輸入版:Soldner-X 2: Final Prototype レビュー(評価)

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輸入版:Soldner-X 2: Final Prototype レビュー

発売元	eastasiasoft（オフィシャルサイト）
発売日	2010/05/25
価格	0円（税込）
レーティング	６才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	ニュース
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ 海外タイトル ■ オンライン配信専用 ■ ジャンル：シューティング

スコアボード

中央値: 78
難易度: 2.50
レビュー数: 2

スコアチャート

輸入版:Soldner-X 2: Final Prototypeレビューチャート

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【60点以上】
100%
【標準偏差】
3.5

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　570人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	4pt	4pt	4pt	4pt	3pt	3pt

総合点
74pt

GOOD!

PS3では珍しい正統派横スクロールシューティング。
前作は敵が固かったり、武器の使用制限があったり、パワーダウンアイテムが出てくる等々、プレイしづらい仕様がいくつかあったのですが、今回はそれらをとっぱらって、非常に遊びやすい内容になっています。
自機はライフ制で、被弾しても死にません。なので初心者でもそこそこ進めます。
しかし、ランクシステムがあり、被弾するとランクが下がる。下がると敵弾が緩くなり、あがると弾幕みたいになっていきます。ランクによってスコア倍率がかかったりするので、高スコアを狙うなら必然的にノーミス進行が求められます。
なので初級者〜上級者まで幅広く楽しめるかと。
目新しいシステムといえばチェインシステムで、敵を攻撃するとソニックのリングみたいなものを放出します。取得することでゲージがたまり、MAXになるとアイテムが出ます。するとゲージがゼロになり、またリングをためるとアイテムが出ます。このアイテムの選出自体はランダムっぽいです。

グラフィックも非常に綺麗ですし、BGMもかっこいい。
また、チャレンジモードというものがあり、言ってしまえば縛りプレイみたいなモードですが、
クリアしていくと新たなチャレンジが出てきたり、トロフィー獲得出来たり、機体のアンロックなど色々な要素が開放されていきます。これがなかなか歯ごたえがあり、楽しいです。

更に追加コンテンツとしてLast Chapterというものが配信されています。
3つのステージと新たなチャレンジ、トロフィーが追加されます。

BAD/REQUEST

好き嫌いの別れる敵デザイン。
良くも悪くもオールドSFシューティングのようなダサイ感じのデザイン。
個人的には嫌いではないですが。

自機の当たり判定が大きすぎる。
自機の表示自体がかなり大きいのですが、当たり判定もまんまで、かなり被弾しやすいです。
なので高ランクを維持するのは非常に難しいです。

重箱の隅をつつくようですが、チャレンジモードでプレイし終わった場合、メインメニューに飛ばされます。失敗して再挑戦する場合再度チャレンジモード選択→チャレンジ選択という手順が微妙に不親切かなと…

COMMENT

24インチPCモニタにHDMI接続

GOODでも書きましたが、前作は非常にプレイしづらいゲームでしたが、今作は非常にプレイしやすい内容になっています。
難易度も幅広くありますし、ランクシステムのおかげで初級者〜上級者まで楽しめるかと。
シューティング好きならプレイする価値ありです。
ちなみに追加コンテンツは是非入れたほうがよいかと思います。

プレイ時間：05時間以上15時間未満(クリア済)
meganeさん [2011/03/08 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　607人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	4pt	4pt	4pt	4pt	5pt	2pt

総合点
81pt

GOOD!

海外PSストアにて配信されているＰＶや海外レビューサイトを見てシューター魂を揺さぶられて購入を決意。ちなみに前作は未プレイです。

・オリジナリティ

PS3では非常に珍しいグラディウス、サンダーフォース的ないわゆる正統派横スクロールシューティングであるところです。PS3で今まで出ているシューティングゲームはSTAR STRIKE HDやBLAST FACTORなど斬新さはあるものの独特のクセがあり、正直ミニゲーム的な領域を出ていなく古参のシューターがなじみにくい物ばかりだったのでこういったゲームが出るのを待ち望んでいました。

・グラフィックス

ステージ毎に様々な色彩を見せて流れる様に気持ち良くスクロールする背景、細部までしっかり書き込まれたキャラクター等はPS3最高解像度の1080Pまでサポートされ2Dシューティング最高クラスのグラフィックに仕上がっていると思います。正直ダウンロード販売のゲームは変化の少ない背景や単調な色彩等、グラフィックが手抜きされる事が多いのでこうした配慮は素直に嬉しいです。

・サウンド

BGMがノリが80年代後半から90年代中盤にかけてのSFチックなシューティングゲームに通じるものがあり聞いていて気持ちの良い曲が多かったです。また所々に入る通信のボイスもグラディウス的なものがありどこか懐かしい気持ちにさせてくれました。

・熱中度

全7ステージ(内2ステージは条件を満たす事で解除)あり1ステージ辺りの長さも結構ある為、通しでプレイすると1時間くらいと同類のシューティングゲームのパッケージソフト並みのボリュームがあります。
本編とは別にチャレンジモードがあり、難易度が高い課題が多いもののクリアすると新たな機体や武器が解除出来るので中々やり込みがいがあると思います。スコアリーダーボードでは自分や他のプレイヤーのリプレイが見れるのも○です。

・快適さ

このゲームで自分が一番評価したいのがゲームバランスです。サンダーフォースみたいに常時武器の使い分けが出来ますが、それぞれの武器に独特のクセがあり(威力はあるが射程距離が短い、軌道が特殊等)、さらに敵によってはダメージ効率も変わる(敵にダメージを与えると画面上に数字で表示される為、効いているか効いてないか一目で分かる)ので、状況によって使い分けが必須となり、基本万能の物が無いので同じ武器でのプレイに偏らない設計になっているのがメリハリが効いていて好印象です。またゲームランクが画面上に表示されていてプレイヤーの腕前によって常に最適に自動調整される様になっています。敵を倒していくとランクが徐々に上がっていきますが自機がダメージを受けると即座にランクが下がります。(このゲームは体力制+残機制で殆ど一撃死ではない）
さらにスコア倍率がランクに直結している為、倍率も変動します。つまりスコア稼ぎを狙う上級者はこのゲームが体力制+残機制になっていて死ににくいとはいえ慎重なプレイが求められるし、ダメージを受けやすい初心者は常に理不尽さを感じない難易度でプレイすることが出来ます。(あくまで最適であってヌルくなり過ぎないのがポイント)多くのシューティングゲームでありがちな死ななきゃランクが下がらない仕様じゃ無い事や死んでもパワーダウン等のペナルティが殆ど無い事がゲームの敷居を低くする事に成功していると思います。

・難易度

上記のランク調整に加えオプションで難易度の設定も出来るのでスコアの底上げをしたければ上位難易度でプレイするのも良いし、(ケイブシュー並みの弾幕シューになりますがのスコア倍率も数十倍まで跳ね上がります)難易度を最低でプレイしてもスコアリーダーボードでは難易度別に登録出来るのでシューティングがあまり得意でない人でも世界上位を狙えるのも○です。

・満足度

これだけの内容で値段がわずか約$13とダウンロード販売のゲームではアフターバーナークライマックス以来の値段以上の満足感が得られたと思います。

BAD/REQUEST

・演出及びラスボスのデザイン

日本のシューティングゲーム(R-TYPEやサンダーフォース等)と比べると超巨大戦艦等や場面の劇的な変化などのいわゆる魅せる演出が少ないのが気になりました。あとゲームの全体的なデザインとしてはサンダーフォースIVを踏襲している感じで(敵やステージ構成等)それは良いのですがラスボスのデザインが他のステージの1ボスに過ぎないようなデザインなのが気に入らなかったです。(つまりラスボスの風格が無い)

COMMENT

・購入の敷居が高い

ダウンロード販売のゲームなのでパッケージソフトみたいに輸入版を買えば良いというわけではなく、購入には海外アカウント+海外PSNポイントが必須です。ゲーム内容からして日本のシューティングの良い所を抽出して作ったいわゆる洋ゲーというよりも日本人向けシューティングなのに日本のみ配信されていないのが痛い所です。前作も今だ日本で配信されていないので日本での配信の可能性はおそらく低いと思います。

前作は興味を持っていたのですが理不尽な難易度及びガチガチのR-TYPE2並みのパターン構築型シューティングと聞いて購入を断念していましたが今作では見事に爽快感あふれるゲームに生まれ変わらせたと思います。サンダーフォース6でPSのシューティングは終わったと思っている人や最近の高難易度のシューティングについていけないが少しでもシューティングが好きという人は是非とも今作をプレイして欲しいところです。