The Last Guy レビュー(評価)

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The Last Guy レビュー

発売元	ソニー・コンピュータエンタテインメント（オフィシャルサイト）
発売日	2008/08/28
価格	2,000円（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon ／ニュース
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：大行列アクション ■ プレイ人数：1人【The Last Guy Japan Premium】 ■ 発売日：2008/07/31 ■ 価格：500円【パッケージ版】 ■ 発売日：2009/05/28 ■ 価格：3,480円

スコアボード

中央値: 77
難易度: 2.50
レビュー数: 4

スコアチャート

0-9

10-19

20-29

30-39

40-49

50-59

25%

60-69

50%

70-79

25%

80-89

90-100

【60点以上】
100%
【標準偏差】
5.36

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　505人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	2pt	3pt	4pt	4pt	2pt	3pt

総合点
66pt

GOOD!

　“感謝とおわびのパッケージ”ということで、2011年8月4日まで無料で6つのゲームの中から2つをダウンロードできました。本作はその中の一つです。
　ゆえに、積極的に購入したユーザーとは少し熱意に差があることが考えられます。そこを差し引いてレビューを読んでいただけると幸いです。

＜概要＞
　“大行列アクション”という分野をはじめて耳にしましたが、変わったゲームです。基本的には“パックマン”と似ていて、こちらを見つけたら怪物（一応ゾンビとの設定）が追いかけてきます。違いは、こちらが行列を引き連れているところです。

　各地で避難民を集めていくと、徐々に行列は長くなっていきます。少しずつ避難所に連れて行ってもいいのですが、一度に長い行列を連れて行くほど得点も高くなります。また、建物から避難民が出てくるのに、しばらく時間がかかるのですが、行列で建物を囲むと一気に避難民を救えるので、ある程度の行列はつれていた方がよいのです。
　これに対して、敵が行列に接触すると分断されてしまい、それまでの努力が水の泡になってしまいます。そのジレンマが面白いところです。

　敵との接触を避けながら、いかに行列を長く育てて避難所に連れて行くか。それがこのゲームの醍醐味です。

＜良い所＞
○スルメゲー
　実ははじめ、「なんて面白くないゲームなんだ」と思っていました。画面は見にくいし、なんなんだこの安っぽいゲームは、ブツブツ…、と。

　第一に、このゲームはそれほど簡単ではありません。もちろん、難易度は人によって違ってくるのですが、私のように「無料だから」とDLしたゆるいユーザーにとっては、簡単といえるほど生易しいものではありませんでした。

　後からみてみると、単に難しいということではなく、クリア条件（8分間に1000人助けろなど）がなかなか絶妙な人数設定になっているのですよね。そして、条件を満たすと次の面が出てくるのですが、クリアできないと先に進めず、同じ面ばかりやらなければならなくなるのです。

　私は、それほどこのゲームに魅力を感じていませんでしたので、ちょっとクリアできなかっただけで折れて、しばらくやめていました。ところが後日、「面白くないにせよ、MK2に投稿するために、とにかくクリアだけはしておこう」と、意味不明の根性を出してクリアだけはしました。

　で、一度クリアしてみると、はじめの方の面がやけに簡単に思えてきたのです。じゃあ、ちょっとランキングでも狙ってみるかと。

　ここで、高得点を取るためには、4人のVIPを助けなければなりません。VIPは1人助けると10点、2人だと100点、3人だと300点、4人全部だと1000点になるのです。そして、4人VIPを助けつつ、長い行列を作るためには、ルートが重要になってきます。こうやって全体を見渡すと、アクションゲームというより、パズルゲームなのですよね。ここで、一気に面白くなりました。

○マップ
　これは航空写真というのでしょうか、実際の都市の写真を利用しています。

　「なんで、こんな細い路地が出てくるんだ！…まあ、実際の都市がそうなんだから仕方ないか」と不満があっても妙に納得させられてしまいます。アイデアの勝利ですね。

BAD/REQUEST

＜悪い所＞
■（×）自キャラの位置が判りにくい
　行列と重なると、よく見失います。また、よくちょっとした地形にひっかかります。
　本作をアクションゲームとして考えると、出来がいいとは言えないですね。

■（△）ランキングのレベルが高い
　ランキングは1万位までです。別に悪いところとは言えないのですが、ランキングのレベルは高く、ぎりぎりクリアしたぐらいでは全然入りません。

　プレイ時間も、一ゲーム自体は短いのですが、ランキングを狙うとそう簡単にはいかないです。とりあえず、各面2〜3桁順位で揃えようとしていますが、なかなか大変です。

COMMENT

＜感想＞
　本作は、MK2ではアクションゲームに分類されていますが、どちらかというとパズルゲーム・思考型ゲームに近いですね。

　はじめの印象と違い、だんだんと面白さが分かってきました。万人向けとは言いがたいですが、良く出来たゲームだと思います。ただし、ストーリー性や演出が地味で、一般ユーザーをその面白い領域まで引っ張っていくだけの力が、もう少し欲しいところです。

　現在は500円でDL販売されているようですね。値段設定も悪くなく、パズルが好きな方にお勧めしたいゲームといえます。

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
ゲッチュー上田さん(レビュアー情報) [2011/08/18 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　497人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	3pt	4pt	4pt	3pt	3pt

総合点
75pt

GOOD!

人を集めて救助するというシンプルなスタイルながらいかに効率よく回収するかというパズルゲームに似た戦略性。ゾンビの後ろを間一髪ですり抜けるというメタルギアに似たスリルが同時に味わえる。

ステージも実際の航空写真をもとに作成されているのでリアルとアンリアルの融合が程よく混ざっている。

敵ゾンビも生理的には気持ち悪いがバイオのような怖さは感じない程度なのでそういうのが苦手な人でも安心。

クリアだけなら簡単だが、最高ランクを目指すとなると難易度が大幅に上がるのだが、1回が手ごろな時間で済むので失敗してもついもう1回とやってしまう。そしてクリアした時の達成感も非常に大きい。

ピエール瀧さんの感性が反映された電波なキャラにもクスッとできる。

BAD/REQUEST

音楽自体はバラエティなどで使われる「ポップコーン」という音楽に似たもので、ゲームとはマッチしているのだが曲が通常ステージ用とボスステージ用の2曲しかないのが残念。

せっかくピエール瀧さんが関わっているんだからもうちょっと曲数を増やしてほしかった。

草木や建物の陰などが邪魔して自分の居場所が分からなくなったりゾンビ相手に接触事故を引き起こしてしまうのでもうちょっとそこらへんの対策がほしかった。

COMMENT

オンライン配信セールの1000円の時に買いました。

このボリュームと内容では通常価格の2000円でもお手頃といったところでしょうか。

アクションプレイヤーにもパズルプレイヤーにもお勧めの作品だと思います。

次回作では価格を上げてもいいのでもっとステージ数を増やし、世界中の国々で救出させてほしいと思います。

余談ですが横浜出身の私としてはみなとみらいステージでは感動しっぱなしでした。

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
スイクンさん(レビュアー情報) [2010/02/18 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　469人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	3pt	4pt	4pt	4pt	2pt

総合点
78pt

GOOD!

リアルな映像がある訳でもなくキャラクターも豆粒くらいの小ささなのにスリル満点！

豆粒くらいの小さなキャラクターの操作性ですが、
以外にも「見にくい」印象が残らない。衛星写真の背景の行動範囲は一見わかりにくい
と思われますが、画面を明暗に切り替える事ができる為、そのマイナス面を取り除いています。

ソフトの値段が2000円で財布にもお得。