PlayStation mk2 :: 影牢〜ダークサイドプリンセス〜レビュー

影牢〜ダークサイドプリンセス〜レビュー

発売元	コーエーテクモゲームス（オフィシャルサイト）
発売日	2014/02/27
価格	7,140（税込）
レーティング	【Ｄ】17才以上対象暴力 (CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：トラップ“悪”ション ■ プレイ人数：1人

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	3pt	3pt	3pt	2pt	4pt

総合点
60pt

GOOD!

・トラップの種類が豊富
最初は数が少ないものの、ゲームを進めていくうちにいろいろなトラップが増えて、ゲームの幅が広がる。
また部屋の仕掛けの種類も多く、コンボを考えるのが楽しい。

・ミッションモード
ストーリーとは別のパズルモード。ストーリーに詰まったり、飽きてきた場合に息抜きになる。経験値も入る為、ストーリーで詰まってもミッションモードで強くなってからストーリーに挑む事が出来る。

・キャラクター、世界観
ゲームにあったダークな世界観が伝えられていると思う。
ストーリーもキャラクターの表現をＣＧにこだわらなかった為、逆に世界観を伝えられていると思う。

BAD/REQUEST

・敵キャラクターの歩行速度が一緒
この問題の為、ゲームの難易度がかなり上がってしまっている。今までのシリーズでは敵キャラクターの職業ごとに歩行速度が違った為、「複数の敵に会う」→「逃げてスピードの遅いキャラと早いキャラを分断する」→「トラップにはめる」といった事が出来たが、今回のシリーズではそれが出来ない。その為、敵が複数で襲ってきたら囲まれてリンチに会う事もしばしば…。

・爽快感がない
基本的に敵キャラクターは複数で現れる事が多いが、上記の理由の為にトラップにはめてコンボにつなごうとしても別のキャラクターに攻撃されてしまい上手く繋がらない。つなげる為には常に敵の位置を気にしながらコンボを繋げなければならない為、今までのシリーズの爽快感が無い。

・敵キャラクターの遠距離攻撃の追尾性が高い。しかも弾速が早い。

・他の方も書いているが、セーブ出来るポイントが少ない。1チャプターが長いのだからもう少しこまめにセーブが出来ても良かったと思う。

・前作の様に敵を大きい仕掛けに嵌めた場合の演出はあっても良かったと思う。

COMMENT

シリーズは刻命館からのファンで全作プレイしています。
悪い事ばかり書きましたが、やはりトラップのコンボを考えるのは楽しいです。
ピタ○ラスイッチの様にキレイに決まると爽快感があります。

現状では難易度が高い為、万人にオススメ出来るゲームではありません。しかし、パッチ等で敵キャラクターの速度調整がなされたのなら、その時は人にオススメ出来るゲームになるかもしれません