魔都紅色幽撃隊レビュー(評価)

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魔都紅色幽撃隊レビュー

発売元	アークシステムワークス（オフィシャルサイト）
発売日	2014/04/10
価格	7,344円（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象セクシャル暴力言葉・その他 (CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：學園ジュヴナイル伝奇 ■ プレイ人数：1人

スコアボード

中央値: 36
難易度: 2.56
レビュー数: 9

スコアチャート

0-9

11.1%

10-19

11.1%

20-29

44.4%

30-39

11.1%

40-49

50-59

22.2%

60-69

70-79

80-89

90-100

【60点以上】
22.2%
【標準偏差】
15.88

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　932人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	3pt	2pt	1pt	2pt	1pt	3pt

総合点
36pt

GOOD!

ただ一枚絵が出てテキストが流れるだけでなく、一風変わったアニメーションが雰囲気に合っている。

キャラクターのビジュアルが良い。

過去作のキーワード（「舞園」「織部」等）が出てくる。

戦闘前に罠を仕掛けて置くことが出来る。

シークロアが可愛い。

BAD/REQUEST

OPが毎回流れるのは良いが歌が如何なものかと。
せっかくムービーをスタイリッシュに纏めているのに興ざめです（ペ○ソナでも意識したのかな？）。スキップ出来るのは良い。

五感入力のニュアンスの難しさが…。
会話の流れで「味」とか「嗅」とか使い方が良く解らない。

正直、伝奇モノにROCKってどうかと思う（３話目だけならアリでしたが）。

戦闘についての最大の問題はアイテム（装備品）が少ない＆弱いことだと思う。
・各キャラクター固有武器のバージョンアップ版がちっともない。
・ストーリーを進めないとアイテムが出てこない。
・育てるためにLVの低いキャラを連れていくとダメージが出ない。
・主人公は武器持ち替えが行えるが攻撃範囲が変わり過ぎて扱い辛い。
・各話で参加するキャラクターは防具をつけていないため足手まといでしかない。
・罠の効果が薄い。
…負の連鎖です。

APが少なく移動も出来ない、霊の居場所も解らない状況でやっと当てたダメージが一桁とかどうかと思う。
結局強くなるにはLV上げしかないが弱いパーティーで時間切れと戦うのは何の苦行だ？
ふざけたアイテムもやる気がなくなる一因ですね。ヤ○ザが木桶被ってノートを腹に仕込み、軍手で銃をぶっ放すとかサム過ぎる…。
まぁ一介の出版社が刀だ銃だと手に入れれる状況でも突っ込んでたとは思いますが。
せめて今ある武器を強化する術があれば変わってたかも。

COMMENT

『魔人』シリーズプレイ済。
今井作品とのことで気になってました。流石に安くなっていたので購入（レビューから新品は回避）。

やはり雰囲気は好きですね。
各キャラクターのバックボーンがやや薄かったですが嫌いなキャラも居らずストーリーも楽しめました。

もっと八方美人っぷりを期待してたんですがｗ

戦闘部分を見直してくれれば続編もプレイすると思います。

まぁ出ないでしょうがね…

プレイ時間：05時間以上15時間未満(クリア済)
きたへふさん [2015/08/19 掲載]

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　974人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	5pt	3pt	3pt	3pt	3pt	1pt

総合点
63pt

GOOD!

『東京魔人學園剣風帖』（ＰＳ版、ＤＳ版）
『東京魔人學園外法帖』（ＰＳ版、ＰＳ２版血風録）
『九龍妖魔學園紀』（ＰＳ２版無印・re:charge）を各２周クリアした者です。
『魔都紅色幽撃隊』は２周目突入です。

グラフィックが丁寧な水彩画タッチで良い。動きが意外と自然。ＥＤ曲もテンポよくていい感じ。

キャラ設定が良い。オリジナリティがあると思う。
萌市のヲタ精神には正直、心が動かされた。「偏見持っててゴメンね！」レベル。
アイドルオタをなめてた。

戦闘パート、慣れれば面白い。
攻撃範囲の狭さや、自分の行動決定後に動く敵に四苦八苦していたけど、この位くらいハンデないと易しすぎだったのね、と後で分かった。

コンビニのＢＧＭが『魔人』『九龍』と同じ曲（別アレンジ）。
店員の声もあの人だし、ブレないなぁ。
『魔人』『九龍』がらみの遊び要素も、ファンには「おおっ！」だった。
高校名とか、血縁関係とか。
ボードゲームでの声優がらみの隠し要素が、壬生くんファンにはツボ。

訓練の映像は面倒だけど、１周目終わって２周目入る前にネットに繋げてアップグレード（？）したらスキップできるようになったので、まぁ良し。

周回プレイ向き。あっさりしているけれど、逆に何周でもやれる気がする。
ていうか、周回プレイ前提のゲームだよね、これ。
レベルやパラメータ、憶えた技は完全に引き継ぐし、トロフィーの種類リストとか見ても、パラメータの上限数値見ても、そんな感じだと思う。

BAD/REQUEST

周回プレイ、一体どれくらいの人がしようと思うだろう。
訓練とかは同じアニメと台詞の繰り返しだし、内容がとても薄いから、飽きる人多そう。
ＥＤはキャラ人数分あるけど、シナリオやらルートも少ないから、そう云う意味では周回プレイには不向きだし。

『魔人』『九龍』から続く感情入力システムが、『五感』を入れた事で幅が狭くなった。
選べる感情が９から５に減って(無視を含む)、肯定と否定がそれぞれ、事実上の２択ずつ。
そりゃあ、いくらなんでもパターン少ないわ。

ていうか、「霊が見える人」って世間でそんなに肩身狭いものかなぁ？
何か、『世間のはみ出し者』を無理矢理『異端者』に仕立てている感じがして、中途半端に偏見が強く居心地が悪い世界。

「何故こういう設定？」と謎が残るキャラが多い。
『魔人』がらみのキャラが多いけど（龍蔵院とか舞園とか）、それにしてはシナリオ自体に生かされてない。あくまで「ファンならムフフ」程度。
ＥＤを見れば分かるのかもしれないけど、肝心の個人ＥＤへの道が頗る分かりづらい。

アイテム少ないなぁ。お金を貯める意味が分からない。
使えるアイテムは専らくじで入手していたから、一般依頼を頑張ったけど。
ていうか、フリーバトルで貯まるお金は夕隙社のものでなく主人公の個人資産？

ＯＰ曲は、聴くに耐えられなかった。何あのクォリティの低さ。
そりゃ、本編にロックの話は出たけどさ ‥‥‥。映像が良かっただけに、残念さがひとしお。
単に私が洋楽嫌いだから、ってだけじゃないと信じたい。

えーっと、約１名、「戦時中、もしくは戦後間もなく」という時代設定に相応しくない“服装”のキャラがいるような気がするのは、気のせいだろうか。
志我くんの移動手段にも、謎が残る。校内は百歩譲って、あの編集室周辺を車椅子で介助なしに移動できるのか ‥‥‥。
本編中、テキストを読んでいても、違和感大爆発だったんだけど。
結局ラスボスが何をしたかったのか、さっぱり分からない。
ただの頭が悪い殺人鬼の話？ぼんやり感が半端ない。

COMMENT

今井秋芳監督の作品、ただそれだけでプレイしました。
そのためだけに、ＰＳ３本体を購入しました。（Vitaは持っていない）
後悔は、全くしていないです。
ネット上の友人がレビュー日記を途中でやめた時点で、覚悟していましたし。

自分は好きだけど、人に薦められるかどうかは別問題。
あっさりしたのを何周もしたい人には、戦闘や訓練が面倒だろうし。
（しかもルートが少ないから周回プレイには不向き←あれ？）
深いテーマや戦闘パート（ボードゲーム含む）が好きな人には、物足りないだろうし。

色々微妙なゲーム。
つっこみどころ満載なので、アラさがしが好きな人には持って来いかも知れない。

プレイ時間：わからない(クリア済)
かなんさん(レビュアー情報) [2015/03/15 掲載]

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　1009人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	2pt	2pt	1pt	1pt	2pt	2pt

総合点
31pt

GOOD!

キャラクターデザイン
今井氏の過去作と比べ現代風のデザインになっており、立ち絵のアニメーションも魅力的。

ユーザーインターフェース
タイトル画面や拠点となる幽夕隙社の画面などが凝ったデザインになっている。

BAD/REQUEST

戦闘
ひどすぎる。敵の移動先を予想して攻撃をしかけるというシステムなのですが、予想が外れれば当然空振り。基本は敵の移動予想範囲全域を複数の味方で攻撃しカバーするようになります。
低い行動力での移動制限、空振りでも展開するスキップ不能の悪テンポのアニメ、空振り時のオブジェクト破壊による報酬ペナルティ、ターン制限、様々な要素が全てプレイヤーを苛つかせるように働いています。とてもやってられるレベルじゃない。

シナリオ
今井氏の過去作は濃いキャラクター性と学園ものらしいジュブナイルドラマとおどろおどろしい伝記もの展開を組み合わせた独特の世界観が魅力でしたが、今作にその魅力は感じられません。
事件部分以外の日常部分の描写があまりに薄く世界観にもキャラクターにも入り込めません。

COMMENT

魔人・九龍のファンだったので期待していたのですが、正直かなりがっかりな出来でした。予算の問題以前に基本的なゲームデザインがなっていません。
数年前にブログでタイトルが発表され、その後しばらく音沙汰なしだった時は、開発中止になったのかとやきもきしましたが、正直そのまま出なかったほうが良かったレベルのような…辛口になってすいませんが、本当に期待を裏切られた気分です…

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
ひのさん [2014/05/22 掲載]

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　1074人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	2pt	3pt	2pt	1pt	2pt

総合点
47pt

GOOD!

・今井監督作品にしては、キャラクターが今風に魅力的で　動く（っていうほど動かないけど）
・他には無い、雰囲気が味わえる
・革新的な事をやろうとしている
・BADを逆にいえば、そこさえ改善できれば遊べるゲームになった。
・やはり感情入力システムは秀逸
・どこぞのレビューサイトのパクリですが、ゲームとしての「統一感」は高い。　ああ、ゲームの中だとこうなんだな、っていうのを表現しようとしている。
・戦闘中のBGMが選択できる

BAD/REQUEST

・ボリュームが少なく、キャラクターへの掘り下げが少ないため、感情移入が出来ない。
・システム周りが未成熟（カーソルの初期位置だったり、スキップ機能だったり、バグがすごい
・新しい事をやろうとしたが、うまく行っていない
・戦闘システムが、やろうとしたかったことはわかるが、本当に運ゲーに近い、ただし対処は可能。
・でも別にBGMは生演奏じゃなくていーんだぜ。

COMMENT

重要！　現在「破壊者」トロフィーが不具合で取れないようですので、トロコン目当ての方は修正パッチを待ちましょう。　出るかなー

かなり残念な結果になっていますが、そこまで酷いもんだと・・いや酷いけれども。
でもそれなりに自分は楽しめました。ほんとです、しっかりクリアしましたし。後悔はしていない
これでボリュームと、システム周りが改善されていれば、それなりだったハズです。
それだけにおしい、これで終わってほしくないです。
アトラスは偉大だったということか。

ポイント
当たらないよ！別の意味で当たらないよ！な人へ
そのうち敵の位置を把握できる仲間が入るので、それまで無理にフリーバトルしない事。
また、仲間の罠「囮」をうまく活用すること、囮を囮にして叩くんだ

動けないよ！AP足りないよ！
知力は最優先でお願いします。

新ENDは？
無いんじゃないカナー

プレイ時間：05時間以上15時間未満(クリア済)
牙暁さん [2014/04/18 掲載]

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　1080人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	3pt	2pt	1pt	1pt	1pt	2pt

総合点
30pt

GOOD!

九龍（無印、完全版）プレイ済みです。

グラフィックが、敵も味方も見た目は油絵っぽい塗りのＣＧですが、それがぬるぬる動きます。

スキップ速度が速くて快適。

黒猫が可愛い。

……頑張って探しても良い点なんてそれくらいしかありません。

BAD/REQUEST

○ストーリー、キャラクター
薄い。ぺらっぺらです。本当に九龍と同じ人が作ったの？と疑ってしまうレベル。
まず仲間に関しては、特に大した理由もなく仲間になったかと思いきやその後は特に何もなくＥＤまで一切発言なしなんていうのは当たり前。一応、各話終了後に話しかけることはできますが、「魚は生、焼き、煮る、どれが好き？」と聞かれて答えたら終了する程度のどうでもいいような会話だけしかありません。感情移入のしようがねえ！
ストーリーも短すぎます。スキップが速いとは上記しましたが、それを使えば１話あたり２分程度ですっ飛ばせるくらいの短さです。起承転結どころか起と結の糸偏の部分くらいしかないです。それぞれのキャラクターが掘り下げられるでもなし、驚きや感動の展開があるわけでもなし、全体を通してみても、「うん、だから何？」という感想しか出てこないようなレベルのシナリオでした。

そもそも舞台が学園である必要性が皆無です。体育祭や文化祭、修学旅行、テストなどの学校らしいイベントは一切ありません。ジュブナイルだからという理由だけで学校にしたんでしょうが、全ッ然ジュブナイルになってないですしね。設定についても説得力皆無です。ラスボスも完全に意味不明でした。敵方はおろか主人公にさえ何々がしたいという目的が全くないのが問題なんだと思います。

○バトル
「敵の行動を予測する」とは名ばかりで、ほとんど運ゲーです。敵の行動可能域は表示されるので、ここに動いたらこいつの攻撃がヒットする、こっちに動いたらあいつの攻撃がヒットする……といった感じで、こちらの攻撃可能範囲を重ねて潰していくのが一番効率がいいです。
戦闘前に罠を仕掛けることもできますが、そもそも敵の初期位置がランダムなうえ、やたらと広いマップもあったりするのでほとんど意味がありません。
また敵の状態異常攻撃がウザすぎます。敵の攻撃に麻痺属性があるとして、アクセサリーで耐性をつけていない限り攻撃を食らえば１００パーセント麻痺になります。アイテムで治癒させることもできますが、たとえ治癒させたところでもう一回食らえば確実にまた麻痺になるわけですし、下手に治療しても麻痺→治癒→麻痺のループを繰り返すだけになります。

○システム
個人的にかなりイラついたポイントです。非常に不親切な作りになっていると思います。
まずＯＰ画面からして、起動の度に「はじめから」にカーソルが合っています。こんなのは序の口で、フリーバトルに出撃する際、ブリーフィングを終えてさあ出撃だとなってから、さらにもう一回出撃を選ばねばならず、さらにそこでもう一回「出撃しますか？」と聞かれる始末（加えていえばそこでもカーソルが基本「いいえ」になっているので、わざわざ「はい」に直さなければなりません）。そしてようやく出撃だと思ったら、毎回毎回垂れ流される同じムービー……スキップは可能ですが、スキップのためにスタートボタンを押さなければなりません。たかだかフリーバトルに出撃する程度のために何回入力を求めてんだと。ちなみに確認画面を表示しないとか、そういったことをコンフィグで調整できないのかなと思ったのですが、無理でした。
また仲間と一緒に訓練することで、罠の設置費用が安くなったりスキルを覚えられる数が増えたりと色々恩恵が受けられるのですが、その訓練がまた厄介です。スキップもできないミニムービー（毎回同じ）とセリフ（好感度によって多少変化するが基本同じ）を見て、終わりです。何が楽しいんですか、これ……。でも何度も繰り返しやらないとレベルが上がらないので何度も何度も見る羽目になります。
それと五感入力システムとやら。別に感情入力だけでよかったのでは？

○ＯＰ曲
何の冗談だと言いたくなるくらいド下手糞なボーカル。どうしてこれを採用した……。

COMMENT

プレイしていてなんだか転生学園幻蒼録を思い出しました。あっちも大概でしたが、プレイ中の感覚としてはまだあっちのほうが楽しんでプレイできていたような……気のせいでしょうか。

いやもうホントに、一体何がどうなってしまったんだと言いたくなるような出来でした。
どうしても九龍と比べてしまいますが、切り離して本作単体で見ても決して優れたゲームとは言えません。購入を考えている人に対しては熟考に熟考を重ねることを進言いたします。