PlayStation mk2 :: PS4/PS3/PS2評価レビューサイト

GOOD!

やはりバットマン好きにはたまらない魅力的なキャラ達が素晴らしい。
ジョーカーをはじめ、ハーレー・クィンやスケアクロウ、ポイズン・アイビーなど、映画でも登場したバットマンお馴染みの敵キャラ達が登場します。
どのキャラも、今作用に新しいキャラデザインがされており、その容姿もとても魅力的です。

グラフィックもとても精巧で、大変美しい。
バットマンのスーツに浮かぶ筋肉のラインや、ジョーカーをはじめとした敵達の禍々しい表情やシミ・シワなどが見事。
背景のオブジェクトもキメ細かく造られているので、今作の舞台であるアーカム精神病院の臨場感がとても良く出ています。

ストーリーの演出も凝ったものが多くて、見応えがあります。
作中のとある場面では、某ホラーゲームを放出させるような恐怖演出が見事でした。

スキルアップグレードによる成長要素があるところ。
体力回復や技習得などの特典があるので、成長するのが楽しいです。

トロフィー集めや謎解きなどのやり込み要素があるところ。
それらを取得した際のクリア特典も用意されているので、やりがいがあります。

難易度はEASY・NORMAL・HARDの３段階あるところ。
任意でのチェックポイントからのリスタートも可能です。

BAD/REQUEST

エンディングがあっさりした内容で、少々物足りなかった。
せっかくいろいろなキャラが登場しているのだから、もっと感慨深い内容を見せてほしかった。

ボス戦は基本的にパターンにはめて攻略すれば大抵勝てるので、単調になりやすい。
クイックアイムイベントを挿入してもいいから、もう少し凝った演出を見たかった。

スキルの種類をもっと増やしてほしい。
ストーリーを進めていけばある程度のスキルを習得できるので、成長が頭打ちになりやすい。

上述したやり込み要素ですが、数が多いうえに、場所も見つけづらい。
道中で地図は手に入るのですが、場所を示すアイコンがくねくねと常時動いているので分かりづらい。

Game of the Year Editionの一部の追加要素を楽しむ際に、オンライン接続が必要。
最初から追加要素込みの完全版なのだから、普通にオフラインでもできるようにしてほしい。

COMMENT

32型液晶TV・HDMI端子使用
バットマンのゲームに関しては今作が初プレイで、難易度はEASYでクリア。

続編である『Batman: Arkham City (Game of the Year Edition)』とセットになった北米廉価版を購入し、プレイ。
元々過去に日本語版の体験版をプレイして面白いと感じたので、製品版である今作も予想通り面白かったです。

ただ、今作は海外版を無理して買ってまでやるほどではないかと。
普通にプレイするなら日本語版で充分ですし、追加要素もチャレンジモードなどの本編以外の要素なので、微妙でした。
これからプレイするなら、日本語版をオススメします。