PlayStation mk2 :: コールオブデューティゴーストレビュー

コールオブデューティゴーストレビュー

発売元	スクウェア・エニックス（オフィシャルサイト）
発売日	2013/11/14
価格	7,980（税込）
レーティング	【Ｄ】17才以上対象暴力犯罪 (CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(字幕版) ／ (吹き替え版)
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：FPS ■ プレイ人数：1〜2人（オンライン：2〜12人）【吹き替え版】 ■ 発売日：2013/12/12 ■ 価格：7,980円

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
2pt	4pt	4pt	5pt	4pt	1pt	2pt

総合点
70pt

GOOD!

《キャンペーンモード》

キャンペーンについては相変わらず、演出がすごい
メインキャラクターであるライリーは可愛いかったです
CODに登場する軍用犬といえば、今まで敵でしか登場したことがなかったんで、味方として登場し、指示を出して敵を攻撃させたり、ライリー自身を操作できるというのは新鮮な感じでした（操作できるのは一部のみ）

《スクワッド》

一言でいうと「トレーニングモード」のようなもので、マルチプレイの練習ができる
相手がAIで、強さも選択できるので初心者から上級者まで、練習するには丁度いい
AIの知能はBO、BO2に比べ格段に上がっている
セーフガードというルールでは、対戦というよりも協力プレイのような感覚でプレイ出来る

《Extinction》

エイリアンを倒し、ハイブ（エイリアンの巣）を壊しながら、目的地を目指して進んでいく協力プレイモード
BOシリーズのゾンビモードとはまた違った面白さがあります
ポイントを割り振ることで、スキルレベルを上げることが出来、体力の上限を増やしたり、初期武器であるハンドガンの強化ができる
マップ内のいたるところに配置された装備を使用できたり、自分でキルストリークを使用したりできます
味方のために弾薬箱やアーマーを置くこともできるため、ゾンビモードよりも協力性がある

《マルチプレイ》

従来までのCODと異なり、PERKがカテゴリーに縛られることなく使える
基本的に4つ以上は持てるようになっており、低コストのPERKばかりなら6つ以上持つことも可能になった
PERKは最大8コストまでとなっているが、セカンダリやリーサル、タクティカルを外せば11コストまで上限を増やせる
これまで以上に武器や戦い方に合わせたPERK構成を組みやすくなっている

CODにしては珍しい、高低差の多い立体的なマップになっている
建物内の構造が今までよりも複雑になっているため、最初は「はぁ？」と思ったが、プレイをし続けているうちに慣れてきて、ランクが60になった頃にはそれほど気にならなくなった
それどころか平面での撃ち合いの他に、高低差を生かした戦い方ができるので、今では非常に楽しめている

キルストリークの全体的なバランスは整っている
何よりもサポートキルストリークのおかげで、多少ながら味方の支援も可能になっている
サポートの最大のメリットは、デスしてもリセットされないということだろう
初心者でも扱いやすいというのも良いところだ

《回線》

毎回ラグの酷いCODシリーズだが、今作はラグが非常に少なくなっている
外人さんと一緒のロビーでプレイしていると時々ラグが発生するが、日本人と一緒にプレイしているぶんなら、ほとんどラグが発生しない
個人によって差がありますので、一概にとは言えませんが、CODにしては上出来なのではないでしょうか

BAD/REQUEST

《リスポーン》

まず最初に気になったのが、あまりにも酷い「リスポーン地点」だ
マップが広いので、リスポーンに関してはそれほど不安に思っていなかったのだが、あまりの酷さに驚愕してしまった
敵が自分のすぐ近くにリスポーンすることが当たり前なので、リスキルも多くなっている
しかも自分の正面ではなく、すぐ後ろにリスポーンするため、対処のしようがない
BO2のNuketown2025でFFAをやった時と同様の酷さである

《当たり判定》
弾の当たり判定が時折おかしくなることがある
BO2でもまれに発生していたが、今作はより頻繁に起きる
照準を敵の頭から5センチほど横にずらした状態で撃っても、ヘッドショットになることがある
そして、今作ではヒットエフェクトの表示が若干遅れており、着弾と同時にエフェクトが表示されないことが非常に多い

《チームバランス》

ランク16、11、19、24、5、31 VS ランク60、54、38、60、41、53とは、どうゆうことなのだろうか
対戦開始前に勝敗がわかりきっている
チームの割り当てが最悪の酷さである

《足音》

足音が異常に大きいため、敵の存在を察知しやすくなったと同時に、相手に自分の存在を気づかれやすくなった
この足音の大きさが原因で、マップの隅っこや建物の中で、震えて動けないプレイヤーが増えてしまった

COMMENT

MW、BO、MW2、MW3、BO2と、CODをプレイし続けて来たのですが、今作はお世辞にも良ゲーとは呼べません
しかしながら、敵を倒した時の爽快感は健在で、試合に勝てた時の嬉しさも今までのCODと変わらない（良い意味で）
慣れてしまえば楽しむことはできる
それに、アップデートの内容次第によっては、これからシステムバランスが改善されていくかもしれない

未だ不満も多く残っており、他のCODと比べて大きな進化は見られなかったものの、十分楽しめる内容にはなっている
また、Ghostsの世界観や雰囲気が個人的には好きなので、それもプレイしていて飽きにくい理由の一つなのだろう

熱中度はこれまで例があるものの、休日は一日中プレイしてしまうほど
さすがCODといったところか。