FINAL FANTASY XIII(ファイナルファンタジー13) レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス(オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2009/12/17 |
価格 | 9,240円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:ロールプレイングゲーム 【廉価版】 ■ 発売日:2011/07/21 ■ 価格:3,990円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
614人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt |
87pt
GOOD!
【オリジナリティー:5点】
まず他のRPGとの明らかな違いは〈MP〉の廃止。
前情報で知った時は「そんなの成立するのか?」と思いましたが
一度慣れてしまうと、何も問題ないことに気づく。
戦闘が終わったら回復して、宿屋に戻ってMP回復して…
という慣例化された従来のシステムがいかに無駄なものだったのか、
ということに気づかされてしまった。
もちろん戦闘毎でのMP配分の考慮などが、必要なくはなってしまっているが
そのぶん別のベクトルで頭を働かせることになるので
ただボケーっと戦闘をこなすわけにはいかない。
気を抜くと簡単にゲームオーバーとなる。
この戦闘システムは賞賛に値する。
【グラフィックス:4点】
このグラフィックでダメ出しするようなら、どんなゲームも評価できない。
他に類をみないグラフィック…とまではいかないが
現行のゲームの中ではかなり美しく、ハイレベルな部類だと思う。
細部まで書き込まれた背景、妥協のないモーション。
特にイベントムービーは圧巻で、ド派手な演出も含め一見の価値あり。
【サウンド:4点】
音楽だけで言えば無難な曲ともいえるが、
効果、MAバランスなど全てで評価するとかなり良い。
さすが贅沢なスタッフを多数起用しているだけある。
【熱中度:5点】
個人的にはシナリオそのものは好みではない。
しかし飽きさせない演出は見事。先に進めたくなる。
1本道といわれるゲームの進行だが、
逆に「おつかい」の要素がほとんどない分、ダレずに物語は進行する。
これで序盤から「おつかい」の連続だったとしたら
確実にもっとスローペースでクリアまでいったかもしれない。
…むしろ途中で飽きてしまっていたかもしれない。
【満足感:4点】
総評はCOMMENT欄に書くことにするが、個人的には
今年プレイした中でも3本以内に入るであろう満足感。
【快適さ:4点】
不満な点もいくつかあるが、ロード時間も短く操作性も悪くはない。
全体を通して概ね問題なく快適に遊べる。
BAD/REQUEST
操作面でひとつ気になったのが右スティックでのカメラ操作。
基本自動で歩くほうを向く仕様なので、強制的にカメラを動かすと
「ケンカ」するような感じになり、おかしな動きになる。
このよくできた戦闘システムを理解し楽しめるようになるまで
時間がかかるのが勿体ない(3〜4時間くらいは「???」状態が続く)。
序盤からあるていどは考え、操作させる敵を配置してもよかったのでは。
武器改造、なにより素材の種類に意味がない。
とってつけたようなシステムにしか感じられないのだから
ハッキリ言って必要なかったと思う。
こんなものなくてもじゅうぶん面白いのに。
成長システムは無難な出来だが、ポイントをリセットできる機能があれば
いろいろ試行錯誤できてよかった。
完全に個人的な好みになるが、ヴァニラというキャラクターだけが
最後まで好きになれなかった(性格・話し方等々(笑))。
まあきっとこの手のキャラも需要があるのでしょう。
COMMENT
ネットなどの評価は概ね低いようだ(笑)
まあ厳しい評価は大作としての宿命なのかもしれないが。
規制のRPGのシステムから頭を切り離せば
PS3ソフト群の中でもかなり遊べる部類だと思うのに。
上にも書いたが、このシナリオ・システムで自由度が高かったら
絶対途中でダレるし、飽きると思う。
「いかにうまく1本道を進めるか?」という気持ちに切り換えると
非常に楽しくなる。
「RPGなのにMPがないのはおかしい」
「RPGなのに街がないのはおかしい」
「RPGなのにMAPが1本道なのはおかしい」
…すべて固定概念から来る願望だと思う。
これはこういうものなのだ、という受け入れが自分で作れれば
非常によく出来た作品なのだが。
もちろん要望もあるし気に入らない部分もあるが
ここまで酷評されるのは理解できない。
それもこれも全て「FFだから」なのだろうか。
個人的にはものすごく楽しめました。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 1pt | 0pt | 0pt | 1pt | 4pt |
19pt
GOOD!
おおよそ他の方々と同じ意見ですので、個人的に感じたことを書きます。
・映像に力を入れているようで非常にキレイです。このメーカーの醍醐味とでも言いましょうか。
・ロードが短いので進行がスムーズです。
BAD/REQUEST
おおよそ他の方々と同じ意見ですので、個人的に感じたことを書きます。
【戦闘システムに唖然】
テンポよくオプティマをチェンジして戦っていくが、戦闘をわかりにくくしていると感じた。
さらに主人公が倒れるとゲームオーバー。なんでやねん。
戦闘そのものにいたっては、なんかポコポコと叩いてる印象でしかなく、新しい試みなのかもしれないが、ボタンを連打しているだけだった。
【敵に唖然】
今回は敵に一定ダメージを与えてブレイクさせ、そこから大ダメージを狙うという流れなのだが、某モンスターをハントするゲームを真似たかったのでしょうか、ザコ敵一体に時間がかかります。その過程がよりいっそうの作業感を招きます。
【ラスボスの即死攻撃に唖然】
ラスボスは一定確率による即死攻撃をしてくる。運がよければ回避する。
なんだそれは。
【パーティの攻撃方法に唖然】
魔法を使う際にMPというものがなく、打撃も魔法も攻撃の一種として扱われているため、ファイアだろうがブリザドだろうが、なんか光る玉を放り投げてるだけに見える。魔法を連打できますよ、とでもやりたかったのだろうか。
【コマンド画面に唖然】
開けばキャラがニコッ。細かいところにも映像で気配りしてますよ。とでもやりたかったのだろうか。ゴージャスなイメージになると思ったのだろうか。個人的には無駄なアクションでしかなかった。
【毎度お馴染みキャラクターに唖然】
このシリーズの個人的に嫌いな伝統、キャラがマネキンの如し表情と外観。なにやらお洒落な服を着せてるつもりですね?美形をもってきて美しい描写をしたいんですね?カワイイ&カッコイイを、勘違いしてますね?ここは完全に価値観だが、キャラの薄っぺらさももはや伝統的。
戦闘中に尻をふっているヴァニラには身の毛もよだつ。媚び売らなくてもいいです。
【ストーリーに唖然】
わかりづらい単語が並ぶため、いったい主人公たちが何をしたいのか、ラスボスが何で何をしたいのか、わからないことが多種様々。シリーズでお馴染みの「神」という単語がしつこく、抽象的なまま展開する。人間ドラマにしても、あんまり愛をテーマにすると叩かれるので路線変更したのだろうか。が、しっかりと寒い愛らしきものもあるようだ。時代はもう兼続ではなく竜馬である。
【人の少なさに唖然】
主要メンバー以外、人間がほとんど出てこない。街や村に立ち寄るといったことがないため、一本道のストーリーを順番になぞっているだけになっている。
【無理矢理のようで唖然】
シリーズの伝統となっているそこかしこのネタ。
飛空挺は無理矢理登場させたような。チョコボは無理矢理登場させたような。
なくてもいいがFFの看板だし?敵なにほひとかほりがする。
それがよけいに冷める。
【メカすぎて唖然】
実に機械的。FFが路線変更しているのはわかる。車が空を飛ぶ近未来的な中でFFをやろうというのもわかる。が、SFアクションにしたいなら他のゲームでやるといい。
変わらない良さというものもある。
【召喚獣、驚異のトランスフォームにて唖然】
FFを近未来型銃剣アクションにしたいのもわかった。オーディンという名のおうまさんにシヴァというメーカーでシスターズというブランドのバイクなのもわかった。
変形アクションフィギュアとして売り出したいなら早めになさい。
【サウンドに唖然】
FFといえば数々の名曲を世に送り出したものだが、今回のサウンドは一曲として、フレーズすら覚えることができない。作曲担当者がかわったようだが、これほど耳に残らないのもめずらしい。
新しい試みと変わらぬ良さ、共存できればなと思う。
というか、眠くなるサウンドなので結果的に長く遊べない。魔性のサウンドである。
【つまり熱中できなくて唖然】
一本道、悪くはないがこれは間違った一本道である。ただただ、早く終わらせたいという気持ちでプレイしていた。プレイしていたというより、眺めていたといったほうが適切な気もする。
せめてストーリーが面白ければワクワクできたかもだが。そのストーリーすら難解というか製作者の妄想というか、個人的にゲームをしていて情けない気持ちになるのはFFシリーズの伝統になっている。FF6までは好きだったのが。これも世代であろうか。
何より一度クリアしたらやる気がでないというのは、これに関してはもはやゲームではなく、みなさんご存知映像ゲーである。
せっかくキレイな映像を作れるのだから、黙ってDVDでCGアニメとして出せば良いものを。
【それでもやっぱりキャラに唖然】
ニット帽はどーよ。
アフロはどーよ。
ライトニング(笑)
COMMENT
買わないほうがいいです。
非常に人を選ぶゲーム(?)となっているので、懐古な方々には向かないと思います。
世代が違うのかもしれないが、なぜこんな内容にしたがるのかわからない。
クールな主人公がお好きのようではあるが、病んでるのではと。
ゲームを買う→どんなのかドキドキする→プレイする→ドン引き→やりたくない→でも高いお金で買ったんだからクリアだけはしなくちゃ→早く終わらせなきゃ→苦痛→眠くなる→起きる→苦痛→早く終われよ→眠い→クリア→開放感
達成感はない。
ただただ、唖然としたゲームでした。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 1pt | 3pt | 2pt |
47pt
GOOD!
●グラフィック
こちらは一目瞭然でしょう。
海外メーカーのFPSなどには劣る面もあるかもしれませんが、RPGでこれだけ広大なフィールドをこのレベルでまとめたのはすばらしいと思います。
バトルシーンのグラフィックや演出もかっこよく、ムービーシーンの完成度も高いです。
●バトルシステム
従来のバトルシステムとは大きく異なっており、賛否両論あると思いますが、自分としては完成されたシステムで大変面白かったです。
「バトルに入る前に戦略を考える」「バトルに入ったらバトルがスピーディーに展開され、咄嗟に適切な判断をすることが必要」という遊び方をさせたい、という意図が良く伝わってきます。個人的には死んでも直前から再開できるシステムは、親切でとてもよいです。
●テンポのよさ
一本道にすすめている限りは、ロード時間や、バトルへの切り替えや展開など、テンポよく進んでいく点はよかったです。
BAD/REQUEST
●シナリオ
主人公達や、敵の黒幕、全ての行動原理が納得いきません。なぜ、そこでそういう行動を取ってるのだと常に突っ込みたくなります。
最初から最後まで、主人公達は何をしたかったのかわかりませんでした。エンディングもよくわからないままご都合主義で終了、としか感じられません。
また全体的に、伏線や盛り上げが不足すぎです。
そのため、感動的(にさせたいと思わせる)シーンでも、キャラクターが唐突にお涙頂戴的な演技を始めたようにしか思えません。
もしかしたら、メニュー画面から用語集みたいなものを見れば、伏線など色々書いてあったのかもしれませんが、そんなものは普通のプレイヤーは読まないでしょう。
時系列がごちゃごちゃになって、回想シーンが多いのもよくわからなくなる一因かもしれません。
●序盤の退屈さ
こちらも、皆感じるところだと思いますが、序盤は会話も意味不明ですし、バトルもつまらないです。FFというブランドがあるから、序盤がつまらなくても遊んでもらえるとの製作者側の意図があったのでしょうか。せめて、もうちょっと早くオプティマは開放するべきだったのでは。。。
●細かな操作性
もう少し気を配って欲しいなぁと思うところがありました。
例えば、バトルメンバーを変更するとオプティマがリセットされてしまいますが、たかだかバトルメンバーの組み合わせは20種類程度なので、全ての組み合わせについてオプティマを覚えておいてもらえるようにして欲しかったです。
COMMENT
とにもかくにもシナリオが最悪でした。そのためクリアしたものの満足度にはつながりませんでした。
自分は自由度の高いRPGもすきですが、一本道RPGもありだと思っています。でも一本道RPGをやりたいユーザというのは、「きれいなCGを見たい」のではなく、「きれいなCGでストーリーを楽しみたい」のだと思ってます。しかし、本ソフトは「ムービーを最初に作って、そこを繋げるためにストーリーをつけたのでは」と思ってしまうくらい、ストーリーがちぐはぐです。例えば12章に入った所で、派手なムービーがありますが、まったく主人公達がする必要のない行動をとっていて、もう少しストーリー的に「いいシーン」でムービーを入れて欲しかったです。
また、シナリオの展開で一番不満なのが、主人公達の目的がよくわからないまま、操作させられる点です。RPGは「役割を演じるゲーム」ですが、役割というのはその役の背景とかを色々知っていて、初めて演じられるものだと思います。(映画で役者が演じる際に、演じようとしている人物の背景を知らずに演じることができるでしょうか?)
それが、過去も語られていないまま「どこどこへ行く」という目標だけ与えられ、何のためにそこに行くのかの目的がわからないような、そういう展開ではRPGとはいえないのではないかと思います。
総じての感想としては、「お金がかかった大作で豪華キャストで絵もきれいで、でも面白くない映画」みたいなゲームだと思います。期待が高かった分、不満につながっている面もあるかもしれませんが・・・
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 3pt | 3pt | 2pt | 4pt | 2pt |
61pt
GOOD!
<グラフィック・デザイン>
●肌の質感が実写にまた一段と近づきました。…ちなみに、美女にも毛穴やソバカス(シミ?)が見えるので、アニメ絵が好きな人は拒否反応がでるかもしれません。
●気付かないような細かい所のグラフィックも進行とともに変化していたりします。
●通常移動画面で、操作キャラだけでなく、きちんとパーティキャラがついてきている(先に進んでいる)様子がみられます。一人で旅している気分にならずに済むのが良いです。
●やわらかな光のゆらめき、風を感じる髪のそよぎ、ひなチョコボ・アフロのモコモコ感。中でも一押しは、後半の広々とした原野。チョコボで走るとスゴク気持ち良いです。
●蛍光色の美しさ。モンスター達が電気や炎を帯びた時など、ほぅっと思いました。
<戦闘の楽しさ> ※ただし、序盤を除く
仲間達の行動はAIで、作戦として行動パターンを設定します。その作戦を組み立て、戦況に応じて変え、いかに「速く」終えるかを考える(ボーナスも付く)のが面白かった!
強いて言えば「リアルタイムストラテジー」に近いでしょうか。
あと、ごく個人的には、後半からの敵の凶悪化も好きです。
<その他>
●ロード・読み込み快適。ムービーや召還獣演出スキップができる点も嬉しい。
●声優の演技力は今回、がんばっていると思う。素人っぽさは無い。
●ゲーム再開時(ローディング中)にあらすじが出る。しばらくできなかった時に助かる。
●本編ボリューム多め+11章からのやり込み要素豊富。本編クリア特典もあり。
●キャラの性能が「値」だけでなく、AIにもある。「値」だけみるならば、役立たずと思った人も、使ってみると賢かったりする。逆にお馬鹿だが、「値」が高い人もいる。
●エンディングまでパグや画像の乱れに一度も遭遇しなかった。アンチャー、オブリビオン、FO3などは傑作でもパグが多く悩まされたので、ここは個人的に高評価ポイント。
BAD/REQUEST
<グラフィック・デザイン>
汚れや、血がキャラクターにつく事がありません。DRAGON AGE ORIGINSのような仕様にすれば、生物(野生モンスターや人)を倒した時と機械を壊した時の重みの違いがよく出たと思います。せめて戦闘シーン中だけでもそうして欲しかったです。
<通常移動画面で、遊び要素が少ない>
歩く(走る)、ジャンプポイントでジャンプ、仕掛けポイントで仕掛けを動かす、敵を回避または接触(背後をとれば奇襲)のみ。十分じゃないかと言われればそうかもしれませんが、私はFFであるからこそ「もっと何か」に期待してしまうのです。
例えば、通常移動画面で、ボタン押しで剣を振る(銃を撃つ)といった行動ができれば、オブジェクト破壊、近道・隠し部屋探し、複数トラップ連鎖で敵を弱体化(もしくは逆効果)といったお遊び要素も入れられ、前半の「自由度」不足が少し解消されたと思います。
<その他>
●「序盤」の戦闘が単調・簡単で、キャラ成長もできない。しかも、「序盤」が長い。
●戦闘参加メンバーが変わるたびに作戦がリセットされるので、再設定が面倒くさい。
●字幕はOFFにできるが、音声はOFFにできない。苦手な人向け配慮として必要。
●前回のセーブデータに上書きしたいのに、新規を選択しやすいのは微妙に困る。
●なんでもかんでもムービーにしすぎ。例えば、婚約者同士のデートシーン。FF7のデートイベントのように操作できた方が楽しいし、その人への愛着も出たと思う。
●「強くてニューゲーム」が無い。
●世界観は面白いが、RPGと逃避行ストーリーは相性が良くないと思う。
COMMENT
定価の20%OFF新品で購入。FFは、万人向けでは無いのだとはっきりわかった1作。
今までで熱中したFFは5。普通に楽しめたのは4、6、7、10、13(今作)。途中でやめたのは8、12です。1〜3、9、11はやった事がありません。
ちなみに、スクウェア・エニックスで一番好きなRPGシリーズは、サガです。
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テイルズ オブ ゼスティリア
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Destiny(デスティニー)
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テイルズ オブ ゼスティリア(2件)
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ドラゴンボール ゼノバース
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ドラゴンボール ゼノバース
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テイルズ オブ ゼスティリア
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テイルズ オブ ゼスティリア
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DRIVECLUB
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ブレイドストーム 百年戦争&ナイトメア
テイルズ オブ ゼスティリア(2件)
GOOD!
※殆ど前情報を集めずにプレイしました。長くなってすいません。
■オリジナリティー、熱中度
戦闘はFF12のガンビットを改良したシステムで緊張感のある戦略性が高いユニークなシステムです。どのキャラにどの役割を任せるか、どの組み合わせで行くかと試行錯誤が面白く戦闘は飽きません。
■グラフィックス
PS3になりさらに画質は向上しており、ムービーや通常画面共に間違いなく現時点で最高のグラフィックスです。空中を走るエアバイクや生物と機械を合わせた存在のファルシはFF6の頃から始っているサイエンス・ファンタジーの完成形に近づいている印象を受けました。
FFシリーズの売りとして高画質のグラフィックスがあります。そのグラフィックスで一度空を飛ぶ操作をしてみたいと思っているのですが未だに叶いません。別にサイエンス・ファンタジーは全然構わないのですが、ムービーで戦闘してるばかりで飛空挺操作はどこに消えたのでしょうか……。
全てにおいて美麗で、機械文明のコクーンから原始的なグラン=パルスまで実にFFらしい幻想的な光景が広がっています。巨大な遺跡が突き立つクリスタル化した地底湖、雨露煌めく幻想的な水郷で地面から生まれるハバネロっぽい面の野菜(敵)など序盤から印象的な場所が多く存在します。グラン=パルスの雄大さを初めて見た時はこれこそ皆が求めていた本当のファイナルファンタジーだと感動しました。一度進むと前のMAPに戻れないのが非常に残念です。
召喚獣も迫力があります。最初雑誌でシヴァの設定を知った時は顔のついたバイクが気持ち悪く感じましたが、スノウがシヴァを召喚して周囲を凍結させながら暴れた時は余りの格好良さに痺れました。その直後に仏頂面でバイクに張り付いているシヴァの顔に噴き、やはりシヴァだけは気持ち悪いと思いました。
一つ一つのMAPは細部まで作りこまれていますが次々と先のMAPへ移動する仕様で背景をゆっくり見る余裕はなく、プレイしていると段々とその映像美にも慣れ始めて人間って贅沢だなぁと実感しました。
■キャラクター
前情報からライトニングがクールな台詞を吐きながら超絶剣技で敵を蹴散らすライトニング最強伝説みたいな話を想像していましたが、実際は父ちゃんやバカが熱い姿を見せてくれる人情話の方が多く予想外に楽しめました。
ライトニングも高圧的で人の話を聞かず、主人公なのに共感出来ない発言も多々ありますが、年上のお姉さんとしての柔らかい顔を見せ始めると非常に魅力的だと思いました。でも、へそピアスは止めて欲しかった。へそピアスは止めて欲しかった。
主人公としてはスノウの方が相応しい気がしますが、人情話のスノウと牽引役のライントニングで分担してる感じですか。
不満点として、キャラに似合わない説教臭い発言が時々気になりました。
『現実(リアル)が怖いの?』『現実(リアル)が怖かったら逃げても良いんだよ』
製作者のリアルを物語に持ち込むのは大抵は自己満足にしかならないと思います。
■テンポ・MAP
基本的にテンポが良い。ムービーで5〜20分→探索で30〜60分→ムービーの繰り返しで、中盤までサクサク進める事が出きます。MAPも右上にミニマップが表示され迷うことはありません。今回はジャンプポイントとして瓦礫などを飛び越える場所があり、ポンポンとジャンプして進むのは地味に快感です。
ムービーも召喚獣の召喚もスキップは可能です。
■難易度
MPの概念はなく、HPも戦闘終了後に全回復する為か非常に難易度は高くなっています。今回の戦闘はウェイト(選択中時間が止まるシステム)はなく、全てアクティブで進行します。速度の調整はできますが、頻繁に作戦を切り替える戦闘はRPGが苦手な人は辛いかもしれません。終盤の敵は補助を有効に使わなければ中々勝てない難易度で、個人的にはやりごたえがあったので良かった点に入れさせて頂きます。
全滅すると戦闘直前からやり直しになるだけでデメリットはなく、戦闘中でもいつでも戦闘直前からリスタート出来る親切設計です。ゲームオーバーはありませんが、全編通してサクサク全滅させられます。
■システム解禁
話を進める毎にシステムが解禁されます。今回の難易度はFFシリーズよりもサガよりなので、一つ一つ覚える事ができるのは初心者には優しい配慮だと思います。序盤は単調ですが中盤から異常に忙しくなります。レベルにも寄りますが終盤では二、三秒で状況判断しなければサクっと死にます。完全に死にゲーです。
■戦闘人数について
物語の主人公はライトニングですが、話の流れで操作するキャラクターは変わります。プレイヤーキャラ以外の仲間二人はオートで戦いますが、最終的にプレイヤーキャラもパーティも自由に編成できます。
■オプティマ(作戦)とロール(役割)
今回の戦闘は、アタッカー、ブラスター、ディフェンダー、エンハンサー、ジャマー、ヒーラーと六つのロール(役割)を作戦として設定し戦わせるシステムです。非常に奥が深く、どの組み合わせで戦うか悩みます。
アタッカーは物理攻撃中心、ブラスターは魔法攻撃中心、ディフェンダーは囮と全体攻撃の軽減、エンハンサーは強化、ジャマーは弱体化、ヒーラーは回復。さらに各キャラは初期ロールと覚えられるアビリティが異なります。同じエンハンサーでも攻撃力UPを覚えているキャラを優先するか、属性付与のキャラを優先するかはプレイヤーの自由です。
作戦は六つまで登録でき、例として
A(アタッカー)B(ブラスター)H(ヒーラー)で物理攻撃と魔法攻撃を行いながら回復で長期的に戦えます。
HHHで緊急回復、HDHでディフェンダーを囮にしながら安全に回復できます。
敵の全体攻撃を軽減するのが目的ならDDDをセットして、攻撃の予兆を感じたら切り替えるのも効果があります。
EJで強化&弱体化してから戦うのも良いでしょう。ジャマーで属性の耐性を下げたり、状態異常で敵の行動を阻害できます。
今作のオプティマシステムは、パーティのアビリティと敵との相性を考慮しつつ好みで戦える懐の広いシステムだと思います。
■ブレイク
攻撃を繋げ続けるとチェインゲージが上昇し、MAXに達すると敵をブレイクさせる事ができます。ブレイク中はダメージが10倍近く上昇するので、ブレイクさせて一気に攻めるのが基本戦術になりますが、時には削り殺す方が早い場合もあり戦略を考えさせられます。
中にはゲージが上がりにくい敵もおり、アタッカー、ブラスター、ジャマーのどれで攻めるか悩みます。ブレイク中は敵を打ち上げてお手玉の要領でフルボッコにできるので、強敵相手にブレイクした時は(殺される前に)一秒でも早く叩き殺せと脳汁が溢れます。
■ATB(アクティムタイムバトル)ゲージとオート戦闘
今回の戦闘画面では四つの選択肢が存在します。こうげき、コマンド、TPアビリティ、アイテム。”こうげき”を選択するとATBゲージ限界までコマンドが自動で設定されます。
”戦う”コマンドはATB消費1なので、ATB限界が3までだと『戦う/戦う/戦う』が自動でセットされます。
”エリアブラスト(周囲攻撃)”は消費2なので、複数の敵を巻き込める状況なら自動で『エリアブラスト/戦う』とセットしてくれます。また、ライブラで弱点が分った場合は『ファイア/フレイムブロウ/ファイア』と自動で選んでくれるので、基本は”こうげき”を選択すれば問題ありません。
コマンドはその名の通り自分でATBをセットしたい場合に使用します。ケアルよりレイズを使いたい。仲間の体力が減っているが、自分の状態異常回復を優先させたい。そんな場合に使用します。
”こうげき”を選ぶとオートで戦術を組んで貰えるので従来よりライブラの存在が重要になり、作戦(役割)を切り替えて戦う戦闘は既存のRPGにはない楽しさがあります。
コマンド選択は若干もたつきを感じますが、最高6秒もあればATBが再充填される異常に忙しい戦闘のせいもあると思います。6秒で行動一回分(正確にはATBゲージ回数分)、15秒あれば二回分。つまり10秒も考えるのは大幅な時間の無駄になります。
ケアルなら20秒もあればで最高12回まで発動できます。ヒーラーが3人なら36回。常に秒単位の戦いになり、味方が連続で大ダメージを食らってる横から必死にケアルをかけて延命する戦闘はマザー2を思い出します。
TPアビリティやアイテムは時間を消費しないので、召喚(による全回復)や回復アイテムにより即座にカバーする事もできます。
■強制行動と行動キャンセル
ATBゲージにセットした行動は通常はゲージが貯まり終わるまで行動に移りません。ATBが5あれば『戦う/戦う/戦う/戦う/戦う』の五つ分が貯まるまで待機していますが、△ボタンで途中で行動に移すことが出きます。あと一、ニ発でブレイクする、倒せる場合に便利です。また、敵の攻撃にかぶせて攻撃を(ほんの少しの間)潰すことや、自キャラを攻撃で移動させて敵の攻撃を回避する事も可能です(ちょっとした小技ですが)。
×ボタンを押せばセットした行動をキャンセル出きます。攻撃している途中で仲間が瀕死になればキャンセルしてゲージを他の行動に当てるのも一つの手です。上記のケアルよりレイズの場面でも非常に有効で、ヒーラーなら”こうげき”を選び直せば自動でレイズがセットされます。
■スコアとTPアビリティ
戦闘終了後に目標時間とスコアが表示されます。目標時間は報酬に関係するだけで過ぎても問題はありませんが、スコア(★ランク)に応じてアイテムが貰える確率が決まります。こちらの戦力に併せて目標時間は制限されるので、必ずしも攻撃力を上げる=稼ぎが楽になると言うわけではありません。人によってはこれは欠点に感じると思います。
終盤のHP百万超えの敵でも目標時間は4分前後で、★五つを獲得するには2,3分で倒さなければならず、ブレイクやその他のシステムを活用しきらなければまず達成できません。やり込み派には嬉しい難易度ですが、やはり初心者の方には難しいと思われます。
TPは召喚獣やライブラなどのTPアビリティに必要なポイントで、スコアはアイテムの入手確率以外にもTPの回復も兼ねてありますが、雑魚戦=作業と考えている人には少々面倒臭いシステムかもしれません。
■スモーク
フィールド移動中に使用できるパワーアップアイテムです。パワースモークにより戦闘前からブレイブ、フェイス、ヘイストをかける事ができたり、スニークスモークでいきなりブレイク直前から始める事ができます。尚且つイベント戦闘でも使用可能です。普通に勝てない敵にもスモークを使って優勢に戦えるバランスは素直に面白いと思いました。
■フィールド場での敵同士の争い、先制攻撃
敵に気づかれずにそっと接触すれば先制攻撃としてブレイク直前から始められます。非常に優位な状況で、場合によっては4秒で戦闘を終わらせる事が出きます。スニークスモークを使う以外に別のルートから飛び込んで戦闘を仕掛ける事でも狙えます。
また、時々異種族同士が争っている光景があります。乱入すれば漁夫の利を得る事も可能ですが、ごく稀に両者が結託して攻撃してきて死にます。
お前との決着はまずはこいつ(俺)を片付けてからだ! ですか……。
■召喚獣戦
死の宣告をかけられ制限時間内にクリア条件を満たす戦いは普段の戦闘とは別の緊張感が楽しめました。限られた条件下でクリア条件を満たすのは若干パズル的な楽しさがあります。
■武器改造
いくつかの系統の武器を改造していくタイプで、最強の武器と言うものがありません。物理特化、魔法特化、状態異常持続……etcで自分のプレイスタイルに合わせて選べる点は好みです。
BAD/REQUEST
■従来のRPGとの違い
シナリオ上の理由もあるのでしょうが、ゆっくり休める街は殆どありません。店はCCFF(PSPのクライシス コア)形式でセーブポイントと兼用し、話を進めると店と品揃えが増えていきます。
この為従来のRPGの『街を拠点に装備を整え、経験値を稼いで強化してからダンジョンに挑む』楽しみはありません。RPGにおいて新しい街や出会いは面白さの半分近くを占めている以上、批判は仕方がないと思います。個人的にはADV+RPGみたいに感じました。
■用語(造語)
FF13の情報を集めている人がまず最初に不安に思うであろう固有名詞群です。『コクーン』『パルス』『(コクーン)聖府のファルシ』『聖府のファルシのルシ』『パルスのファルシ』『パルスのファルシのルシ』。これを同時に会話に混ぜられるととっさに理解ができません。
■Tips
上記の用語の説明について細かに載っていまが、プレイ上で語られる事は殆どありません。ファルシとは何か、機械化されたモンスターたちは何者なのか等々の疑問についての答えも書かれてはありますが、個人的にTipsで世界観の説明をするのは余りに不細工だと思うので欠点に入れさせて頂きます。内容自体はこの世界を一通り理解できる説明で補足としては悪くなく、話が進む毎にキャラクターの紹介文が書き換わる点は好印象でした。
■シナリオ
評価が難しいところです。キャラ同士の掛け合いはかなり好みで、つい先を見たくなる魅力はありますが、キャラの葛藤が現実的な悩みで浅く冗長なだけに感じる時もありました。他にも主人公たちと敵との関わりが薄く、もっと関係性の変化や掘り下げが欲しかったと残念です。話も雰囲気もドラマ的で、聖府との戦いよりも主人公たちの内面の葛藤に重きを置いており、ゲームやアニメみたいな痛快な展開を望む人には合いません。コクーン市民の内情や、軍部とファルシと市民の関係ももっと描写があっても良かったと思います。
最大の問題点は情報提供者の少なさ。ムービーでしか話が進まず、住民との会話も殆どないので致命的に情報量が不足しています。Tipsで補完されるとはいえ、あくまで補足。新しい場所で会話をし、サブシナリオで世界観を広げるのがRPGじゃないでしょうか。
ファルシとルシ、コクーンとパルスの物語、ラスボスの真意もTipsから裏を考察すれば面白いのですが、大半の人はゲーム内で説明が欲しいと考えているはずです。1から7までしか説明がなくとも考察好きな人なら十分楽しめると思いますが、1から9まできっちり説明するべきだと考えている人には意味不明な物語に思えるでしょう。一度クリアしてから最初からやり直すと各キャラの行動の真意が分かって成程と頷けますが、普通の人は二週目プレイなんてしませんし、特に今回は戦闘が大変なので二週目を始めるの躊躇われます。
そして従来の(と言ってもかなり昔の)FFシリーズは誰にでも理解でき、誰でも楽しめる後者の作品でした。大作RPGって本来そんなゲームが望まれているのだと思います。
と、不満も多いシナリオですが、スノウやサッズの燃える場面もあり、最初は嫌いだったライトニングやホープも終盤では微笑ましくなり、エンディングを見るとこれはこれで有りかなと思います。
総括すると惜しい作品だと思います。設定は個人的には好みですが、情報量不足ということもありドロドロしている内容の割にはあっさりしている印象を受けます。システムもシナリオの見せ方ももう少し練れたのではないのでしょうか。
設定自体は従来のシリーズとそこまで大差があると思えませんが、ムービー”だけ”でイベントを進行させられると話に参加している気がせず時折置いて行かれる気分になります。今回は特に住民との会話も近寄ると自動で喋るだけなので、やはり○ボタンを押して進めるポリゴン劇は結構重要だと感じました。
■召喚獣
見ての通りの乗り物です。話的には要所要所で活躍するし、戦闘では便利な存在ですが、機械化する意味があまり感じられません。別に機械化する事に不満はありませんが、軍用獣やエアカーに比べて個性があるとは言い難いですよね……。
戦闘でもプレイヤーキャラの召喚獣しか呼び出せないのは残念でした。呼び出した召喚獣と二人で戦うシステムだから仕方がないんでしょうが、未だにサッズとホープの召喚獣を見る機会がありません。
■自由度
戦闘に次ぐ戦闘に次ぐ戦闘と、戦闘中心のゲームです。戦闘に関しては自由度が高いシステムだと思いますが、窮屈なゲームであるのは間違いないと思います。さらに殆どのMAPには戻れないので、何故10みたいに最終的に戻れる仕様にしなかったと惜しまれます。
一本道のMAPと多数のミッション、戦闘の楽しさはCCFF系統ですが、今回ミッションを受けられるのは終盤頃なのでそれまでは息抜きが出来ません。例え敵が強くて心が折れそうな時でも先に進める以外の選択肢がありません。
終盤になれば世界も広がるのですが、如何せんそこまでの道のりが長い。
■カメラ操作
すぐに慣れましたが最初は動作が重く感じると思います。元々遠くを見渡す為の調整だと思いますが、序盤はMAPが狭いので取っ付きが悪く、これが壮大なクソゲーの始まりかと別の意味で胸が高鳴りました。主人公を眺める視点に変更する事も出来ますが、自由な距離で眺めれないので余り意味を感じません。主観視点があればイロイロと完璧でした。
■MAP
自キャラの向きを変えるとミニマップだけでなく全体MAPまで回転するので、全体MAPを開くと方向を見失う事があります。一体何の為の地図だと頭も捻りました。
イベント発生場所と方向も表示されているし、分岐が少ないMAPのおかげでそれ程困るわけではありませんが、慣れるまで時間がかかります。
■金欠
敵を倒しても金は入手出来ず、素材アイテムしか拾えません。武器を頻繁に買い換えるゲームではないとはいえ終盤近くまで金欠すぎて泣けます。敵を倒しても金を貰えないのであれば、もう少し換金アイテムを落とすべきなのではないでしょうか。恐らくこのゲームの間口を狭めている原因の一つです。
フェニックスの尾なんて換金アイテムですよハハハ。
■イベント終了後のオプティマのリセット
メンバー変更時に必ずリセットされるのは習得ロールの違いでまだ許せるとして、パーティが切り替わる等々でイベント終了後にデフォルトの作戦指定が解除されている事があります。FF8のジャンクション解除ほど酷くはありませんが、デフォルト解除に気付かず戦闘に突入して少し煩わしく思いました。
■アビリティの優先順位を指定出来ない
仲間は全てオートで戦うので、エンハンサーで強化したい場合に使って欲しい順番を指定出来ません。ライブラを使用していれば敵にあった攻撃、補助魔法をかけてくれますが、FF12みたいに条件指定ができればと不満が残ります。それなりに賢いので痒いところに手が届かないという程不満があるわけじゃないですけど。
■ミッションとチョコボ
ミッション開始が遅い事は言わずもがな、遠い場所に目標が出現すると若干移動が面倒です。チョコボの移動は快適ですが、騎乗場所も限られている上に一定の場所より外には移動出来ないのが残念です。
メニュー画面のチョコボは無駄に凛々しすぎて笑いました。
■ムービーシアターがない
ムービーを見返す為にはセーブを残しておくしかなく、ボス戦後のムービーを見る際はかなり面倒です。セーブポイントは100個までありますが、セーブ名=クリアしたイベント名なので、勘違いして一つ先のセーブをロードする事があります。
■強くてニューゲームがない
クリア後も引き続きそのままプレイは出来ますが、やり込みやムービーを楽に見る為にもやはり強くてニューゲームが欲しかったと思います。
■音楽
単品では好みの曲が多いのですが、イベントは全てムービーでさらっと流されるのでゆっくり聞く場面が余りありません。
COMMENT
最初ムービーゲーかと思ったらガチガチの戦闘ゲーでした。ムービーは飾りです。休憩時間です。
FFかどうかと問われたらFFではないと思います。システムを理解しないと面白さが分からない点や、最初から最後まで戦闘中心で、戦闘が合うか合わないかで評価が二分するゲームです。ライトユーザー向きではありません。
ただ、良かった点も大きいと思います。普通のRPGならアタッカーなどの前衛が重要になりますが、FF13では補助やディフェンダーの使い方=プレイヤーの技量となり、従来のFFよりも戦略性の高いゲームになっています。
RPGやFFを求めている人にはお勧めはできませんが、CCFFやグランディアエクストリームみたいな戦闘重視のゲームが好きな人には是非プレイして欲しいと思います。もしくはゼノギアスDisc2を許容出来る人やパトるのが大好きなメガテニスト、心の折れないソウルの持ち主にも合うかもしれません。
クリア時間は60時間ちょいで、ミッション無視でクリアするなら40時間ほどだと思います。まだこれから残りのミッションを攻略する予定なのであと40時間はやり込めそうです。
一本道のMAPやら情報量の少ないシナリオなど結構不満を書きましたが、11章の世界の広さには感動しました。大作FFシリーズとして期待を裏切られた感がないとは言いませんが、悪くない作品だと思います。
個人的にはグラン=パルスを舞台にした新作を出して欲しいと思います。公式ブログの発言から何かまだ仕掛けがある気がしますし、ミッション配信や成長限界解放などのDLCだと嬉しいんですけどね。