PlayStation mk2 :: 無双OROCHI 魔王再臨レビュー

無双OROCHI 魔王再臨レビュー

	コーエー（オフィシャルサイト）
発売日	2008/04/03
価格	7,140（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：タクティカルアクション ■ プレイ人数：1〜2人

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	3pt	4pt	4pt	2pt	1pt

総合点
77pt

GOOD!

・武将の数がとても多い
新キャラが8人もいるのがよかったです。自分としては特に卑弥呼。ある意味出すゲームを間違えたのでは、と思わせるような攻撃方法が新鮮でいいです。

・前作では目立たなかったキャラが活躍するようになった
本当にチョイ役で終わった劉備とか石川五右衛門とか…。
逆に前作で目立っていたキャラが今作ではあまり目立たなくなった、というのもありますがね。趙雲とか。

・サバイバルモードが面白い
発売日前に公式で公開された時はあまりおもしろそうに感じませんでしたが、実際にやってみると結構面白い。
敵が強くなるペースが結構早いので、格ゲーによくあるサバイバルモードとは違ってだれることがない。
10連勝あたりから結構楽しくなってきます。ゲームに与える影響がストック経験値のみなのも○。

・敵が自分のすぐ近くまで来るようになった（間合いを取らなくなった）
戦国2や前作では敵が自分に対して間合いを取ってきたため、無双シリーズ本来の面白さである「一騎当千の爽快感」があまり感じられませんでしたが、今作ではそういうことがなくなって、爽快感が戻ってきました。
また、特技習得条件の「○人撃破」もやりやすくなりました。

・残り時間が常に表示されるようになった
本編としては、戦国無双の攻城戦を除けばこれが初ではないでしょうか。
特技習得の制限時間のためにいちいちSTARTボタンを押す必要がなくなりました。自分にとってはこれはかなり大きいです。

BAD/REQUEST

・処理落ちが多い
戦国無双発売のころから無双を始めた自分としてはあまり気になるものではないですが、それでも赤壁の戦いの処理落ちはむごすぎる。敵が集まっていればほぼスローモーションです。
前作と比べればわらわら感はありますが、ちょっと無理をしたのかな、と思ってしまいます。

・ドラマティックモードのステージ出現条件が一部面倒くさい
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、一部のステージは出すのにかなりの作業を強いられます。
そういう作業は壁紙の出現条件に回して、「特定の3人の武将が使用可能にする」というのを条件にすればよいと思うのですがね…。

・ドラマティックモードのチームメンバーが完全に固定。
これはステージをクリアしてもメンバーの変更はできません。無双3の列伝モードや無双4の外伝モードとは違います。
せめてクリアすれば変えられるようにすればいいのに…。遊びの幅が狭まってしまっています。

・難易度「激難」が余裕でクリアできるバランスになってしまった
前作のダメージインフレのバランスでよかったと思いますがね…。事故は減ったけど、やりがいがないです。
ドラマティックモードなら多少は難しくなりますが…それでも前作よりは簡単な感じが。

・天舞の壊れっぷりは異常
発売前から心配していたのですが…やっぱりそうなってしまいました。
まあ、付けなければいい話だと自分は思っていますがね。付けなければ結構面白いです。
付けた場合は…面白いのは最初だけかと。