【PS2】セガエイジス 2500シリーズ Vol.32 ファンタシースターコンプリートコレクションレビュー(評価)

HOME > PS2 ソフト > セガエイジス 2500シリーズ Vol.32 ファンタシースターコンプリートコレクション

セガエイジス 2500シリーズ Vol.32 ファンタシースターコンプリートコレクションレビュー

発売元	セガ（オフィシャルサイト）
発売日	2008/03/27
価格	2,625円（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon ／ YouTube
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	ジャンル:ＲＰＧ /プレイ人数:1人

スコアボード

セガエイジス 2500シリーズ Vol.32 ファンタシースターコンプリートコレクション評価ランク

中央値: 66
難易度: 2.80
レビュー数: 5

スコアチャート

セガエイジス 2500シリーズ Vol.32 ファンタシースターコンプリートコレクションレビューチャート

0-9

10-19

20%

20-29

30-39

40-49

50-59

60%

60-69

20%

70-79

80-89

90-100

【60点以上】
80%
【標準偏差】
17.53

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

« 前へ
1
次へ »

　436人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	2pt	3pt	4pt	4pt	3pt	3pt

総合点
69pt

GOOD!

ハードに制約があったがゆえに、アイデアで勝負していたゲームが多かったことでしょうか。
そんな中でＳＦ要素の強い近未来的な側面を合わせ持ったＰＳシリーズはまさに異端と言えます。
現在のＦＦシリーズもその影響を受けていると思いますし、やはり時代を先取りしすぎたのがセガらしいと思います。
まぁゲームシステムとか当時のＤＱやＦＦよりかなり複雑になっています。
でも通好みのセガならそれでいいかなと思っております。

BAD/REQUEST

攻略情報が無いと詰むような箇所が結構あります。
ちょっとした見落として進まないイベントもあります。
昔のゲームはそういうのはわりと普通なところがありましたが、最近では攻略本や攻略情報必須なゲームはまずあり得ないなと。
ゲームシナリオに無関係なものでもシナリオを進める為には次の扉に入らなければいけない場合、本作ではそこに着いたら扉に入るしかなく、それ以外の行動は一切起こさない、どこか調べても無反応で、シナリオどおり扉を開けると用意された次の事が起こるだけなのです。
次のシナリオが「鍵を取れ」だったらそれ以外の事は何も起きないのが常識なのです。
……ただ、リメイク版ではないのでこれは仕方がないと思います。
現在だとゲームのネタがほぼ似通ったものばかりが目立ち、リメイク作品等も多数出ている事から、新しいものを創ろうとなるとかなり苦労する環境ではないでしょうか。

COMMENT

どうあれ思いで補正が大きく占めるのはのは事実だと思います。
当時あの時代にやってない人や、最近のオンラインのＰＳシリーズにハマッている人がいきなりやってもなんとも思わないでしょう。
むしろクソゲーの部類に入れられるカテゴリーかもしれません、
自分ももう1世代の前の大ブームになったインベーダーゲームなんて５分も遊べないと思いますから、それ同じ視点なのかもしれません。

プレイ時間：わからない(未クリア)
組み立て式倉庫さん [2014/07/13 掲載]

このレビューはオススメ？

[問題報告]

　435人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	4pt	4pt	4pt	4pt	2pt

総合点
78pt

GOOD!

初代ファンタシースターの衝撃は忘れることができません。
当時、あの衝撃は凄かった。

PS1のあと、ドラクエやFFなどはやる気が全く起きなかった。
それくらい当時、PS1は凄い衝撃度だった。

いまだにこの衝撃度を超えるゲームに出会ったことがない。

ファミコンのチマチマしたグラフィックとピコピコ電子音が主流の時代に
ファミコンと同世代のセガの8ビット機（セガマーク?/マスターシステム）で、
フル画面で驚異的に滑らかに動く3Dダンジョンや
アニメーションする巨大敵キャラ、迫力のFMサウンド、当時としては超本格的なリアルグラフィック等、
当時のファミコンのRPG（ドラクエ、FFなど）を
ビジュアル・スピード・サウンド等で遥かに凌駕していた。

また、当時では珍しいSFファンタジーの世界観や
女の子が主人公だったり、動物が仲間になる事なども衝撃的だった。

当時のこの衝撃度を現代に換算すると、
ビジュアル・スピード・サウンドにて
ナンバリングFF最新作レベルを
遥かに凌駕するレベルだと思う。
それくらい当時の衝撃度は凄かった。

いまだにこの衝撃度を超えるゲームに出会ったことがない。

BAD/REQUEST

当時としてはハードの制約や容量の関係で仕方なくても
今となってはダメな部分
（使い回しや色違い、一部の古いシステム面、マッピングやマップ機能の無さ、ゲームバランス等）
もあるが、
シリーズへの愛で、当時を思いながらプレイすると
非常に感慨深い。

おまけ要素がセガサターンのPSコレクションよりも少ない。
イラストや資料、アレンジBGM等も色々入れて欲しかった。

当時の内容で、移動速度を早くできたり、メッセージを読みやすくできたりと、
遊びやすさを改善する機能は備わっているが、あくまで現代で当時の作品を遊ぶ上での最低限の機能。

当時の内容はそのままで、遊びやすくしてHD化や3D化したモードも欲しかった。

COMMENT

「ファンタシースター（略称：PS）」シリーズは
本来、ドラクエやFFに対抗してきた、セガを代表する本格超大作RPGシリーズであり、
断じてアクションRPGではない。（参考サイト： http://ultima.iku4.com/）

しかし、PSOからのPS何とかシリーズは、ソニックチーム版フィールドアクションネットワークゲーム開発時に
世界観がPSシリーズに近いという事から、後付けでPSシリーズの幾つかの設定を加えた為、
偶然、「ファンタシースター」の名を冠したタイトルとなったゲームがPSOであり、
PSOからのPS何とかシリーズは、ソニックチーム色が強く、本来の本格超大作RPGではなく、RPG要素を後付けしたアクション系ゲームになってしまった。
要するにPSの名が付いていてもジャンルの異なる別シリーズなのです。
（FFシリーズで例えればナンバリングFFとディシディアFFみたいな感じ。）

よって本来の本格超大作RPGとしてのPSシリーズと
PSO以降のPS何とかシリーズとでは、本格超大作RPGからアクションRPGに成り下がってしまっている。

本格超大作RPGとしてのPSシリーズがPSシリーズの本流であり、アクション系のPS何とかシリーズはPSシリーズの派生作品に過ぎないと思う。

派生作品もあってもいいが、本流がしっかりと展開されている中での派生作品であるべきです。
しかし、PS何とかシリーズはPSシリーズの派生作品であるにもかかわらず、まるでPSシリーズの本流であるかのような顔をして携帯機を中心に展開されている事に対し、
「違うだろっ」という怒りを含んだ感情です。

PSシリーズの本流はハイエンド機でRPG最高峰を目指す次世代本格超大作RPGであって欲しい。

アクションRPGではなく、次世代本格超大作RPGとして、オンラインにもしっかり対応させた、
本来の本格超大作RPGとしてのPSシリーズの正統進化で、次世代本格超大作RPGとして
新たな星系を舞台にした新たなPSシリーズの本流（PS?からのナンバリングPS）シリーズを大展開して欲しい。

アクションやマルチプレイといった要素に逃げたRPG要素のあるアクション系ゲームではなく、
RPG最高峰を目指す次世代本格超大作RPGとして、次世代PS（PS?からのナンバリングPS）シリーズを大展開して欲しい。それこそがPSシリーズの新たな本流でしょう。
PSシリーズの主戦場（カテゴリー）は本格超大作RPGであって、断じてモンハン系アクションゲームのカテゴリーではないのです。

参考サイト：　http://ultima.iku4.com/

プレイ時間：60時間以上100時間未満(クリア済)
凶畑底さん(レビュアー情報) [2012/01/09 掲載]

このレビューはオススメ？

[問題報告]

　436人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	4pt	3pt	3pt	3pt	3pt

総合点
66pt

GOOD!

（ファンタシースター（以下「PS」）・PSオンライン・PSユニバースの各シリーズは一度もプレイしたことはありません）

まず何と言ってもSEGAを代表するRPG「PHANTASY STAR」シリーズ全４作+PSIIテキストアドベンチャーがたったの2500円で楽しめるというのが良いですね。そして裏技を使えばPSの外伝が二作品追加されていますので、このソフト一枚でなんとPS関連作品が７作品もプレイできるようになります。一作あたりの値段を考えてみると、本編４作品が外伝３作品よりも高いとして、本編１作あたり４００円、外伝１作あたり３００円で楽しめるという計算になります。Wiiで配信されるファミコンソフトより断然安い！お得感が凄すぎます。

さらに各作品のプレイをより快適にするために、本編全作品で「移動速度１・２・４倍速機能」「エンカウント率を下げ、獲得経験値・金額を増加させるEASY/VERY EASYモード」が搭載されています。
さらにPSIでは「メッセージが全部カタカナで読みづらい」との声に答えて「メッセージをカタカナ・ひらがな混じりに変換する機能」が追加され、４種類のマルチエンディングを搭載したPSIIIでは「セーブデータを発売当時の２個だけから４個に倍増」しました（PSIVでは発売当事に存在した深刻なバグが解消されていますし、逆にオプションでそのバグを再現することもできます）。
その他にもキーコンフィグや連射機能も充実、さらには「ギャラリー」で発売当時のイラスト集や説明書などが閲覧できたり、ゲーム内で使われるBGMや効果音を聴くこともできます（さりげないことですが、ゲーム開始直後からギャラリーが全部見られるのも良い部分です）。
またソフト本体に付属されている説明書の最後には、シリーズ各作品に登場する全テクニックなどの説明・PSIIとIVのモタビア星のマップが掲載されていて便利です。

PSは、SEGAがエニックスのドラゴンクエストに対抗して製作した本格RPGです。システム面に関してはドラゴンクエストやスクウェアのファイナルファンタジーシリーズと大差は無いですが、特筆すべきは世界観。それまでにあったRPGのほとんどが「剣と魔法」の世界を舞台にしたのに対し、PSはいわゆる「人間」が住む緑と水の星「パルマ」・砂漠の星「モタビア」・雪と氷に閉ざされた星「デゾリス」の３惑星が存在する「アルゴル太陽系」を舞台にした、「剣と魔法と科学」の壮大なスペースオペラRPGになっています。剣や銃を片手（両手）に人間や人工生命体やアンドロイド達が宇宙船に乗って各惑星を往復しつつ、（バイオ）モンスターやロボット達を統率する諸悪の根源に戦いを挑むという展開に心躍ります。

　そしてゲームを彩る音楽と映像の素晴らしさ。一度聴けば忘れられないような美しい音楽。そしてドラクエなどの代表的なRPGが8ビットのファミコンで発売される中、SEGA MARK IIIで発売されたPSIや16ビットのメガドライブで発売された以降のPSシリーズの映像の美しさはかなりのものです。１作目の3Dダンジョンの滑らかさ、そして「モンスターが動く」ことへの驚き。そしてシリーズを重ねるにつれ映像は進化し、PSIVでの華麗なイベントシーンでその極地を迎えます。

　これから本編全４作品をレビューしたいのはやまやまですが、PSII〜IVはWiiで配信されていますので、それら３作品はWii mk2でレビューし（別にいいですよね？）、以下ではWiiでは何故か配信されていない「PSI」」についてある程度詳しくレビューし、その他の作品については一言だけ触れることにします。

「PSI」
・オリジナリティー
……前述の通り、当時としても、現在の立場から見てもオリジナリティーは高いと言えるでしょう。ただし…（「悪い所」に後述）、5点、とまではいきません。4点
・グラフィックス
……3Dダンジョン、モンスターのグラフィックスはスーファミ初期のゲームを上回る綺麗さではないでしょうか。ただし…（「悪い所」に後述）、オリジナリティーと同じく5点、とまではいきません。4点。
・音楽
……ダンジョン音楽3種類・モタビア星・デゾリス星・ボス戦の音楽が素晴らしいです。それ以外の音楽も全て高レベルです。4点。
・熱中度
……「悪い所」に書きます。3点。
・満足感
……「悪い所」に書きます。3点。
・快適さ
……PSIは元から結構快適なゲームだったと思います。そこに「移動速度2倍機能」が使え、さらにPSIだけに搭載される「ブースト機能」を使えば、音楽・ダンジョン内の移動以外の全てが2倍ほどに加速することができます。またどこでもセーブができるので、ダンジョンから出られなくなって全滅、というパターンがある程度避けられます。4点。
・難易度
……3Dダンジョンがむちゃくちゃ難しいです。立体迷路の攻略法「壁に手を添えながら移動する」があまり通用しません。とはいえ、普通の2DダンジョンになったPSIIの方が「圧倒的に」難しいので、3点。

・総合点
……69点。良作。

「PSII デキストアドベンチャー」
……う〜ん、今まで色々とベタ褒めしましたが……。「ネイ」の冒険はネイの過去が分かって興味深いかな…？　残念ながら後は「悪い所」に書きます。

「PSII」
……1作目から1000年後の、科学が極度に発達したモタビア星が舞台。グラフィックスが綺麗で、音楽が大変素晴らしいです。

「PSIII」
……3世代に渡る壮大なRPGであり、ドラゴンクエストVより以前にRPGで初めて「結婚システム」を採用した（と思われる）作品です。それまでのシリーズとは打って変わって、中世ヨーロッパ的な世界観です。音楽「は」シリーズ最高だと思います。

「PSIV」
……2作目から2000年後を描く、文句無しのシリーズ最高傑作。仲間との掛け合いが楽しく、戦闘においてキャラクターの行動パターンを事前に決めておく「マクロ」コマンドが斬新かつかなり使いやすいです。

BAD/REQUEST

　オプションで色々と快適な設定にすることができるのですが、若干詰めが甘いです。
　キーコンフィグにおいて、例えばメガドライブで言うAボタンに「○ボタンと□ボタンを同時に対応」させることはできますが、どういうわけか「○ボタンと△ボタン」を同時に対応」させることはできません。また方向キーにいたっては、「十字キーと左スティックを同時に対応」させることがどういうわけかできません。
　ギャラリーでは当時の説明書も見ることができるのですが、説明書はどういうわけかギャラリーの後半にあり表示させるのに時間がかかる上、ギャラリーを終了させても直前に見ていたページが記録されないため、「説明書を見ながらゲームを楽しむ」というプレイがしづらいです（ちなみにギャラリー観賞中、左スティックで資料の移動、右スティックの上下で資料の拡大縮小ができますが、本体の説明書にはそのことが記載されていません）。

　PSIVにおいて、「キャンセルボタンを押しながら移動すると、障害物を自動的に回避することが無くなる」という結構重要なことが本体の説明書には書いていません。
　PSIVでは重大なバグは回避できるのですが、どういうわけかPSIIにおける二つの重大なバグが回避できません。一つはメニュー画面の並び替え画面で方向キーの上を押しながら決定ボタンを連打することで発生するバグ、もう一つはエンディングで必ず発生するバグです。なまじこのゲームでは「連射機能」が使えてしまうので、前者のバグには注意してください。

「PSI」
・オリジナリティー
……ええっと、これって「スター・ウォーズ」の完全なパクリですよね？　町の入り口にいる警備兵がどう見ても「ストームトルーパー」ですし、モタビア星の住人「モタビアン」に似た異星人がスター・ウォーズのエピソードIVに出てきましたし…。そもそもモタビア星が「タトゥイーン」で、デゾリス星が「ホス」…そのまんまじゃん！
・グラフィックス
……フィールド画面は…う〜ん。3Dダンジョンはどのダンジョンにおいてもグラフィックスが同じです。色は違いますが。ただ4点としたのは、3Dダンジョンの滑らかさやモンスターのアニメーションに感動したためです。
・音楽
……悪い所は特にないです。
・熱中度
……とにかくダンジョンが難しい。やる気が削がれます。そして町人が色々とヒントを言ってくれるのですが、どの星にあるのかも分からない未知の地名が出てくるばかりで、結局どこに行っていいのかがよく分かりません。そして使用用途がよく分からないアイテムも多いです。
・満足感
……「熱中度」の後半に書いた箇所が大きく響きました。
・快適さ
……乗り物の乗り降りが面倒です。さらに乗り物はアイテム扱いになっており、その他にも大量の「捨てられない」一般アイテムが手に入ってしまい、アイテム欄が非常に圧迫されてしまいます。また瞬間移動魔法が「最後に教会を訪れた町」にワープするものなので、長い洞窟を抜けた先にある町の教会に入ってしまったときには大変です。マジックの効果や消費MPがゲーム中では分からず、さらに蘇生マジックに至っては戦闘中に使えないときます。4点としたのはそれらを差し引いてブースト機能が快適だったからです。

「PSIIテキストアドベンチャー」
……ネイの冒険以外、プレイする必要はないです。ゲームとして面白くないし、ストーリーも良くないです。そもそもPSIIのゲーム性からして、PSIIに登場する各キャラクターの過去や性格はプレイヤーの想像に託されているものだと思います。開発者が押し付けたキャラクターの過去なんて、自分は認めません。

「PSII」
……プレイしなくてもいいです。残念ながら。他の仲間に感情移入がしにくいです。戦闘中に使用可能な装備品について把握していないと、クリアはほぼ不可能です。

「PSIII」
……プレイしないほうがいいです。真に遺憾ながら。結婚候補の女性への感情移入がほぼ不可能です。シュールレアリスム全開の敵や意味不明なストーリー展開についていける人でないと、プレイはほぼ不可能です。

「PSIV」
……他の作品に比べ、若干音楽が劣るかな？　あとは終盤のストーリー展開が、う〜ん、となる以外は特に悪い所は無いです。

「その他の2作品」
……面白くないどころか、「PSの歴史をぶち壊す作品」らしいのでプレイしていません。

　ちなみに全体の「快適さ」が3点なのは、移動速度を4倍にしようとPSII・IIIがあまりにも快適でないため、4点から1点引かせていただきました。

COMMENT

「良い所」のではあんなにPSシリーズについて大絶賛していたのに、よくよく考えたらPSIとIV以外は全く褒めていませんね。それでも「熱中度」と「満足感」をそれぞれ3点にしているのは、この1作でPS全作が楽しめることからきています。それに正直テキストアドベンチャーと隠し2作品についてははっきり言って「オマケ」ですし、PSIIは悪い所ではけなしていますけど、そこまで悪くはない作品ですしね。IIIは…うまいことリメイクしたらきっと良作になりますよ、た、たぶん…。
　う〜ん、あんまり言いたくはないけど、WiiでPSIVだけプレイするのが一番いいのかもしれないです。でもPSIVはPSIをプレイした方が数倍楽しめますし、WiiではPSIは配信されていないので、PSIをプレイしたい人はこのプレイステーション２のコンプリートコレクションを買えばいいと思います。IIIはともかく、IIは信じられない難易度なので精神力を鍛えるためにプレイしてもいいかと思われます。

　結局、PSシリーズは「良作」止まりの作品と言えるのかもしれませんね。Iが良作で、IIが微妙で、IIIが絶望で、IVが傑作。なのですが、IVでアルゴル太陽系の数千年に渡る物語に終わりを告げるのは速すぎたのではないかなと思います。あと1作品PSがやりたかった！　PSVがプレイしたかった！　そしてもしPSVが傑作だったなら！
　そう考えると、非常に惜しい作品です。確かにPSは面白いですが、仮にPSシリーズがメガドライブではなく当時日本で一番普及していたスーファミで遊べていたとしても、ドラゴンクエスト・ファイナルファンタジーの牙城を崩すことは不可能だったでしょう。この両者に唯一対抗できたのが傑作PSIVだったのですが、いかんせんこれ1作だけではねぇ…。

　というわけで、SEGAは「PSV」ならぬ、「PSオンライン」という超弩級の大傑作を製作するに至るのでした。ゲームキューブ版が現在ネット上で1万円を超えるほどです。やっぱりPSシリーズって、凄いんですね。

プレイ時間：60時間以上100時間未満(クリア済)
夢見る者さん [2008/07/11 掲載]

このレビューはオススメ？

[問題報告]

　435人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	2pt	3pt	3pt	4pt	2pt	3pt

総合点
63pt

GOOD!

私はファンタシースターはオンラインやユニバースから入ったのですが、旧シリーズが一挙にプレイ出来る事に引かれました。
初代、2、3、4、更にテキストアドベンチャーや外伝などが収録されており、非常にお得に感じます。

初代は流石にシステムが古く、特にダンジョンが3DタイプでMAPも表示されないので苦労しましたが(収録作品中一番大変だったかも)この作品から順番に４までプレイすると、後続作品の中にあるオマージュが楽しめます。

２は最初から最後まで非常に驚かされるストーリー展開で、シリーズ中一番衝撃的な物語を堪能出来ました。また、メカメカしい独特の音楽も印象的でした。
是非この２だけはPSシリーズのファンにはプレイして欲しい作品です

３は正直あまりデキが良くない印象で、壮大で重厚なRPGを目指したものの途中で頓挫したのか、中身がスカスカに感じます。しかし、全部で４つあるエンディングを見た時｢あぁ、やはりこれはPSシリーズなのだ｣と妙に納得出来る不思議さがあります。当時評判が良くなかったそうなのですが、私は気に入っています。

４は完結編という事で、一部BOSSを除けばバランスも比較的簡単です。
私は初代から順番にクリアしたので、４のエンディングに到達した時には非常に大きな満足感を得られました。

当時の資料を閲覧できるアーカイブもイラストやマニュアル等、充実していたと思います。

BAD/REQUEST

やはり古い作品なので攻略情報が無いと苦しい箇所が幾つかあり、特に初代PSの3DダンジョンはMAPが見れないので大変でした。

各作品共オプションで難易度を大幅に下げられるので(取得金増加、移動速度上昇、出現率の調整など)戦闘関係で苦戦する事は無かったのですが、それ以外の部分がスムースではないのでイベントでつまる事も多かったです。

あと細かい事ですが、各作品ともセーブする時にいちいちシステムメニューを呼び出してから記録する為、頻繁にセーブやロードを行うと少しイラつきます。

それ以外では特に問題も無く、丁寧な移植だと感じました。

COMMENT

良い所では触れていませんが、外伝やアドベンチャーも含めて収録作品全てプレイ＆クリアしたうえでの感想です。

セガの看板RPGシリーズであるファンタシースター。
それはユニバース等の作品にも受け継がれており、この作品をプレイしてから一層PSOやPSUが好きになった。
全作品共、唐突でエキセントリックなメッセージや不思議な世界観が独特の雰囲気を醸し出しており、この様な作品は他に無いだろうと思える。

確かにレトロゲーム特有の粗さはあるが、それ以上に今のゲームには無いピリリと辛い何かが味わえる。

プレイ時間：60時間以上100時間未満(クリア済)
ANESTIAさん [2008/06/22 掲載]

このレビューはオススメ？

[問題報告]

　405人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	2pt	3pt	0pt	2pt	0pt	3pt

総合点
27pt

GOOD!

４本分のゲームが低価格で楽しめる。
イージー・ベリーイージーモードでエンカウント率・経験値・獲得金を調整してさくさく進めるようにしてある。

BAD/REQUEST

攻略サイトがないとクリアがほぼ不可能
１は終盤どこで何をするかわからない
２はシルカの盗みと使用可能アイテムを知らないとクリア不能
４はコンビネーション技・ドロップアイテムを知らないとかなり難しい

戦闘バランスが極端に悪い
１・３・４は普通だが２はかなり悪い
スタート時からバランスが悪く、２つ目のダンジョンから、先制攻撃されると全滅決定の敵が出現。水上移動の乗り物を手に入れたあたりから敵が硬く攻撃が強くなり始め、○○ファーストを倒した後から出現する機械の敵は物理攻撃があまりきかず、被ダメも大きい。惑星を移動後はさらにひどくなっていく

ボス戦のバランスが破綻している
２のラスボスの攻撃が異常。ダメージのでかい全体攻撃をしてくる上に、精神攻撃が特にひどい。死ぬか運次第の解除の光が出るまで行動不能・すばやさダウン・テクニック使用不可の状態になる。二人も行動不能になると即全滅になる。全体回復薬を一人２･３個持ってないと攻略不能

４はすべてのボス戦の攻撃が異常。補助魔法をかけないと即死。全体魔法攻撃は補助魔法をかけても異常な攻撃力で回復が追いつかない上に、魔法に異常に弱いアンドロイドがパーティーにずっといるので荷物以外の何者でもない。

１・３は普通だが２・４がひどすぎるので熱中度・快適さは０にしました