ウィザードリィ囚われし亡霊の街レビュー(評価)

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ウィザードリィ囚われし亡霊の街レビュー

発売元	アクワイア（オフィシャルサイト）
発売日	2011/01/27
価格	2,000円（税込）
レーティング	【Ｃ】15才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(パーフェクトパック版) ／魂の迷宮レビュー
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：3DダンジョンRPG ■ プレイ人数：1人 ■ ツインパック版：6090円(前作、魂の迷宮同梱) 【パーフェクトパック版】 ■ 発売日：2011/12/08 ■ 価格：6,090円「魂の迷宮」「亡霊の街」セット。及び「残魂の迷宮」が含んだ内容です。

スコアボード

中央値: 52
難易度: 3.00
レビュー数: 4

スコアチャート

0-9

10-19

20-29

30-39

50%

40-49

25%

50-59

25%

60-69

70-79

80-89

90-100

【60点以上】
25%
【標準偏差】
6.04

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　471人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
2pt	3pt	2pt	3pt	4pt	3pt	3pt

総合点
62pt

GOOD!

ウィザードリィファンにはおすすめです。
ダンジョン数、職業も前作より増えており、楽しみは増えています。
トロフィーも前回より難易度が上がっていてより長くプレイできます。
敵が強く難しいですがいつでもsaveできるためやり直しができます。

BAD/REQUEST

バグがあるようですが、私は音楽が一瞬重なるバグ以外は確認できておりません。
全滅するとパーティー全員が消えてしまうため、リセットしないとやり直しになります。
次の階に行くと格段に敵が強くなるため、ウィザードリィ初心者は注意が必要だと思います。

COMMENT

個人的には長く楽しめています。プラチナトロフィー取得には数百時間は必要なので少しずつ進めることをおすすめします。
単調な作業であり、飽きっぽい方にはオススメできませんが、ウィザードリィファンはぜひやってみてはいかがでしょうか。

プレイ時間：60時間以上100時間未満(クリア済)
まーすぃーさん [2012/11/29 掲載]

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　464人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	3pt	3pt	3pt	2pt	1pt	3pt

総合点
47pt

GOOD!

ウィザードリィ・ルネサンスPS3版第2章
前作・魂の迷宮（http://www.psmk2.net/title.php?title=521）も参考に評価していることをご了承ください。

前作とは違い、街から街へ移動できること。地下ダンジョンだけでなく廃墟といった地上ダンジョンが追加されているのが良かったです。

また、前作では無駄に10人分のシナリオをやらされましたが、今回は通常のWizに近いタイプなのでその点の苦労軽減されました。

BAD/REQUEST

いっぱいありすぎてどこから手を付ければ…

まず、処理落ちが発生すること。妖しいダンジョンっぽく霧の効果も入っているのですが、そのせいか否か動作がもっさりになること多々。しかもその状態で戦闘突入すると戦闘までもっさりに…

敵の体力が恐ろしすぎるぐらい高い。巷で言われているシナリオ3にはまだ到達していませんが、シナリオ1終盤時点でも1戦ごとにセーブをかけないといつ即死するか分からない状態に。そのくせラスボスの体力は低い…あっさり倒した時は拍子抜けしました。

DLCに関しては肯定派なんですが、500円出して買える武器の威力が店売り武器より低いとは…しかも所持金増殖バグによりべらぼうに高いはずの武器もあっさり買えてしまいさらに無意味に…

その他細かいバグとかアイテムコンプができないとかキーレスポンスが遅いとか多々文句はあります。

何より、このソフトはセールの時にDLパックで購入しましたが、パーフェクトパックには追加ダンジョンがあるというのは知らされませんでしたし、今も発売されていません。もはやだまし討ちとも言うべき状態。

COMMENT

前述の通りセール時に購入。しばらくMAGなどをプレーし2か月寝かしてプレー。
前作レビューの時も書きましたが、Wiz系はこれで2作目。自分ではまあまあ面白いと思いましたが、ネット世論を見るとKOTY入りするほどの酷評。それを元に再考察を行ったところいろいろとひどいところが見つかりました。

別に素材は悪くないんです。調理法も間違っていません。ただ細かい下ごしらえをせず、味付けもおおざっぱにした結果がこれだと思います。

今シーズン（2011年）のKOTYではアクワイアはこれ含め2作エントリーしており、厄年ともいえる状態でした。
本来なら「次回作に期待」とでも言いたいのですが、2作ともテイストが一緒なんですよね… 次はセールであっても少し購入を考えたいと思います。

プレイ時間：60時間以上100時間未満(クリア済)
スイクンさん(レビュアー情報) [2012/03/03 掲載]

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　528人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
2pt	3pt	4pt	4pt	2pt	2pt	3pt

総合点
55pt

GOOD!

PS3ダウンロード販売の「囚われし」シリーズ2作をセット売りしたものです。
ダンジョン探索とアイテム収集がメインの古き良き時代を彷彿させる伝統のスルメゲーです。
2作の基本システムは同じ物ですが、第一作目の囚われし魂の迷宮では主人公という概念があり、ダンジョン内で全滅しても街に強制転移されます。
第二作目の囚われし亡霊の街では主人公という概念が無くなった為、従来のWIZと同じ様になっています。

【客観的に見た良い点？】
キャラクターにフェイス画像があり、フェイスに連動して声も付きますが、これは賛否が分かれるところでしょう（個人的にはキャラが綺麗なのでありです）

WIZとしては若干ぬるめの難易度です。更に何処でもセーブができてしまう為、緊張感がありませんがこれは昨今のゲーム事情なら仕方が無いところかもしれません。初代からのファンというコアな層（私含む）には若干難易度的に物足りない部分が出てくるかもしれませんが、新規さんにはとっつき易いのではないでしょうか？

経験値をお金で買えます。これは個人的にはあまり好きではないのですが、従来WIZの所持金の意味の無さを解消したという点では良いと思います。まぁこのシステムを使わなくても、アイテム集めでダンジョン探索を繰り返せば、コンプリート前にLVはカンストしてしまいますが。

基本的に雰囲気は初代を彷彿とさせるのでWIZファンには好感がもたれると思います。
戦闘音楽もWIZらしくて気に入っています。

BAD/REQUEST

【バグについて】
・セーブバグ：セーブができなくなる致命的バグ、一度ゲームを終了し再ロードすると直る
・壁消失バグ：何処までも続くダークゾーン・・・その階層から一度出ると直る？
・処理落ち：何処にそれだけの負荷が掛かってるんだ？と頭を捻るほど処理が重たくなることがある
・とある新職業ですが桁溢れしているのか、レベルが上がっていくと命中率が0になります

というようなシステム上のバグがありますが、メーカーサイトからの返答は無く絶賛放置中となっています。

【シナリオについて】
シナリオは最終的に3つに別れ、それぞれにエンディングがあるのですが
セーブデータが1つしかもてない為、最終シナリオでセーブしてしまうと、別のシナリオを見るために「最初から」やり直さなくてはいけなくなります。
これはシナリオ分岐型のRPGとしては致命的なシステムの欠陥ではないでしょうか？
また、将来的にDLCで追加シナリオが出る予定なので原状入れない場所などがあります

【システム・データについて】
明らかに装備可能者のデータ間違ってない？っていうような装備がちらほら見受けられます。
DLCで作成できる種族が増えるらしいのですが、完成したPTに対して新規キャラを入れるかは疑問が残るところです。どうせなら最初から種族追加して出してくれれば・・・

【仕方が無いことですが・・・】
FC版初代のように常時セーブされているわけでも無いので、死んだらリセット
箱の罠に引っかかったらリセット、キャラがロストしたらリセット・・・と
いつでもやり直せるのでダンジョン探索に緊張感がありません。
また最強装備が最初の村で店売りしてる＆ぶっ壊れ性能というのは激しく萎えます。
メインターゲットがファン層なら、もっとシビアな調整でも良かった気がします

COMMENT

良くも悪くもWIZらしさは出ているのではないかと思います。
オリジナリティーは従来WIZを継承した作品なので無いに等しいです。
グラフィックは綺麗ですが、PS3の性能を考えると、なんでWIZなんて固定画像しか使ってない様な作品でこれだけ処理落ちするのか、不思議でなりません。
音楽は基本的に戦闘音以外は無音なので、戦闘音に特化した話になりますが、個人的には気に入っています。
熱中度は伝統のスルメゲーということで◎
しかしバグ放置など残念な部分が目立つので満足度は低いです。
ダンジョン移動などが処理落ちしなくても重く快適さの点でももう少し改良の余地はあるのではないかと思ってしまいます。

WIZとしては難易度は低めですが、WIZという作品自体が従来のRPGと比べると難易度が高いので、難易度は難しいにしています。
辛めのレビューですが、WIZ自体は大好きなシリーズなので布教活動のルネサンスにはもっと頑張ってもらいたいと思っています。
バグが無ければ十分に遊べるレベルの作品ですから。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(未クリア)
おどりねこさん [2011/02/13 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　525人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
2pt	2pt	3pt	4pt	2pt	1pt	3pt

総合点
48pt

GOOD!

匍匐前進的な迷宮探索で、アイテムを収集していくという流れに変わりはありません。
強くなるほどに行動範囲が広がり、達成感を得るという内容です。
前作もそうでしたが、シナリオ1の「狂王の試練場」に似たバランスかもしれませんね。

アイテム収集には昔ながらの中毒性があり、依存症にも似た状態になるほどプレイヤーを引き込む魅力があります。

剣聖、妖術士、野伏、僧兵、召喚士が追加されていて、育成に若干の幅が出ました。

ダンジョンが複数あり、気分が変わります。

ダンジョン内に、CONTRA-DEXTRA-AVENUEのような、メッセージが多数あるのですが、気の利いたユーモアだと思うかどうかは個人によると思います。

プレイヤーの顔グラフィックや、ダンジョンの情景等は進化していますが、線画時代のイマジネーションをかきたてる部分も生きているとは思います。

BAD/REQUEST

セーブ不能になる、ダンジョンが消える等のゲーム続行が不可能になる致命的なバグがあります。
それも、結構発生頻度が高いです。

シナリオがクエストという形で進んでいきますが、分岐する場面でセーブを残すことが出来ず、他のルートをプレイする場合は最初からということになってしまいます。
アイテム収集が重要な意味を持つゲーム性で、このセーブデータが一つのみという部分は、かなり問題があるような気がしますね。

製作側の意図が難易度アップや、それに伴う緊張感増加にあったのか、MOBの攻撃力や特殊攻撃が強力で、一撃死する場面が非常に多いです。完全にリセット前提のバランスです。

最強ランクの武器がお店で販売されており、それを使用すると戦闘が途端に大味になります。

上記の通り、攻撃力については完全にインフレが起こっていて、先に攻撃を当てた側が勝ちというバランスになっています。
結果、緊張感が増加しているのではなく、戦闘自体が非常に大味でつまらなくなっています。
そういったバランスの為に、範囲攻撃スキルを持つ職に偏りがちになってしまいます。

EXPやお金の増殖ができるので、一部ランキングは上手く機能していません。

COMMENT

致命的なバグについては「中小メーカーのソフトウェアだから」と許容できる人であれば問題ないでしょう。
また、リセットを前提としたバランスも「ウィザードリィであれば当然」と考えられるプレイヤーであれば障害にもなりません。
つまり、このゲームは概ねファン向けに製作されているということではないでしょうか。

ウィザードリィという世界における約束事や、職や種族やアライメントに関する説明は、ゲーム内では一切説明されず「プレイヤーが自ら調べる」という態度は前作から一貫しています。
それを不親切であると考えるか、調べて情報を得るという昔ながらの楽しみとして考えられるかで、感想は違ってくるでしょう。

公式を読むと、ウィザードリィルネサンスというプロジェクト自体、ウィザードリィシリーズを再び認知させる為のものだということです。
手に汗握り、困難を実感できる難易度を再び復活させたいということですから、ユーザーライクではない内容でも、それを意図しているのであれば問題はないのかもしれません。

マニアックさを追求し、新規ユーザーやライトな層を完全に排除した為に、廃れていったオリジナルのウィザードリィシリーズを彷彿とさせるようなアプローチですね。

アップル版やFC版の楽しみをもう一度という思いがあるのかもしれません。
それが、この時代に通用するかどうかは、まさしくプレイヤー個人にかかってくるのではないでしょうか。