PlayStation mk2 :: PS4/PS3/PS2評価レビューサイト

GOOD!

まず始めに、自分はリアルスケーターなので、
完全にスケーター視点からの評価だと思ってください。


まず、あらゆるところがリアルです。
板（デッキ）を弾いたときの音、タイヤ（ウィール）がアスファルトの上を走る音、
着地に対してのシビアさ、デッキやウィールが障害物に対して擦れる音、
技名、実在するスケーターにメーカー…。
挙げればきりがないぐらいです
（サウンドという部分だけ取り出せば評価は５。
BGMなんていらない。街の音だけでも十分気持ちいいと思わせてくれます。）
実際にスケートをしているからこそ、
聴いて、感じているからこそ分かるものもあるかもしれませんが、
そのリアルさには本当に感動しました。スケートボード万歳です。
そういったリアルさに、ガチでやれば死んでしまうようなスタント的なプレイを叶えてくれる
ゲーム的要素が加わっていて、そのバランスが絶妙で素敵だと思います。
リアルだけど、ゲームだからこそ体験できる気持ちよさがしっかり入っている。
神ゲーだと思います。


そして、このゲームに夢中にさせてくれるもうひとつの要素として、
「操作性」が挙げられると思います。
このゲームでトリックを繰り出す際、大事なのは右スティックの動きです。
右スティックをどうクネクネさせるかによって、出るトリックが決まるわけです。
トリックによっては、その動きがかなりシビアなものもあります。
課題をクリアするのに必要なのは、良いパーツなどではなく、
プレイヤーのテクニックが全てということになるわけです。
難しいトリックから手すり（ハンドレール）をガーーってやる技（グラインドorスライド）
に入れたときは本当にうれしいです。感動です。気持ちいいです。
そこに熱中するポイントがあると思います。だから熱中度も５。
実際、自分は１年以上このゲームをやっていますが、まだまだやれると思います。
終わりがないこのゲームは手放せないと思います。


スケートボードのゲームでは他にもいくつかあるようですが、
スティックの動きでトリックを生むというのはこのシリーズが初なので
オリジナリティーは５。

また、前作はボードから降りることができなかったり、
街を大きく移動する際は地下鉄に乗らないといけなかったり、
色々と歯がゆい部分が多いと感じました。
しかし今作ではそれが全て改善され、快適さが増しました。
課題の難易度も適正だと思います。
グラフィックも秀逸です。とても広い街中を散策するだけでも楽しめると思います。
壁のシミやスケートによるセクションのボロボロ具合もホントにリアルです。

BAD/REQUEST

これだけ素晴らしいゲームだと、悪い点もはっきりしてしまうというもの。
自分が目に付いたものを挙げさせてもらうと

・ボードから降りて、歩くときの操作がやりづらい。
・人の顔のエディットがどう頑張ってもゴツゴツした顔になる
・女キャラはどう頑張っても肩幅が広すぎる　笑

といったところです。
後の２つは別に気にしなければいいのですが、
歩くときの操作はホントにやりづらいです…
ワンテンポ遅れた感じになるので、狭いところでは慎重にいかないといけません。

マニアックなところを言うと、crooked grindのノーズ側のデッキが
障害物と接していないのは自分的には大変残念でした。
あの技は接しているからこそのKグラ（K grind=crooked grind）なんですが…。

COMMENT

BLACK BOXのボス、Jamie Thomasさんに感謝です。
ホントにスケーターのためのゲームといっても過言ではないくらいのものだと思ってます。
スケーターなら本当に買いだと思います。
スケーターじゃなくてもこの完成度はやばいと思ってくれるはずです。

難しいのは慣れるまでだと思ってますし、
クリアするだけなら簡単なので難易度はとりあえず３。


余談ですがblack boxのボスであるjamie thomasさんも
バリバリのプロスケーターで、このゲームみたいなことをマジでやってますよー。


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