューム。膨大な数のアイテム群。生半可なプレイ時間では中盤に辿り着くことさえ困難に思える懐の深さだ。気づいたらどっぷりと浸ってしまっている。そしてプレイ中に誰もが思うだろう「このゲームに終わりはあるのか？」と。

・簡単戦闘
基本的には近寄ってきた敵を攻撃するだけという非常にシンプルなスタイルだ。戦闘についても攻撃ボタンを押しっぱなしにするだけ。体力が減ったらアイテムを使って回復する。アクション性は極めて低い。センスや反射神経、シビアな操作などに自信がない人でも簡単に進めることができるだろう。戦闘の難易度としてはコマンド入力系RPGと同等レベルだろう。

・キャラクター
様々な種族、信仰する神、各種スキルを組み合わせることで様々なタイプのキャラクターを作成可能だ。肉弾系や魔法系といった定番から隠密系などの変わり種まで自由にカスタマイズできる。複数のキャラクターを作成することができるのであれこれと試してみるのもいいだろう。その際、全部のキャラクターで共有できるアイテムボックスがあるのは非常に便利で、今操作しているキャラクターが装備できない武器防具でも、アイテムボックスに放り込んでおけば他の装備可能なキャラクターがそれを取り出して間接的な受け渡しができるということだ。

・クエスト
マップの踏破とクエストを遂行していくのがこのゲームの醍醐味である。しかし広大すぎるマップを闇雲に歩き回ったり、数百以上もあるクエストをなんの脈絡もなく行き当たりばったりでやっていてはとてつもなく時間がかかってしまう。そこでこれらを効率的に補助してくれるのがマップの機能である。最初はなんの変哲もない白黒のマップだが自分が歩いた場所は色が付いていく。さらに白黒状態の場所は街や村の存在が確認できないためにそれらを探し当てるためあちこちを歩き回るのもなかなか楽しい。クエストについても現在発生しているクエストや目的地がひと目でわかるようになっているのも○。果てしない旅をストレス無く進めていくための工夫が感じられる。

BAD/REQUEST

・育成関連
攻撃系スキル、防御系スキル、鍛冶や乗馬など各種補助系など多岐に渡るキャラクター育成だが、具体的にどういった効果が得られるのか、どれだけのメリットがあるのか、はたまたデメリットはどうなのか、他のスキルと競合はどうなのかなどわからないことだらけである。にもかかわらず肝心の説明書には非常にざっくりとしておりプレイヤーはいきなり突き放されてしまう。しかもこれらのスキルは10個までしか覚えられず一度覚えたら解除不可能。つまりお試しでやってみるにもキャラクター再作成の恐怖と戦わなければならないということだ。もし操作ミスで装着してしまったりしたら目も当てられない。前向きに言えば「失敗をおそれないフロンティアスピリット持ってプレイしろ」ということになるのかも知れないが、こういった点でこのゲームの面白さが減点されるのは残念なことだ。

・ゲーム再開
このゲームにはモノリスと呼ばれる移動用のワープゲートがある。広大なマップを動き回るには欠かせないものであるのだが、このモノリスには次の２つの特徴がある。1つ目はゲームをロードした際やプレイヤーが戦闘不能となった際の再開ポイントを兼用していること。もう1つは全エリアを通じて起動できるモノリスは1ヵ所だけということ。つまりあちこちをスムーズに移動するためにどのモノリスを起動しておくのが便利なのかを考慮しておく必要があるということだ。ところが、ゲームを進めてみないとどのモノリスを起動しておけば便利なのかがまるでわからない。迂闊に変な場所のモノリスを起動してしまうととんでもない奥地でリスポーンしてしまったり、進むも地獄戻るも地獄なケースになることがある。1ヵ所だけという縛りは必要だったのか疑問だ。

・グラフィック
背景・キャラクター・モンスター共に絵はキレイである。しかしこれぞ洋ゲーと言わんばかりのガチムチ・アメコミ風のキャラクターデザイン、キャラクターやモンスターのモーションなどが完全に一昔前のそれである点に嫌悪感を持つ人も少なくないだろう。装備のグラフィックが反映されるのは素晴らしいのだが、着ているキャラクターが不細工なためにせっかくのカッコイイ装備が台無しな点も残念な部分だ。

・カメラアングル
このゲームには客観視点しかない。ズームアウトするとほぼ真上、ズームインしても斜め45度くらいからのアングルにしかならず、目線レベルで風景を眺めると言うことは不可能である。つまり3Dで描かれてはいるが実質的な視界は2DのRPGと同じということだ。せっかくの広大で美しい世界を広い視野で見られないのはこのゲームで伝えるべきことを自ら放棄してしまっている感が否めず、最大の欠点であると言える。非常にもったいない。

・カクカク
NPCや敵がたくさん出る場所などではカクカクと処理落ちすることがある。そんな状況下で装備やアイテム画面を開くなどのタスクが重なると最悪フリーズしてしまうこともある。

・翻訳
このゲームは吹き替えではなく字幕である。クエスト関連についてのキャラクターのセリフは100%翻訳されているのだが、一般のNPCに話しかけたりできるのに翻訳無し。たまにボソボソと喋る主人公のセリフも翻訳無し。こういった何気ないところからユーザーはゲームの雰囲気や空気感を感じ取ったりするものだと思うのだが、世界観をもっと大事にすべきだったのではなかろうか。

COMMENT

40インチ　HDMI接続　5.1chサラウンド
このゲームの第一印象は「見た目が古くさいPCゲーム」だった。これはグラフィックや性能云々以前に表現方法が古くさいためだと思われるが、この点はほぼ印象通りである。真新しいことは無いに等しい。探検しながらクエストをひたすらこなしていくだけの作業感満載のゲーム。だが気がつくと連鎖し続けるクエストと未踏破領域の探索にはまってしまっている。なんとも不思議なゲームだ。つまらないゲームではない。だがBADを致命的に感じるタイプの人や最近の懇切丁寧なゲームが主流の中にあって少々説明不足でスパルタン、のめり込んでプレイする以前に敷居の高い印象を受けてしまう人には絶対に受け入れられないタイプのゲームでもある。

筆者は難易度ブロンズ、52時間プレイでクリア。そのときのレベルは39、完了したクエストの数は344個、種族はシャドウウォリアー。だが踏破率は40％程度である。ラスボスを倒しても未クリアのクエストを進めたり、探索を進めることはできるのでヒマでヒマでしょうがない方はプレイしてみてはいかがだろうか。あとBlind Guardianファンの人だったら是非プレイするべきであることを付け加えておこう。

最後にこのゲームを一言で表現するならば「クエゲー」である。